どんなに対策してもWordPressが重いときの最終手段

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WordPressの表示が重くて困ってはいませんか?Webサイトの表示スピードはユーザーの満足度に関係するだけでなく、SEO評価の1つとして検索順位を決める大きな要因となっています。

特にWordPressは対策次第で表示スピードに大きな差が出るため、面倒だからと後回しにすると非常に大きな機会損失に繋がる可能性があります。

そこで今回は、WordPressが重たくなってしまう原因や対処法、それから、色々試してみても改善されない場合の最後の手段について解説していきます。

WordPressが重い(遅い)の基準

表示スピード改善の話に入る前に、まずは現状の分析から行っておきましょう。「サイトの表示が遅い」と感じるのはあくまで感覚になりますので、あとで対策の効果を見るためにもきちんと「数値」として把握しておくことが重要になります。

WordPressの表示スピード計測にはこちらを利用します。
>>GTmetrix

GTmetrixに飛びましたら、ページ真ん中にあるフォームに分析したいサイトのURLを入力し「Analyze」を押します。

GTmetrix1

すると下記のように分析結果が表示されます。ここで注目すべきはページのロード時間(Fully Loaded Time)です。これがサイトの表示スピードになります。

GTmetrix2

この数値が3秒(3.0s)を切っていることが理想です。4秒以内でギリギリセーフ。5秒や6秒以上の結果が出た場合はアウトです。サイトの表示スピードが遅いせいで、ユーザーの離脱が起きていたり、検索順位が上がりにくくなっている可能性があります。

WordPressが重い(遅い)ことで起こる弊害とは??

では、先ほどの結果でWordPressが重いと判明した場合に、どのような弊害が起こるのでしょうか?大きく分けて4つご紹介します。

ユーザーのサイト離れが起こる

一番の問題点としては、WordPressの表示が遅いことでユーザーがいらいらしてしまい離脱してしまうことです。アクセス解析的にいうなら直帰率が高くなってしまいます。

Webサイトはユーザーに利用してもらうことで収益が生まれたり新規顧客の創造に繋がるわけですから、ユーザーが使いにくいサイトになってしまっては死活問題です。

SEO評価が下がり検索順位の低下が起こる

サイトの表示スピードはSEO指標の1つです。2012年の時点でグーグル(Google)から公式発表されています。最近では特にその傾向が強まっており、2018年7月からはスマホの検索結果においてもスマホでの表示スピードを指標に組み込むスピードアップデート(Speed Update)がSEOに実装されています。

そのため、表示スピードが遅いことでSEO的に評価が落ちてしまい、検索順位も下がってしまう危険性があります。検索順位が下がるということは検索流入が減るということですから、自然とアクセスも減少します。

管理者(運営側)もストレスを感じる

最後の弊害は管理者に関する問題です。WordPressの場合、ユーザーさんが見る画面の表示スピードが遅い場合、WordPressの管理画面も同じく遅いケースがあります。

管理画面の表示が遅いと記事の更新や画像のアップロード等、サイトの運営においてもストレスを感じ、記事更新に対するモチベーションダウンにも繋がりかねません。快適に更新できる環境を整えたいものです。

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以上、WordPressが重たいことでの弊害になります。

逆にいうと、表示スピードが改善されればこれらの問題は解決されます。表示スピードが速くなることでユーザー数は増え、SEO評価も上がり、売り上げも自然に増加していくということです。

WordPressが重くなる原因と対処法

前置きが長くなってしまいましたが、ここからはWordPressが重くなってしまう原因を解説するとともに、その対処法をご紹介していきます。

画像を軽量化しよう!

WordPressが重くなってしまう原因の1つに、表示しているページ内で容量の大きい画像を使っていたり、大量の画像を掲載しているケースがあります。この場合、

  • 容量の大きい画像を軽量化する
  • 画像サイズをページに合わせて縮小しアップし直す
  • 不要な画像をページから削除する

などの対処法が考えられます。特に1つ目の画像軽量化は効果が高く、プラグインにて対応できるので、すぐに実施することをお勧めします。
 

プラグインによる画像軽量化の方法

画像軽量化には「EWWW Image Optimizer」プラグインを使用します。WordPress管理画面から左記プラグインをインストール・有効化したら、「設定」>「EWWW Image Optimizer」に進みます。

設定画面に進んだら、下記のように設定してください。

【Basic】
設定項目はなしです。
EWWW Image Optimizer step1

【ExactDN】
設定はありません(チェックが入っている場合は外します)。
EWWW Image Optimizer step2

【Advanced】
「単一のアップロードから生成されたすべてのリサイズは、最適化を迅速に行うために並列に最適化されています。 これがパフォーマンス上の問題を引き起こしている場合は、並列最適化を無効にしてサーバーの負荷を軽減してください。」にだけチェックを入れます。
EWWW Image Optimizer step3

【リサイズ】
設定はありません(チェックが入っている場合は外します)。
EWWW Image Optimizer step4

【Convert】
「サイトまたはネットワークの管理者は、これを使用して、他のユーザーが以下の設定を迂回するメディアライブラリの変換リンクを使用できないようにすることができます。」にだけチェックを入れます。
EWWW Image Optimizer step5

【WebP】
設定はありません(チェックが入っている場合は外します)。
EWWW Image Optimizer step6

 

ここまでの設定が完了したら、ページ下の「変更を保存」を押しましょう。
その後、管理画面の「メディア」>「一括最適化」から画像の軽量化を行います。

 

最適化の画面に進んだら、「最適化されていない画像をスキャンする」を押します。
EWWW Image Optimizer step7

スキャンが終わると下記の画面になるので、「最適化を開始」を押します。
EWWW Image Optimizer step8

下記のように対象画像がすべて最適化されたら画像の軽量化は完了です。
EWWW Image Optimizer step9

画像を段階的に読み込ませよう!

画像にかかわる対策はもう1つあります。実は通常の画像表示というのは、そのページ内にある画像をすべて同時に読み込み、表示させようとしています。そのため、画像の枚数が多いページは読み込みが遅くなってしまうわけです。

その対策として、画面内に映っている画像だけ優先的に表示し、他の画像はスクロールに合わせて表示させる方法があります。これを遅延読み込みと読んだりします。

実装方法は簡単で、「Unveil Lazy Load」プラグインをインストール・有効化します。
※有効化すれば自動で機能します。設定は必要ありません。

キャッシュを導入してページ読み込みを軽くしよう!

ここからは画像の話からは離れて、キャッシュの話に変わります。キャッシュとは、一度開いたことがあるウェブページの情報をPC内に保存しておく機能です。

今までならページを表示するたびに毎回すべてのデータを読み込んでいたのに対し、キャッシュを導入することで必要なデータだけ読み込むようになるため、表示スピードも劇的に速くなります。

キャッシュ導入には、知識のない方でも簡単に機能実装できる「WP Fastest Cache」プラグインがお勧めです。設定方法については、下記の記事が参考になります。

外部)初心者にも扱いやすいWordPressキャシュプラグイン「WP Fastest Cache」の使い方

不要なウィジェットを削除してページを軽くしよう!

最後はウィジェットについて。先に挙げた原因と対処法のところでページ内での画像数の話を出しましたが、実は画像以外にも使っているプログラムの読み込みなどによってもスピードに影響を及ぼします。

そのため、ページ内で読み込む画像やプログラムを出来るだけ少なくしてあげることで表示スピードが速くなる可能性があります。

例えば、サイドバーウィジェットに表示している新着記事や、「WordPress Popular Posts」による人気記事ランキングについては、15個20個と不用意に表示数を増やすのではなく、5個以内に収めるなどするだけ表示スピードが改善されます。

それでもWordPressが遅いならサーバーに問題があるかも?!

ここまでご紹介した表示スピード対策をしても思ったほど改善されない場合には、利用しているレンタルサーバーに問題があるかもしれません。

サーバーは業者によって性能も表示スピードも異なりますので、表示スピードの遅いサーバーを使っている場合は、どんなに対策をしても成果に限界があります。

※ちなみに、サイト引越し屋さんにご相談いただくクライアント様の中で表示スピードにお悩みの方は、「さくらインターネット」「ロリポップ」「お名前.com」であるケースが多いです。

表示スピードの速いサーバーへ引越すという選択肢

そんな時に残された最終手段がレンタルサーバーの移転です。今より性能の良いサーバーにWordPressを引越すことで、表示スピードを速くすることが可能です。

手前味噌で恐縮ですが、サイト引越し屋さんでは毎月たくさんのWordPress移転を代行しています。過去には1ヶ月で100サイト以上のWordPressを引越した実績もございます。

WordPressのサーバー移転を通してSEO評価の向上、アクセスアップに成功した事例も数え切れないほど見ておりますので、自信を持ってオススメできる対策です。WordPressの表示スピード対策の最終手段として是非ご検討ください。

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