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WordPressで503エラーが出る理由と対処法をプロが解説
ある日突然、「503エラー(Service Unavailable)」が出てしまい、サイトが表示されなくなった、という経験はありませんか?
あるいは、サイトの表示スピードが極端に遅くなるといった現象がみられることもあります。
ビジネスでサイトを運営している方にとっては、サイトが表示されない時間があるのは致命的。
そんなときはどんな対策をしたら良いのでしょう?
今回の記事では、Wordpressの保守・管理のプロでもある「サイト引越し屋さん」が
、503エラーが出てしまった場合の対処法を複数紹介しています。最後までお読みいただければ、503エラーの解消法がきっと見つかるはずです。
「サーバー移転を自分でやるのが怖いから代行して欲しい。」
「エラーが出てサイトが表示されないので復旧して欲しい。」
そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
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503エラーとは?なぜ起きる?

503エラー(503 Service Unavailable)は、サーバーが一時的にリクエストを処理できないことを示すエラーです。
HTTPの仕様では、主な原因は「一時的な過負荷」と「予定されたメンテナンス」の2つとされています。WordPressでも、本体やプラグインの更新中はメンテナンス状態になり、503を返します。
503を返すときは、あとどれくらいで復旧するかを「Retry-After」というヘッダーで伝えることができます。WordPressの更新中は、10分(600秒)後の再アクセスを促す設定になっています。
参考:503 Service Unavailable|MDN Web Docs
参考:wp_maintenance()|WordPress Developer Resources
そもそも500番台のエラーコードは、サーバー側のエラーを表します。同じく500番台のエラーとしては500エラーが有名ですね。
503エラーが起きると「503 Service Temporarily Unavailable」や「503 Service Unavailable」という表示が現れ、サイトへアクセスできなくなります。
要するに、何らかの原因でサーバーに大きな負荷がかかってしまい、サーバー側がリクエストを拒否している状態(処理できない状態)ということ。
503エラーが出ると「サーバーが落ちている!」と思うかもしれません。
ですが、サーバー自体は正常に動いており、一時的に受付を止めている状態です。
サーバーへの負荷が大きいので入場制限がかかっている状態と考えるとわかりやすいでしょう。
この「入場制限」が起きてしまう理由は主に2つあります。
①多くの人が一度にアクセスしようとすること
②サイトを読み込むスピードが遅いこと
ここでは、あるサーバーが1秒につき500人分のアクセスを処理できると仮定します。
①では、1秒に2000人、3000人といった、「サーバーが処理できないアクセス量」があるために、いったん入場制限をかけている状態です。
一方②では、少し状況が異なります。
「1秒で500人分のアクセスを処理できるサーバー」は1秒で500人が見るページのデータを読み込み、次の1秒には次の500人分のアクセスを受け入れる余裕ができるということになります。
ということは1回のアクセスの処理に時間がかかるほど、同時に処理中のアクセスが増え、上限に達しやすくなることを意味します。
最初の1秒でアクセスした500人分のアクセスを処理しているうちに、次々とアクセスがやってくるからです。
1秒ごとに500人がアクセスすると、最初の500人の処理が終わる3秒後までに、同時アクセス量(同時にデータを読み込む処理をする人数)は1500人となります。
こうなるとサーバー側は入場制限をかけるために503エラーを出さざるを得ないのです。
※実際には数百人程度のアクセスでサーバーエラーが起きることはありませんが、わかりやすい例として用いています。
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503エラーの3つの対処法

上記で解説したように、503エラーが起きる主な理由は、サーバーへの過剰な負荷です。
その背景には、「サーバーが入場制限をかけざるを得ないアクセス数」があり、データの読み込み速度によってもサーバーの負荷具合は変わることをご説明しました。
ここからは、503エラーを防ぐ3つの方法を紹介します。
- サーバーに負荷をかけているプラグインを停止・削除する
- サーバーの処理能力(CPU・メモリ・同時接続数)を上げる(上位プランへ変更)
- サーバーの管理者に相談する
ただし、画面に「Briefly unavailable for scheduled maintenance」と表示されている場合は、WordPressやプラグインの更新が途中で止まり、メンテナンス状態が解除されていない可能性があります。
その場合は、WordPressをインストールしたフォルダにある「.maintenance」というファイルを削除することで、表示が戻ります。
それ以外の場合は、以下の3つの対処法を検討しましょう。
503エラーの対処法①:負荷をかけているプラグインを停止・削除する
WordPressの場合、拡張機能であるプラグインがあまりにも多すぎると、サイトデータの読み込みに時間がかかり、サーバーに負担をかけるケースがあります。
特に注意したいのは、似たようなプラグインを入れっぱなしにしてしまうことです。
たとえば、以前に何かの機能を実装した際に、「どのプラグインがいいか試してみよう」といった形で、似たプラグインを同じWordPressに残したままにしている場合などです。
機能が類似したプラグインを入れているほど衝突し合う可能性が高くなるので、不要なプラグインは停止、できれば削除しておきましょう。
そうすることで、503エラーを未然に防ぐことにつながります。
サーバーへの負荷を軽くするプラグインを導入する
WordPressのプラグインには、サーバーへの負荷を軽減できるものがあります。
503エラーやサイト表示スピードの遅延は、サーバーへの負荷によって起こります。そのため、サーバーへの負荷を軽減できるプラグインを導入すれば、問題を解決できる可能性があります。
「キャッシュ系プラグイン」や「画像軽量化プラグイン」など、サーバーの処理負荷を減らすプラグインがお勧めです。
キャッシュ系プラグインは、ページを静的なファイルとして返すことで、PHPの実行やデータベースへの問い合わせを減らします。
参考:Optimization|WordPress Developer Resources
503エラーの対処法②:サーバーの処理能力を上げる(上位プランへの変更など)
最近アクセス数が増えてきた、爆発的に人気となる記事が生まれたなどの事情があれば、データの読み込み速度の改善だけでは、503エラーが発生するかもしれません。
その場合は、サーバーの見直しを行うのが効果的です。
サーバーの処理能力(CPU・メモリ・同時接続数)を上げることで、より大量のアクセスに耐えられるようになります。
そのためには、
- 現在契約しているサーバーのプランをより上位のプランにグレードアップさせる
- 他のサーバーへ移転する
などの方法が考えられます。
ただし、どのレンタルサーバーにも大体複数のプランが用意されており、上位のプランにするほど環境や機能が良くなります。上位プランに変更することで、問題が解決する可能性は十分あります。
サーバーを移転するのは大変ですから、まずは「上位プランで対応できないか?」ご検討してみてください。
高速で安定性のあるサーバーとして定評あるのは、エックスサーバーです。運用サイト数は国内シェアNo.1、表示スピードも早く快適です。
503エラーの対処法③:サーバーの管理者に相談する
もし、503エラーが発生したときには、「サーバー会社に問い合わせて緊急対処してもらう」方法もあります。
急なアクセスが生じた際には、サーバーの管理者に相談し、同時接続数の設定値を変更などの対応をしてもらいましょう。
ただし、サーバー会社によっては対応ができないケースもあり、やはり503エラーは極力起きないように対策しておくことが望ましいと言えます。
===WordPressの不具合やエラーを早急に解決されたい方、お気軽にご相談ください。
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AWSサーバーは拡張性があり503エラーに強い

アクセスの増減が大きいサイトでは、AWSのように必要なときだけサーバーの能力を増やせる環境も選択肢になります。
たとえば、テレビ番組などの影響で「アクセスが集中して503エラーが心配される」場合でも、その日だけサーバーの容量を増やしておくなど、柔軟な対応ができるわけです。
また、AWSは使ったサービスの分だけが請求される「従量課金制」なので、無駄なコストを抑えることができます。
AWS(Amazon Web Services)については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
503エラーには事前の対策が大切

一時的にサイトへのアクセスが制限されてしまう503エラーですが、対処法はいくつかありましたね。
503エラーは一時的なエラーですが、長く続くとSEOに影響します。
Googleは、503などの5xxエラーが返ると一時的にクロールの頻度を下げ、エラーが続くとインデックス済みのページもいずれ削除するとしています。
メンテナンスなどで意図的にサイトを止める場合も、503で止めるのは1〜2日までが目安です。
参考:HTTP ステータス コードが Google のクローラーに及ぼす影響|Clawling infrastructure
参考:ウェブサイトを一時停止または無効にする|Google 検索セントラル
ただ、一時的であっても大きく売り上げに響く可能性があるので、事前のエラーが予測できるなら対処しておいたほうが良いですね。
- 大きな機会損失につながるのは怖い
- 既に503エラーを体験しているから次は絶対に避けたい
- サイトが大きくなってきたのでエラーが起きない体制を整えたい
こういった希望がある場合や、503エラーが月に何度も出る場合は、サーバー移転かプラン変更を検討してください。
サイト引越し屋さんでは、WordPressの表示スピード対策(別途お見積り)や、アクセスに強いサーバーへの移転を承っています。
2017年1月のサービス開始から累計3,500件以上の案件を担当しており、エックスサーバー様の本社で「サーバー移転」をテーマにしたセミナーにも登壇しました。
503エラーが繰り返し出る場合は、原因の調査からご相談ください。
以上、503エラーの原因と対処法でした。
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この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
累計対応実績3,500案件以上、日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』のマーケティング部です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
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