
- 独自ドメイン・サーバーの選び方
WordPressの表示スピードが速くなるレンタルサーバー
WordPress引越しの代行業をやっていると「サイトの表示スピードが遅くて困っています。」や「もっと速いレンタルサーバーないですか?!」という相談をよくいただきます。
Googleの公式発表によりサイトの表示スピードはSEO評価、検索順位に影響するとされ、現在非常に重要なポイントの1つです。そもそも、表示が遅いサイトはユーザーから相手にされません。特に、表示に3秒以上かかるサイトは見られないとまで言われています。
大事なサイトの表示スピードですが、速度を上げるにはどこのレンタルサーバーが良いのでしょうか?
本記事ではWordPressの表示速度を上げるためのレンタルサーバーをご紹介いたします。
目次(クリックで飛べます!)
まずは表示スピードの測定を!
まずはサイトの現状を把握しましょう。なぜなら、もし現状に問題なければ移転する必要がないからです。
表示スピードの現状分析には下記のツールを使用します。
>>GTmetrix
GTmetrixに飛びましたら、ページ真ん中にあるフォームに分析したいサイトのURLを入力し「Analyze」を押します。
すると下記のように分析結果が表示されます。ここで注目すべきはページのロード時間(Fully Loaded Time)です。これがサイトの表示スピードになります。
この数値が3秒(3.0s)を切っていることが理想です。4秒以内でもギリギリセーフ。5秒や6秒という結果が出た場合は完全にアウトです。サイトの表示スピードが遅いせいで、ユーザーの離脱が起きていたり、検索順位が上がりにくくなっている可能性があります。
その場合は下記どちらかのレンタルサーバーへの引越しをお勧めします。
WordPressの表示スピードならここが2強!
現在国内にあるレンタルサーバーの中でも、WordPressの表示スピードだけを考えるなら下記どちらかのサーバーが最強です。
- エックスサーバー
- wpX
ロリポップやミニバード、ハッスルサーバーなど、ビギナー向けのレンタルサーバーを使っていた方からすると、その差は一目瞭然です。
ユーザーが見るサイトの表示スピードが速いのはもちろんのこと、私たちサイト管理者側が見るWordPress管理画面の表示スピードも速いです。
表示が遅いサーバーだと、管理画面の動きや表示がもっさりしてイライラすることがあると思いますが、エックスサーバーやwpXにでは、そんなストレスから開放されます。
どちらを選べば良い?
ただ、2つのレンタルサーバーを同時に紹介するとどちらにしようか迷ってしまうと思います。ですので、先ほど挙げた2つのレンタルサーバーの選び方をご紹介いたします。
複数サイトを運営するならエックスサーバー
エックスサーバーは一番安いプランだとしても「WordPressを50個まで保存可能」「合計月間100万PVまで耐えれる」という特徴を持っています。そのため、ある程度の規模のサイトを複数運営したい方にはピッタリです。
1つのサイトをじっくり育てるならwpX
wpXには「レンタルサーバー」と「クラウド」の2つのタイプが用意されていますが、クラウドがお勧めです。wpXレンタルサーバーのほうはエックスサーバーと同じ料金にもかかわらずWordPressの設置は10個まで、さらにアクセスの耐久性も落ちます。
ですが、wpXクラウドのほうは1つの契約で1つのWordPressしか運営できない代わりに、PV数に合わせてプランの変更ができます。まだPV数が少ないうちは安いプランを使い、PV数が多くなってきたらアップグレードすることができるのです。
そのため、1つのサイトをじっくり育てていきたい方にはwpXクラウドがお勧めです。
「WordPressをサーバー移転して表示スピードを速くしたい。」
「自分で移転作業をしてデータが壊れたら不安。」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
移転先サーバー選定のご相談なども受け付けております。
この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。