メールサーバー移行3つの流れとメールソフトの設定方法を解説(2021年最新)

メールアドレスの移行

Webサイトを新しいレンタルサーバーに引越しする際、メール機能を使っている場合はメールサーバーの移行(メールアドレスの移行)も合わせて必要になります。

メールサーバーを移行するには、メールソフトの設定が発生するのはもちろんのこと、サーバー切り替えのタイミングも注意が必要です。

メールソフト関連の設定を誤ってしまったり、サーバー切り替えのタイミングを間違えると、「メール機能が使えない」「受信メールを消失する」などのリスクがあります。

そこで本記事では、メールサーバーを移行する場合のメールソフト設定のタイミングや、サーバー切り替えの流れについて解説いたします。

本記事で紹介している内容は、WordPress専門のサーバー移転代行業者である私たちサイト引越し屋さんでも使っている手法になります。是非、参考にしてみてください。

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どんな時にメールサーバーの移行が必要なのか?

本題に入る前に、まずはメールサーバーの移行が本当に必要なのか確認です。メールサーバーの移行が必要なのは、Webサイトの引越しなどによりメール機能を使用するサーバーが変更となる時です。

たとえば、今までロリポップサーバーでWebサイトとメール機能を使っていて、どちらもエックスサーバーに移行したいとします。この場合、Webサイトだけ移行してもメール機能は使えなくなってしまいます。

新しいサーバーにメールアドレスを追加して、メールソフトにも再設定する必要があります。

ただし、もともとWebサイトとメール機能を別々のレンタルサーバーで運用している場合であったり、サーバー移転でWebサイトだけ引越してメール機能は引き続き同じサーバーを使うケースであれば、メールサーバーの移行は必要ありません。

メールサーバーの移行が必要なケース
 ⇒メール機能を利用するサーバーを変更する場合
メールサーバーの移行が必要ではないケース
 ⇒Webサイトとメール機能のサーバーを分けていたり、メールサーバーの変更がない場合
※GmailやYahoo!メールなどの無料で使用できるフリーメールについては、メールサーバーの移行作業は不要です。

メール機能には「メールソフト」と「Webメール」の2種類があります。


サーバー移転におけるメールの設定では、大きく2つのパターンに分かれます。PCにインストールして使う「メールソフト」を利用しているか、レンタルサーバーが提供する「Webメール」を利用しているかです。

メールソフト
 ⇒パソコン内のソフトを使って行うメール機能(Thunderbird、Outlookなど)
Webメール
 ⇒レンタルサーバーの管理画面にて行うメール機能
 ⇒GmailやYahoo!が提供するメール機能
なお、本記事では主にレンタルサーバーが提供するWebメールを使っているケースを想定して解説しています。Webメールではなく、パソコンにインストールするメールソフトを利用している場合、本記事の方法では移行できません。既存のメールは、現在使用しているパソコンや特定のメールサーバーに保存されています。

レンタルサーバーによっては、過去のメールデータをエクスポート出来ない業者もあります。仮に旧サーバーにてエクスポートが出来たとしても、移行先のサーバーでインポート出来ない可能性があります。この辺りは事前に確認が必要です。

または、さらに抜本的な手段として、この機会にメールソフトの利用に切り替えるという方法もあります。メールソフトであれば今までのメールを一気に受信できるので、新旧サーバーのメール引き継ぎも可能です。

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メールサーバー移行の流れ(レンタルサーバーのWebメール)

メールサーバーを移行する際、大きく分けて以下の作業が発生します。

  1. 移転先サーバーにてメールアドレスの発行
  2. ネームサーバー(DNS)の切り替え
  3. メールソフトの設定

STEP1:移転先サーバーにてメールアドレスの発行

まずは新しいレンタルサーバー(移転先のサーバー)にて、メールアドレスを発行します。

レンタルサーバーにメールアドレスを登録するには、事前にドメイン設定しておく必要があります。

各社のメールアドレスの発行方法は下記をご参考ください。

その他のレンタルサーバーでも、「レンタルサーバー名+ドメイン追加作業」や「レンタルサーバー名+メールアドレスの発行」で検索すると情報が出てくるかと思います。

STEP2:ネームサーバー(DNS)の切り替え

メールアドレスの設定が完了したら、次はネームサーバー(DNS)の切り替えを行います。
この作業を行うと、旧サーバーから新サーバーへメールサーバーの稼働が切り替わります。あなたのWebサイトと新サーバーを紐づける作業です。

※なお、切り替え前にWebメールの受信設定は、POP(メールソフト内にメールデータを残す)設定にしておいてください。IMAP(メールソフト内にメールデータを残さない)設定にしていると、サーバー切り替えと同時にメールソフト内の過去メールが消失してしまいます。

設定方法は各社のヘルプページをご参考ください。

その他のドメイン管理会社でも「ドメイン管理会社名+ネームサーバーの設定」で検索すると情報が出てくるかと思います。

なお、メールサーバー移行とともにWebサイトの引越しもする場合は、引き続き下記の注意点もチェックしてください。

STEP3:メールソフトの設定(新規アカウント追加)

ネームサーバー(DNS)の切り替えが終わったら、最後はメールソフトの設定をします。

主な設定項目は下記です。各社のヘルプページを元に設定を進めましょう。

  • POP/IMAPサーバー名(ホスト名)
  • SMTPサーバー名(ホスト名)
  • ユーザー名(アカウント名)
  • パスワード
  • ポート番号

その他のレンタルサーバーでも、「レンタルサーバー名+メールソフトの設定」で検索すると情報が出てくるかと思います。

ネームサーバーを切り替える適切なタイミング


なお、ネームサーバー切り替えの注意点として「反映までの待ち時間」が挙げられます。ネームサーバーを切り替えたとしても、すぐに新サーバーに切り替わるわけではありません。完全に反映されるまでには、およそ数時間~24時間かかると言われています。

反映されるまでは、新旧サーバーを行き来するような形になるため、ネームサーバーの切り替え直後は旧サーバーにメールが届いたり新サーバーにメールが届いたりします。

上記を踏まえ、ネームサーバーを切り替えるタイミングに関しては、アクティブユーザーの少ない深夜の時間帯に切り替える、土日が休みであれば金曜日の終業後に切り替える、などがお勧めです。

Webサイトの確認忘れに注意!


ネームサーバーを切り替えるとメールサーバーだけでなく、Webサイト(Webサーバー)も同時に切り替わります。そのため、Webサイトも引越す場合はサーバー切り替え前に両者が正しく移行できているか確認してから切り替えるよう注意してください。

ちなみに、Webサイトを引越す際、ネームサーバー切り替え前に新サーバーにて事前にWebサイトの表示・動作確認をすることも可能です。その方法はこちらをご参考ください。

以上、サーバー移転に伴うメールサーバー移行&メールソフト設定についてでした。
最後までお読みいただきありがとうございます(^ ^)

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