- WordPress
サイト引越し屋さん編集部
WordPress引越しにおける3つのリスクをプロが解説
なにか物事を進める時は何でもそうですが、事前にリスクを想定しておくことが大事です。WordPressの引越しも例外ではありません。
WordPressの引越しを検討される方は、以下の3つのリスクを考慮しておくと良いでしょう。
- データ損失リスク
- SEOへの影響
- URL構造変更リスク
なお、ここでのWordPress引越しとは、A社のサーバーからB社のサーバーに移転することを意味となり、ドメインの変更は行わない前提での話になります。
「WordPressサイトを別のレンタルサーバーに移転したい」
「自分で作業すると失敗しそうで怖いので外注化したい」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが作業を代行いたします。
目次(クリックで飛べます!)
データ損失リスク
WordPressで作られたウェブサイトというのは、サーバー上にあるWordPressを稼働させることで動いています。そのため、新しいサーバーでウェブサイトを移すにはWordPressをそっくりそのまま移す必要があるわけです。
ですが、WordPressは「サーバーデータ+Mysql」の2つで構成されており、これらを新しいサーバーに移行する際に扱いを間違えるとデータを損失する恐れがあります。
ただ移行用のデータが損失するだけならマシですが、旧サーバーの元データごと無くなってしまては一大事です。WordPressを引越しするどころか、サイトを復旧できなくなってしまいます。それを防ぐためには、必ずバックアップを取っておきましょう!
いくつかのレンタルサーバーのバックアップ方法はこちらを参考に。
・ロリポップでWordPressのバックアップを取る方法
・さくらのレンタルサーバでWordPressバックアップを取る方法
SEOへの影響
WorPress移転で考慮すべきリスクの2つ目にSEOへの影響があります。
基本的にWordPressを引越しされる方というのは、現在のサーバーに不満を持っていて、もっと良い環境を求めて移転するケースがほとんどです。その場合、サーバーの性能(サイト表示スピード.etc)が上がることでサイトのSEO評価も上がる可能性があります。
気を付けなければいけないのが、逆のケース。
たとえば、現在のレンタルサーバーの利用料が高く、もっと安いレンタルサーバーに乗り換えしたい場合など。この場合には、サーバーの性能が下がる可能性があるので、それに伴ってサイトのSEO評価も下がってしまう危険性があります。
単純にお金だけで決めないほうがいいですね、、、
URL構造変更リスク
WordPress3つ目のリスクは、URL構造変更リスクです。
このリスクは、WordPressをサブディレクトリ(例:http://sample.com/wp/)に設置している方が主な対象になります。ですので、ドメイン直下にWordPressを設置している方は気にしなくて構いません。
旧サーバーでWordPressをサブディレクトリで設置していた場合、当たり前ですが新しいサーバーでも同じサブディレクトリに移す必要があります。そうしないとWordPressが稼働しません。
もちろん、WordPressの設置場所を変更したい場合には、WordPressアドレスを変更することで変えることもできます。その場合は、正しい手順で進めてから違う場所に移すようにしましょう。
まとめ
本日はWordPress引越しの3つのリスクをお話しました。
どのリスクも、サイト運営に多大な影響を与える大きな課題です。WordPressを引越しする前には、必ずこれら3点のリスクを知ったうえで進めるようにしましょう。
もし自身での移転作業が不安な場合はサイト引越し屋さんにご相談を!
「WordPressサイトを別のレンタルサーバーに移転したい」
「自分で作業すると失敗しそうで怖いので外注化したい」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが作業を代行いたします。
この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
本サイトにてご提供している情報については、最新かつ正確な情報を提供するよう努力していますが、情報の正確性や完全性を保証するものではございません。また、コンテンツには一部プロモーションが含まれております。本サイトの情報を利用することによって生じたいかなる損害に対しても、当社は責任を負いかねます。情報をご利用される際は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い致します。