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サイト引越し屋さん編集部
【POP接続】メールサーバー移転時のGmail設定変更方法
「Webサイトをサーバー移転するにあたりメールサーバーも移転することになった。」
「メールサーバーの容量が足りないので、もっと容量の多いサーバーに移転したい。」
などの理由からメールサーバーを移転するケースがあるかと思います。
そんなときに発生するのがメールソフトの設定変更です。
メールサーバーが変わるということはメールソフト側で設定している接続先のサーバー等も変更が必要になります。
本記事では、そういったメールサーバー移転時のGmail(POP接続)パターンの設定変更方法について解説しています。
「Webサイト移転とともにメールアドレスも移行が必要になった。」
「メールサーバーの容量が足りないので新しいメールサーバーに移転したい。」
そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
メールアドレスの移行作業を代行させていただきます。
些細なご質問などでもお気軽にご相談くださいませ^^
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本記事が対象とするメールソフトの条件
本記事では、下記の条件を想定しています。
- メールソフトはGmailを使用している
- サーバーへの接続方法はPOP接続である
②について、もしPOP接続ではなくIMAP接続の場合は設定方法が異なるためご注意ください。
Gmailの設定変更を行うタイミング
次に、メールソフトの設定変更を行うタイミングについてお話します。
ちなみに、メールサーバー移転全体の流れについてはこちらの記事が参考になります。
メールソフトの設定変更を行うタイミングで最適なのは、メールサーバーの切り替え(DNS変更)を実施して切り替えが反映(切り替えから数時間~最大24時間経過)された後になります。
なぜなら、サーバー切り替え前にメールソフトを変更すると旧サーバーに届いたメールを紛失してしまう可能性があるためです。
また、切り替えは新旧サーバーに不連続で接続する時間帯が発生するため、切り替え直後ですとやはり旧サーバーに届いたメールを紛失する危険性があります。
そのため、サーバーが完全に切り替わったあとに、まずは旧サーバーの設定の状態でメールの送受信を行い、その後にメールソフト内の設定を新サーバーのものに変更すれば、メールを紛失する心配がありません。
Gmailの設定変更に必要な情報
メールソフトの設定を変更するにあたり、必要な情報は下記3点です。
- 受信サーバーのアドレス
- 送信サーバーのアドレス
- メールアドレスの新しいパスワード
①②のサーバーアドレスについては、レンタルサーバーを契約した際に送られてくる契約完了通知メールに記載されているケースが多いです。
または、サーバーの管理画面から確認できるところも多いです。
③については、新サーバーでメールアドレスを発行する際に、旧サーバーで使っていたパスワードと同じ内容を登録した場合には今回不要になります。
新しいパスワードを登録した場合は必要になります。
Gmailの設定変更方法
では、ここからは具体的なメールソフト設定変更の方法を解説していきます。
まずはGmailを開いてください。
開いたら画面右上の「歯車マーク」をクリックし、表示されるメニューの中から「すべての設定を表示」をクリックします。
すると設定一覧ページが表示されるので、上部メニューの左から4番目「アカウントとインポート」をクリックします。
「アカウントとインポート」の設定画面が表示されたら、設定を変更していきます。
変更箇所は2ヵ所あります。順番にご説明していきます。
1つ目:送信サーバーの設定変更
まず1つ目は送信サーバーの設定変更です。
先ほどの「アカウントとインポート」という画面で「名前:」という項目があります。
その中に今回設定を変更したいメールアドレスがあるかと思うので、右にある「情報を編集」をクリックします。
すると下記のような画面が別ウィンドウで表示されるかと思うので、「次のステップ」を押してください。
次はメール アドレスの編集画面が表示されますので、最初に用意した送信サーバー情報を「SMTPサーバー」欄に入力、パスワードも同様に新しいものを入力します。
それ以外の入力欄は基本的に変更する必要はありません。
※ポート番号が変更となった場合や、暗号化通信有無の変更があった場合は必要になります。
入力できたら、右下の「変更を保存」をクリックすれば送信サーバーの設定変更は完了です。
2つ目:受信サーバーの設定変更
次に2つ目の受信サーバーの設定変更についてです。
再度「アカウントとインポート」画面に戻ってください。
「アカウントとインポート」画面に戻ったら、「他のアカウントのメールを確認:」欄の中から今回設定変更を行うメールアドレスの「情報を編集」をクリックします。
今回は最初に用意した受信サーバー情報を「POPサーバー」欄に入力、パスワードについては先ほどと同様です。
それ以外の入力欄は基本的に変更する必要はありません。
※ポート番号が変更となった場合や、暗号化通信有無の変更があった場合は必要になります。
入力できたら、右下の「変更を保存」をクリックすれば受信サーバーの設定変更も完了です。
以上にて、Gmail(POP接続)の設定変更はすべて完了となります。
念のためメールの送受信ができるか試しておきましょう。
Gmailの設定変更がうまくいかない場合
先ほどの設定変更で正常に完了できずエラーが起きた場合、下記の原因が考えられます。
- レンタルサーバー側でメールアドレスの発行が正常に完了していない
- メールソフトに入力した情報に誤りがある
- 移転先サーバーのポート番号が変わっている
上から順番に確認を進めれば解決できるかと思います。
もしご自身での解決が難しい場合は私たちサイト引越し屋さんでもメールアドレスの移行作業を代行していますので、お気軽にご相談ください。
「Webサイト移転とともにメールアドレスも移行が必要になった。」
「メールサーバーの容量が足りないので新しいメールサーバーに移転したい。」
そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
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この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
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