ドメインそのままホームページをリニューアル
  • サイト引越し全般
最終更新日:
サイト引越し屋さん編集部

ドメインそのままホームページをリニューアルする方法をプロが解説

ホームページをリニューアルする際には「SEO評価を引き継ぐために今のドメインをそのまま使い続けたい」場面は多いです。

  • 今のドメインをそのまま引き継いでも問題ないのか
  • サイトの中身はそのままでドメインだけを変更できるか知りたい
  • どのようなときにドメイン変更したほうがいいのか教えてほしい

今回の記事では、累計2,500件以上のWordPress案件を対応してきたサイト引越し屋さんが、ホームページのリニューアルにおいて「ドメインをどうするべきか」解説していきます。

これからホームページのリニューアルを控えている人の参考になれば幸いです。

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ホームページのリニューアルにおいてドメインをそのまま使うことは可能

ホームページのリニューアルにおいてドメインをそのまま使うことは可能

まず前提として、ホームページリニューアルにはどのようなケースがあるか整理しておきます。

  1. リニューアル箇所はページ内コンテンツやデザインだけである
  2. サイトに新しい機能やページを追加する
  3. 社名やサービス名を変更して別の事業を行う

などによって、ドメイン変更の必要性は変わってきます。

①と②の場合は、基本的にホームページのリニューアルにおいてドメイン名を変更する必要はありません。今までの独自ドメインをそのまま使用できます。

③の場合は、ドメイン名の変更も検討したほうが良いケースです。

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ホームページのリニューアルでドメインを引き継ぐ3つのメリット

ホームページのリニューアルでドメインを引き継ぐ3つのメリット

ホームページのリニューアルにおいて、ドメインをそのまま引き継いで使用するメリットは次の通りです。

  • 現在のドメインやメールアドレスが使用できる
  • SEO評価をそのまま引き継げる
  • コストを削減できる

それぞれ確認していきます。

1.現在の独自ドメインやメールアドレスをそのまま使用できる

一つ目のメリットは、WebサイトのURLをそのまま使い続けられるところです。

https://〇〇〇.com

独自ドメインとは、上記URLの太字になっている部分を指します。

〇〇〇のところは、ドメインを購入する際に好きな文字列を指定できます。※すでに取得時に使用されている文字列だった場合は、使用できません。

たとえば、サイト引越し屋さんのURL(https://site-hikkoshi.com/)で説明すると、

site-hikkoshi.com:独自ドメイン

https://site-hikkoshi.com/:サイトURL

こういった形になります。

また、メールアドレスは以下のように独自ドメインを引用するケースが多いです。

〇〇〇@site-hikkoshi.com

したがって、独自ドメインを変更するとメールアドレスも併せて変更しなければいけません。メールアドレスを使用していたサービスやビジネスでの取引先への連絡が必要になりますね。

さらにメールアドレスの移行では、メールサーバーの切り替え作業が必要になります。メールアドレスの移行に関しては、こちらの記事で紹介しています。

もちろん、そのまま同じ独自ドメインを使い続けていればそういった作業は発生しません。

2.SEO評価をそのまま引き継げる

SEO評価をそのまま引き継げる点も大きなメリットです。

ドメインを変更してホームページのリニューアルすると、今までせっかく積み重ねたドメインの評価を受け継げません。ドメインを継続して使っていれば、余程のことがない限りSEO評価がリセットされることはありません。

もし、現在のホームページにコンテンツ(ページ)を多く追加していて一定のアクセス/集客がある場合は、ドメインはなるべくそのまま使い続けたほうが良いでしょう。

3.作業コストを削減できる

ドメインをそのまま使っていれば、余計な作業コストがかかりません。

  • 取引先やユーザーへの連絡
  • URLが記載されている書類の更新
  • メールアドレスの再設定
  • 登録内容の変更
  • ホームページ内で使用しているツールの再設定

などの面倒な作業が不要になるので、金銭的コストだけでなく時間的コストも節減できます。

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ホームページのリニューアルにおいてドメインを変更するケース

ホームページのリニューアルにおいてドメインを変更するケース

ホームページのリニューアルに伴って、下記のケースでドメイン名を変更することがあります。

  • 社名変更に伴いドメイン名を変えたい
  • サービス名を変えたのでドメイン名も合わせて変えたい
  • 事業内容に紐ずくドメインにおいて事業内容が大きく変更となった

いずれの場合も、ドメイン名の変更が検討することになるでしょう。

もちろん、現在のサイトの中身はそのままで、ドメイン名だけを変更することは可能です。
ただし、面倒な作業が発生するので、内容については事前に調べておきましょう。

こちらの記事では、WordPressを使ったサイトのドメイン変更の手順や注意点を解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

注意点①:ドメイン名を変えるとドメインパワーもリセットされる

ドメイン名を変えると、新規のドメインで運営をスタートすることになります。
そのため、今までのSEO評価(ドメインパワー/ドメインエイジ)がリセットされます。

新しくGoogleに認識してもらうためには、一定の時間がかかります。

旧ドメインからのSEO評価を引き継ぐには、リダイレクトという方法があります。
新しいドメインへ評価が引き継がれるまで2週間〜1ヶ月ほど時間がかかります。

注意点②:被リンクの効果がなくなってしまう

変更する前の旧ドメイン名でもらっていた被リンクの効果がなくなる可能性があります。

ドメインを変更すると、URLが今までと異なるのでうまくリンクできなくなるからです。せっかくの被リンク効果が無くなってしまいます。

もし、外部からの効果的な被リンクをもらっているのであれば、先ほど紹介したリダイレクトの対応は済ませておいたほうが良いでしょう。

注意点③:ドメイン変更すると外部ツールの再設定や広告の張り替えが発生する

Googleアナリティクスやサーチコンソールなどの外部ツールを使用している場合、各ツールの再設定が必要になります。

再設定の手順については、こちらの記事を参考になるはずです。

いずれもそこまで面倒な作業ではありませんので、忘れずに済ませておきましょう。

また、ASPやアドセンスなどのアフィリエイトをやっている場合にも、新たにドメインを登録して広告を張り替え直す必要があります。

ASPに関しては各社対応が異なるため、広告の張り替えが必要かどうかヘルプデスクに確認すると安心です。

ホームページリニューアルでドメイン移管する必要性

ホームページリニューアルでドメイン移管する必要性

ホームページをリニューアルするタイミングで、ドメイン移管の必要性を確認しておきましょう。

ドメイン移管とは、現在のドメインを管理している会社(ドメインレジストリ)を他の会社へ移すことを言います。

代表的なドメイン管理会社には、お名前.com、ムームードメイン、バリュードメイン、ウルトラドメイン、スタードメインなどがありますね。

ドメイン移管することで得られるメリットは、「年間の管理費を抑えられる」、「他のドメインと一括して管理できる」などが挙げられます。

また、現在の管理会社にてドメイン管理も委託している場合には、ドメインを引き継ぐためにドメイン移管が必ず必要になるのでご注意ください。

ドメイン移管に興味がある場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。

ホームページリニューアルでサーバーを移転する必要性

ホームページリニューアルでサーバーを移転する必要性

ホームページをリニューアルで、サーバーの乗り換えを考えても良いかもしれません。

サーバーを移転することで得られるメリットは、「年間のコストを抑えられる」「ホームページの表示スピードがアップする」「サポートが充実している」などが挙げられます。

例えば、現在契約しているレンタルサーバーに対して次のような不満はありませんか。

  • サイトの表示スピードが遅い
  • 管理画面がわかりづらい
  • サポート体制に不安がある
  • 頻繁にサーバーが落ちる(メンテナンスが多い)

こういった場合は、ホームページのリニューアルのタイミングで新サーバーへの引越しを考えてみても良いと思います。

サーバーの移転は自力で行うことも可能ですが、手間や時間がかかります。
ご自身での作業に不安がある場合は、弊社までご相談くださいませ。
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ホームページリニューアルにお勧めのWeb制作会社

現在のホームページに不満がありつつも、自分で新しいサイトを作るのは難しい。
そんな時はプロの手を借りるのも一つの手です。

例えば、kabetee(カベティー)さんや株式会社エクセレントさんであれば、ホームページリニューアルの受注/相談実績も多いですし、要望に沿ったデザインにも対応可能です。

茨城県にある合同会社Reedさんは、豊富なプランに加えて関東近郊限定で対面サポートにも対応しています。また、デザインこねこ株式会社さんには独立や起業をデザインで応援する「おまかせライトプラン」があり、リーズナブルに利用できそうです。

株式会社ウェブスタイルさんはホームページ制作に加えて、保守管理にも力を入れています。

このように、ホームページ制作会社さんにはそれぞれ特徴があります。

もし、ホームページのデザインをどこの制作会社に依頼するか迷っている方は、上記の制作会社をご依頼先の候補に加えてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

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