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サイト引越し屋さん編集部
DuplicatorによるWordPress引越しに注意!お勧めできない3つの理由
あなたは、WordPressのDuplicatorというプラグインを使ってWordPressのサーバーを移転しようとしていませんか?
その名の通り、Duplicatorはサイトのデータを複製(duplicate)できるプラグインです。
たしかに、Duplicatorは誰でも手軽に利用できますが、その反面デメリットもいくつかあります。
私たちはWordPress引越し代行の専門業者ですが、プラグインは使わずに、もっと確実な方法で引越し作業を行っています。
そんなサーバー移転業者だからこそお伝えできるDuplicatorの問題点や、Duplicatorのプラグインを使わないで、確実に移転するための方法について解説します。
※当記事ではDuplicatorの使い方は解説しておりません。
「WordPressを別のサーバーに引越ししたい。」
「自分で作業して不具合が出たら不安だ。」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが引越し作業を代行いたします。
目次(クリックで飛べます!)
Duplicatorプラグインをお勧めできない3つの理由(デメリット)
早速ですが、Duplicatorをお勧めできない理由は以下の3つです。
(後日追記)
- 管理画面が英語表記で分かりづらい
- WordPressやサーバー環境によって正常に動かない場合がある
- 移転するデータ数を目視で確認できない
- (追記)セキュリティに問題がある
それぞれ解説していきますね。
①管理画面が英語表記で分かりづらい
まず1つ目の問題点は管理画面が英語表記という点です。
下記の画像はプラグインの公式サイトから引用したもので、Duplicatorの管理画面イメージになります。
管理画面が英語表記だと項目やボタンの意味が理解できず、設定や起動で支障をきたす可能性があります。
ネットで公開されている手順記事を参考にすることもできますが、いざ問題が起きたときの対処も一苦労です。
また、管理画面だけでなくプラグインの公式ページも英語表記になっているため、もし何かわからないことがあっても英語によるヘルプを確認しなければいけません。
英語に不慣れな方には難しいですね。。。
②WordPressやサーバー環境によってエラーが出る
Duplicatorは環境によって、エラーが発生し正常に動作しないケースがあります。
Duplicatorプラグインは、どんなWordPressにも万能に機能するわけではありません。こちらの公式サイト(Duplicator – WordPress Migration Plugin)を見ると、2021年3月現在でのDuplicatorの稼働要件は、下記となっています。
===
必須WordPress バージョン:4.0またはそれ以降
必須PHP バージョン:5.3.8またはそれ以降
===
つまり、WordPress3.9.9以下のバージョンを使用されている方や、レンタルサーバーのPHPバージョンが5.2以下の場合はDuplicatorを使うことが出来ません。
PHPのバージョンが低くてDuplicatorが動作しない場合には、下記の記事を参考にPHPのバージョンをアップする必要があります。
また、Duplicatorは大規模サイトの移転には適しておらず、WordPressのデータ量が多いとダウンロードの途中で500エラーを起こし停止してしまいます。
※「500 Internal Server Errorエラー」とは、サーバーのアクセス権限の設定ミス、互換性がない、インストールの失敗などが原因で発生するエラーです。
上記のエラーは解消できる可能性もありますが、「php.ini」などのサーバーの設定に関わる重要ファイルを編集する必要があるため、個人で対応するには大きなリスクが伴うのでお勧めできません。
③移転するデータ数を目視で確認できない
3つ目のデメリットは、Duplicatorではデータ数を目視確認できない点です。
下記の画像を見てもわかりますが、ダウンロードの可否が表示されるだけですので、中身が完璧にダウンロードorアップロード出来ているか判断ができません。
そのため
- データの移行漏れが起きていたとしても気付かない。
- 移転から時間が経って気付いた頃には元データがない。
という事態も考えられます。
④(追記)セキュリティに問題がある
本記事を公開したあとに公表された情報がありましたので追記です。
Duplicatorプラグインは、バージョン1.2.40以前を使った場合にセキュリティの弱点(脆弱性)があり、サイトのハッキングやデータの改ざんをされる危険性があります。
さくらサーバーさんより注意喚起のお知らせが出ています。
他にも、エックスサーバーやmixホストなどのレンタルでも同じくアナウンスされていました。その後、運営元から修正版がリリースされ迅速に対処されました。
でも、自分のサイトのデータや個人情報が流出するのは、怖いですよね。
もし、古いバージョンである1.2.40以前のDuplicatorを使用している場合は、出来るだけ早くプラグインを停止するか、または、削除するようにしてください。
全てのデータを確実に引越すならFTPとphpMyAdminを使おう!
Duplicatorプラグインを使わずに、下記の記事にて紹介している方法を用いれば、
- WordPressやサーバー環境に関係なく作業が可能!
- 移転するデータ数を目視で確認できる!
など、WordPressを確実に引越すことが可能です。是非、参考にしてください。
もしご自身で作業するのが不安な場合はお気軽にご相談くださいませ♪
「WordPressを別のサーバーに引越ししたい。」
「自分で作業して不具合が出たら不安だ。」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
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この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
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