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お名前.com共用SDサーバーで肥大化したDBデータをエクスポートする方法
お名前.com共用SDサーバーでDBデータがエクスポートできず困っていませんか?
お名前.com共用SDサーバーはデータベースがエクスポートしづらい仕様になっています。
そのため、サーバー移転などでは苦労することが多いです。
ですが、やり方がないわけではありません。
本記事では、お名前.com共用SDサーバーにてDBのデータが大きくなり過ぎてエクスポート出来ずに困っている方に向けて解説した内容になっています。
「お名前.com共用SDサーバーから他社へWordPressを移転したい」
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目次(クリックで飛べます!)
お名前.com共用SDサーバーがDBエクスポートしづらい理由
まず前段として、DBがエクスポートしづらい理由を一通り書いておきます。
- DB管理ツールであるphpMyAdminが標準で搭載されていない
- データベースは自動バックアップの対象外
- バックアッププラグインを使用してもエラーが起きやすい
- SSH等でデータベースに直接アクセスが出来ない
最近、多くのレンタルサーバーではDBを手軽に編集・管理できるよう、phpMyAdminが標準で搭載されているところが多いです。ですが、お名前.com共用SDサーバーには搭載されていません。
また、お名前.com共用SDサーバー側で自動保存してくれるバックアップには、データベースのデータが含まれていません。
そのため、バックアップから取得することができません。
お客様のドメイン名配下の領域が対象となりますので、以下はバックアップ対象外です。
・メール
・データベース
・filesフォルダ
・analyzeフォルダ
プラグインにてバックアップを取れるかというと、これまた肥大化した多量のデータベースの場合、お名前.com共用SDサーバーではプラグインがエラーを起こしてバックアップ出来ないケースが多いです。
では、SSH等でデータベースに直接アクセスすればいいかというと、お名前.com共用SDサーバーではデータベースへの直接アクセスが出来ない仕様になっています。
共用サーバーでは、セキュリティー上の観点からWebサーバー経由のアクセスに限定いたしております。
お名前.comにてデータベースをエクスポートする方法
先ほどのような状況下において、お名前.com共用SDサーバーでデータベースをエクスポートするには、phpMyAdminを手動でインストールする方法が挙げられます。
ただし、データベースのデータ量が大量にある場合には、phpMyAdminを用いてもエラーが起きてしまったり、うまくエクスポート出来たように見えてもデータが漏れていることがあります。
完全なデータがエクスポート出来ているかどうか確認するためには、エクスポートしたMysqlファイルをテキストエディタ等で開き、最終行を見てください。
/*から始まるコードが3行ほど書かれていたら完全なデータと思っていただいて大丈夫です。
うまくいかなかった場合は下記の方法を試してください。
大量のDBデータをphpMyAdminでエクスポートする方法
phpMyAdminを使って普通にエクスポートしてもうまくいかない場合、データを分割して少しずつエクスポートすることでうまくいきます。
具体的には、エクスポート画面で「すべての行をダンプする」ではなく「ダンプする行」を選び、「行数」と「開始行」複数回に分けてエクスポートしましょう。
本記事は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。