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サイト引越し屋さん編集部
【画像付き解説】phpMyAdminでのDBエクスポート完全解説
こんにちは、日本で最も利用されているWordPressの引越し&保守管理サービス『サイト引越し屋さん』です。
WordPressを運用していると、サーバー移転やバックアップ作業などで、Mysqlデータベース(DB)のエクスポートやインポートが必要なときってありますよね?
そんなときは、データベース管理ツールである「phpMyAdmin」を使うと便利です。
この記事では、phpMyAdminを用いたデータベースの移転方法とその手順について解説しています。ぜひ、参考にしながら作業を進めてみてください。
「DB移転作業を自分で行うのが面倒くさい。」
「自分で移転作業をおこなって間違うのが不安。」
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目次(クリックで飛べます!)
Mysqlデータベースを移転するために
WordPressのデータベースとなるMysqlデータベースを移転するためには、phpMyAdminというデータベース管理ツールを利用します。多くのレンタルサーバーではphpMyAdminが標準で備わっています。もし無い場合は自力でインストールする必要があります。
インストール手順についてはこちらの記事が参考になります。
phpMyAdminへのログイン方法
それでは、ここからはphpMyAdminの具体的な操作方法について触れていきます。
phpMyAdminを操作するには下記のログイン情報が必要です。
まずは下記の情報を確認していきましょう。
- データベースユーザー名
- データベースパスワード
- (データベース名)
- (データベースホスト名)
上記のログイン情報は、レンタルサーバーの管理画面で確認いただくか、または、FTPソフトでサーバーに接続しルートドメイン直下にある「wp-config.php」からも確認できます。
テキストエディタで開くと「wp-config.php」の30~50行目辺りに以下の記述があります。
※エディタがない場合はメモ帳アプリでも開けます。
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', '●●●●●');
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', '●●●●●');
/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', '●●●●●');
/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', '●●●●●');
次に、ログイン方法についてです。
phpMyAdminへのログインはレンタルサーバーの管理画面から出来ます。
以下、代表的なレンタルサーバーのphpMyAdminログイン方法をご紹介します。
※ここでご紹介していないサービスでも、ログインの方法は似ていることが多いです。
さくらインターネットでのphpMyAdminログインの流れ
まずはサーバコントロールパネルにログインします。
左メニュー「アプリケーションの設定」>「データベースの設定」に進みます。
データベース一覧の中から該当するデータベースを探し、「管理ツールログイン」をクリックしてください。
最後に、wp-configに書かれた情報を入力してログインします。
※phpMyAdminのログイン情報が分からない場合はをこちらを参考に。
ロリポップでのphpMyAdminログインの流れ
まずはユーザー専用ページ(サーバー管理画面)にログインします。
「サーバーの管理・設定」>「データベース」に進みます。
データベース一覧の中から該当するデータベースを探し、「操作する」をクリックしてください。
「phpMyAdminを開く」をクリックしてください。
最後に、wp-configに書かれた情報を入力してログインします。
※phpMyAdminのログイン情報が分からない場合はphpMyAdminのログイン方法を参照
エックスサーバーでのphpMyAdminログインの流れ
まずはサーバーパネルにログインします。
「データベース」>「phpmyadmin(〇〇〇〇)」に進みます。
最後に、wp-configに書かれた情報を入力してログインします。
※phpMyAdminのログイン情報が分からない場合はphpMyAdminのログイン方法を参照
Mysqlデータベースのエクスポート方法
phpMyAdminにログインしたら左側の項目からデータベースを選択し、データの一覧が表示されている画面上で「エクスポート」をクリックします。
エクスポートの設定画面に移動したら、以下の2点を設定してください。
- 「DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTIONを追加」にチェック
- 作成するクエリの最大長を「1000」に変更
なお、サイトの規模が大きく数百記事~数千記事に及ぶ場合には、圧縮形式を「zip形式」でのエクスポートをお勧めします。
Mysqlデータベースのインポート方法
最後に、先ほどエクスポートしたMysqlデータのインポート方法です。まずは先ほどと同じ要領で移転先サーバーのphpMyAdminにログインし、今度は「インポート」をクリックします。
インポート設定の画面に移動したら画面上部の「参照」ボタンをクリックし、先ほどエクスポートしたファイルを選択します。それが終わったら画面右下の「実行」ボタンをクリックします。
実行ボタンを押し、「インポートは正常終了しました。○○○○個のクエリを実行しました」という表示が出たら、正常にインポートが完了です。
エクスポート、インポートでエラーが出る場合
以上、phpMyAdminでMysqlデータベースをエクスポート&インポートする方法とその手順になります。少しでも参考になれば幸いです。
なお、上記の方法にてうまくいかなかった場合は以下もご参考ください。
「DB移転作業を自分で行うのが面倒くさい。」
「自分で移転作業をおこなって間違うのが不安。」
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この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
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