別々のサーバーで利用
  • コラム
最終更新日:2019年5月27日

独自ドメインをメインとサブのサイトで別々のサーバーで利用する方法

メインのコンテンツ(sample.com)と、メインとは別に作るブログ等のサブコンテンツ(blog.sample.com)をそれぞれ別のサーバーに割り当てる、そんなことは可能でしょうか?

結論からいうと、可能です!

通常であれば、取得したドメインはネームサーバーで紐づけたサーバーでしか使用することはできません。ですが、サブドメインを利用し、適切なDNSレコードの設定を行えば、メインはAサーバーに、サブドメインはBサーバーに設置することが可能です。

この設定は通常、ドメインを管理しているドメイン管理会社の管理画面上で行います。または、既にネームサーバーをどこかのレンタルサーバーに向けている場合には、そのレンタルサーバーのDNS設定画面にて行います。

DNSレコード設定画面を表示させ、エントリ名にサブドメイン名(自由に決められます)、レコードタイプは「A」、「データ」に設置しているWEBサーバーのIPアドレスを入力して追加すると、そのサブドメインへのアクセスは、設定したWEBサーバーの情報を見るように振り分けられます。

こうした方法を使えば、aaa.comは自サーバーにWordPressで作成し、LPのlp.aaa.comはペライチで作成、blog.aaa.comのブログはLivedoorブログを利用するなどといったことも可能になります。
ドメインの統一性を持たせながら、様々なサービスを利用できるので便利ですね。
※ただし、自分のドメインを利用できるサービスに限られます。

ただし、このDNS設定は上級者向けとも言えるでしょう。設定方法を間違えると、メインのサーバーもサブドメインも両方アクセスできなくなってしまうので要注意です。

ご自身で設定される際には、TTLを短くして出来るだけ反映までの時間を短縮し、万が一設定を間違えてしまってもすぐに対応できる状態にしておくことをお勧めいたします。

ご不明点ございましたら、ご相談は無料ですので、
是非お気軽にご相談くださいませ(^ ^)
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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

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