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サーバー移転のSEO・検索順位への影響は?アクセスが増えるケース・減るケースをプロが解説
「どのレンタルサーバーを使うかでSEOに影響はあるの?」
「WordPressを今とは別のレンタルサーバーに移転したい。」
でも、サーバー移転することでSEOや検索順位に影響が出るのが怖い。
そんな風に思ってはいませんか?!
結論から言ってしまうと、サーバー移転によるSEOへの直接的な影響はありません。ただし、移転元と移転先のレンタルサーバー性能の差によって、間接的な影響を受ける可能性があります。性能や環境が良くなればアクセスが増えることもあれば、反対に減ってしまうこともあります。
そこで本記事では、WordPressの移転を専門とする「サイト引越し屋さん」がWordPressのサーバー移転とSEOの関係、検索順位への影響について解説していきます。あわせて、サーバー移転でSEO評価やアクセスが高まる3つのケースもご紹介します。
「WordPressを新しいサーバーに引越ししたい。」
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目次(クリックで飛べます!)
サーバー移転はSEOに影響する?

サーバー会社やブランドはSEOに直接関係しない
サービス全体がスパム等でペナルティを受けているなどよっぽど粗悪でない限り、どこのレンタルサーバーを使用するか、そのサービス名やブランド力によるSEOへの影響はありません。
性能が上がればアクセスは増え、下がれば減る
ただし、サーバー移転によってSEOや検索順位にまったく影響がないかというと、そうではありません。直接的な影響はないものの、サーバー性能による「サイトの表示スピード」はSEOに大きな影響を及ぼす可能性があります。
つまり、移転前と移転後のサーバー性能に差があるとWordPressの表示スピードにも差がつき、SEOや検索順位へも影響します。サーバー性能が下がる場合は検索順位が下がる可能性があり、サーバー性能が上がれば検索順位は上がる可能性もあるというわけです。
具体的には、表示スピードの速い高性能なサーバーへ移転すればアクセスが増える可能性があります。反対に、月額100円程度の格安サーバーなど性能の劣るサーバーへ移転すると、表示が遅くなりアクセスが減る可能性があります。移転先を選ぶときは、料金だけでなく性能(表示スピード)も比較しましょう。
移転後に表示が遅くなったり、503エラーが出たりした場合の対処法は、こちらの記事で解説しています。
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サーバー移転でSEO評価・アクセスが高まる3つのケース
サーバー移転そのものが検索順位に直接影響することはありませんが、移転によってサイトの環境が良くなると、結果としてSEO評価やアクセスが高まることがあります。ここでは、影響が大きい順に3つのケースをご紹介します。
1. 503エラーが解消される
503エラーは、アクセスが集中するなどしてサーバーが処理しきれなくなったときに表示されるエラーです。エラーが出ている間は、ユーザーもGoogleのクローラーもサイトを見ることができません。
Googleは、503などのサーバーエラーが返されるとクロールの頻度を一時的に下げ、エラーが長く続いた場合はインデックス済みのURLもいずれ削除されると説明しています。503エラーが頻繁に出ているなら、より性能の高いサーバーへ移転することで閲覧環境が改善し、SEO評価の回復・向上につながる可能性が高いです。
参考:HTTP ステータスコード、ネットワーク エラー、DNS エラーが Google 検索に与える影響|Google 検索セントラル
2. 表示スピードが上がる
サーバーの性能が低いと、サイトの表示スピードは遅くなります。
Googleは2018年に、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用すると発表しました。現在はページエクスペリエンスの考え方に引き継がれ、表示スピードや操作への反応の速さなどはCore Web Vitals(LCP・INP・CLS)という指標で評価されています。たとえば、ページのメインコンテンツが表示されるまでの時間を示すLCPは、2.5秒以内が「良好」の目安です。
参考:ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します|Google 検索セントラル ブログ
参考:Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について|Google 検索セントラル
表示スピードはユーザーの行動にも大きく影響します。Googleが2016年に公表したデータでは、モバイルサイトの読み込みに3秒以上かかると訪問の53%が離脱するとされています。また、Reproの調査でも、表示速度の遅さを理由にサイトを離脱した経験がある人は67%にのぼりました。
高性能なサーバーへ移転して表示スピードが上がれば、ユーザーの離脱が減り、SEO評価の向上も期待できます。さらに、1回の訪問で見られるページ数や滞在時間が伸びやすくなり、お問い合わせや購入といった成果(コンバージョン)の増加にもつながります。
3. 無料サーバーの広告がなくなる
無料レンタルサーバーや無料ブログでは、運営会社の広告やリンクが自動で表示されることがあります。ユーザーが広告からサイトの外へ流出しやすく、本来読んでもらえるはずのページが読まれない機会損失につながります。
広告の出ない有料サーバーへ移転すれば、サイト内の回遊が増え、アクセスやお問い合わせの増加が期待できます。
※「サーバー(IPアドレス)を分散すると被リンクの評価が上がる」という説もありますが、現在ではその効果はほとんど期待できません。順位を上げる目的で自分のサイト同士のリンクを作り込むと、Googleのスパムポリシー(リンクスパム)に抵触するおそれもあるため注意しましょう。
参考:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー|Google 検索セントラル
WordPressの表示スピードが速いレンタルサーバーはエックスサーバー

とは言うものの、今使っているサーバーと移転先のサーバー、どちらが性能が良いのか判断がつかない方も多いかと思います。どこのレンタルサーバーに引越すか迷った場合には、エックスサーバーを選びましょう。
エックスサーバーは弊社も日頃から利用していますが、表示スピードに関して満足しています。また、サイト引越し屋さんのクライアント様でサーバー選びに悩まれた際にも、エックスサーバーを勧めています。
アダルトサイトの場合はエックスサーバーを利用できないので、昔からスピードに定評のあるmixhostやエックスサーバーの系列であるシンレンタルサーバーがおすすめです。
サイトの成長に合わせてサーバーも乗り換える
サイトを立ち上げたばかりでアクセスが少ないうちは、格安サーバーでも大きな問題は出にくいものです。しかし、アクセスや記事数が増えてくると、サーバーの性能不足が表示スピードの低下や503エラーとして表れるようになります。サイトの成長に合わせて、より性能の高いサーバーへの乗り換えを検討しましょう。
サーバー移転の手間に比べて得られる効果が大きいのは、アクセスの多いサイトです。上で紹介した3つのケースに当てはまる課題を抱えている場合は、早めの移転をおすすめします。
移転前後の表示スピードを比べてみよう
サーバー移転の効果は、移転前と移転後の表示スピードを計測すると数字で確かめられます。Googleが無料で提供している「PageSpeed Insights」にURLを入力すると、LCPなどの指標を確認できます。
計測結果は通信状況などで変わるため、モバイルとパソコンの両方で、それぞれ数回ずつ計測して比べるのがおすすめです。
サーバー移転でWordPressが表示されない時間帯は発生する?

Webサイトのサーバー移転、とりわけWordPressの引越しでもう1つ心配な点として「サーバー移転中にWordPressが表示されない時間帯が発生するのでは?!」という疑問があるかと思います。
この疑問に関して、サーバー移転作業によりWordPressが表示されなくなるのは、以下の3つのケースです。これらに当てはまる場合、一時的にサイトが表示できなくなります。
- 常時SSL化されたWordPress引越しを行う場合
- 同一サーバー間でのWordPress引越しを行う場合 ⇒ 数時間~最大24時間
- WordPressの引越し作業に失敗し不具合が起きた場合 ⇒ 復旧するまで
1. 常時SSL化されたWordPress引越しを行う場合
移転先レンタルサーバーが事前SSL設定が出来ない仕様の場合、サーバーを切り替えるまでSSLの再設定が出来ません。そのため、サーバー切り替えからSSL反映までの時間(1時間ほど)はサイトが表示できません。ただし、その間もhttpでの表示は可能です。
ただし、エックスサーバーについては事前SSL設定が可能なため、常時SSL化されたWebサイトをサーバー移転する場合でもSSLのダウンタイムは発生しません。
2. 同一サーバー間でのWordPress引越しを行う場合
同一サーバー間でWordPressを引越す場合については、どうしても表示できない時間帯が発生します。例えば、エックスサーバー間でAからBのアカウントにWordPressを移す場合、最大で24時間WordPressが表示されない可能性があります。
・ロリポップからロリポップへサーバー移転する手順と注意点
・ヘテムル同士のサーバー移転を検討中の方へ※メールアドレスの移行が伴うときは注意
・mixhostからmixhostへサーバー移転する手順と注意点
3. WordPressの引越し作業に失敗し不具合が起きた場合
WordPress引越し作業に失敗すると、不具合によりサイトが表示できなくなります。
そのため、自分で作業を行う場合は慎重に行うか、または信頼できるサーバー移転業者に外注するのも1つの手です。外注業者選定の際は「口コミ」や「もしもの時の対応」についてもしっかりチェックしておきましょう!
まとめ

本日はWordPressのサーバー移転とSEOの関係を解説しました。改めて概要をまとめると、
- どのサーバー会社を使うか、サーバーのブランド力はSEOに関係なし
- サーバー性能(表示スピード)が上がればSEO評価・アクセスが高まる可能性があり、下がれば減る可能性がある
- 503エラーの解消・表示スピードの向上・広告の削除は、サーバー移転で評価が高まる代表的なケース
- WordPress引越し作業でサイトが表示されない時間帯に注意する
以上になります。
なお、WordPress引越し中にサイトが表示されない件については、ある程度のリスクヘッジが可能です。例えば、アクティブユーザーの少ない深夜の時間帯にサーバーを切り替えれば、機会損失を抑えることが出来ます。
もしご自身でWordPress引越しをされたい場合、こちらの解説ページを参考に進めてみてください。
「WordPressを新しいサーバーに引越ししたい。」
「自分で作業して不具合が出たら不安だ。」
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この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
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