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最終更新日:2019年6月7日

WordPressをサーバー移転するとアクセス数は減る?増える?

WordPressでサイトを運営していてアクセスが思うように増えないと不安になることってありますよね?

ウェブサイトは公開してから半年間は無風とか、100記事書いてから初めてスタートとか、結構厳しい意見も見かけます。

ただ、検索エンジンからのアクセスというのは、ある時期を境に一気に伸びるケースも多く、ひとたび伸び始めると順調に右肩上がりになることが多いです。

それでも途中で伸び悩んでしまう場合には、サイトコンテンツだけの問題ではなく、契約しているレンタルサーバーに原因があるのかもしれません。

本記事ではサーバー移転とアクセス数についてご紹介いたします。

WordPressのレンタルサーバーを変えるとアクセスは増えます。

先に結論を言ってしまうと、WordPressをサーバー移転するとアクセスは増加します。これは弊社のクライアントさんも経験していることですし、弊社のアフィリエイトサイトでも実証済みです。

ただし、アクセスが増えるのはより良いサーバーに移転した場合です。

現在契約しているサーバーより質の悪いサーバーに移転した場合、逆にアクセスが減る可能性もあります。その原因を解説していきましょう。

サーバー性能の肝は「サイトの表示スピード」

サーバーの性能とか質とか、いったい何を意味してるの?と思うかもしれませんが、誤解を恐れず言えば「サイトの表示スピード」に集約されます。

エックスサーバーやWPXのようにサイトの表示スピードが早いレンタルサーバーに移転すればアクセスは伸びますし、逆に、月額100円などの格安サーバーに移転すればアクセスが減る可能性もあります。

なぜ表示スピードの早いサーバーだとアクセスが増えるのでしょうか。

サイトの表示スピードがSEOに多大な影響を与える

サイトの表示スピードがそんなに?!と思われる方もいるでしょうが、実は近年、サイトの表示スピードの重要性は非常に高まっています。

その例に、3秒以内にサイトを表示しないとユーザーが離脱するとされる「3秒ルール」まで登場しました。近頃はもっと短くなったとさえ言われています、、、

ここから分かることは、どんなに良いコンテンツを作ってもサイトの表示スピードが遅いと見てもらえない、ということです。

サイトの表示スピードは第一関門なんです。だからこそ、グーグルもSEO評価の1つとしてサイトの表示スピードを重視しています。

さらに相乗効果も見込める

また、サイトの表示スピードが上がることで、さらなる相乗効果も見込めます。

たとえば、今までは離脱してしまっていたユーザーが他の記事も見ることで「PV数」が増えたり、それに伴って「PV/セッション」や「滞在時間」も良くなります。

PV数が増えればサイトの収益が伸びるのは間違いありませんが、その他の項目が改善されることで、SEO的な評価が高まる可能性があるのです。

つまり、直接的なアクセス数の増加と、検索順位の上昇による間接的なアクセスの増加の両方が見込めます。

サイトの成長に合わせてサーバーも乗り換えを!

最後に、サーバー移転業者として、はたまたアフィリエイターとしてアドバイスさせていただくと、レンタルサーバーはサイトの成長に合わせて乗り換えることをお勧めします。

もちろん、最初は格安のレンタルサーバーから始めても全然オッケーです。でも、サイトが成長してアクセスが増えてきたら、レンタルサーバーも良いものに変えてあげましょう。

ウェブサイトは子供に似ています。子供も大きくなったら広い家、広い部屋に引越さないといけませんよね?ウェブサイトにも是非、同じように接してあげてください。

この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

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