

- 無料ブログ
WordPressと無料ブログの違い。結局、どっちがいいの?
最近(といっても数年前からですが)「自分のメディア作るならWordPress一択!」とか「無料ブログは削除される恐れがあるから危険」みたいな流れが強くなっていますね。
WordPressという言葉もかなり浸透してきていますし、クライアントさんと話していても知っている方が増えているように感じます。実際、インターネット上でも、初心者向けのWordpress導入記事などがよく見られますね。
そんなWordpressですが、無料ブログに比べて全て勝っているかというと、実はそんなこともありません。弊社でサイトを制作する際はWordpressを使って構築することがほとんどですが、無料ブログにもメリットはあると感じています。
要は使い方の問題であり、どちらかを絶対視するとかそういう話ではありません。
本記事では、WordPressと無料ブログの違いやそれぞれのメリットを、サイト引越しのプロが解説します。
ご自身のブログ・サイトの運用先を決める際の手助けになれば幸いです。
「無料ブログからWordPress移行方法が分からないので作業を代行して欲しい」
「出来るだけSEOを引き継いだ形でWordPress移行したい」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが作業を代行いたします。
目次(クリックで飛べます!)
WordPressと無料ブログの大きな違い
無料ブログの中でもアフィリエイターが多く存在し、最近話題の有名ブロガーも多いはてなブログを例にお伝えします。
まず、Wordpressとはてなブログでの最も大きな違いは、「運営の自由度」でしょう。
自分でレンタルサーバーを借りて独自ドメインでWordpressを構築すれば、基本的に運営はフリーダムです。アフィリエイトしたからとか、出会い系の記事を書いたからといって、勝手に削除されたりすることはありません。
ですが、無料ブログを使っていた場合には、各ブログの規約に従う必要があります。
例えば、はてなブログでは以下のような規約があります。
はてなブログに下記のようなコンテンツは掲載できません。
成人向け画像、動画(イラストやアニメーションも含みます)
風俗営業など性的なサービスの紹介、体験レポート、求人情報
出会い系サービスの紹介、体験レポート(婚活を目的としたものは除きます)
ナンパ術など性的な内容を指南する記事や、情報商材の紹介、販売上記に相当するようなコンテンツを発見されました場合には、お問い合わせフォームからご連絡ください。確認の上、規定に沿って公開停止等の対応をいたします。
引用元:【はてなブログ】アダルトコンテンツを紹介しているブログがあります。はてなブログに成人向け情報の掲載は許可されているのでしょうか?
ここで注意したいのは、自分では規約に従ったつもりでも、運営側が規約違反と判断すれば削除されるリスクがあることです。
自分としては婚活に付随する意味合いで「出会い系」について触れたとしても、運営側がそう取らなければアカウント凍結の恐れもあります。
かくいう私も、過去にいくつもの無料ブログを削除されています。
無料ブログの規約は必ずしも具体的な内容ばかりではなく、解釈を変えればどうとでも取れる内容の規約も多くあります。
そのため、100%規約に沿ってブログ運営することは、事実上難しいと感じています。
サイト引越し屋さんでは、無料ブログからWordPress移行をトータルサポートしております。
→クリックしてサービス詳細を見る
無料ブログ(はてなブログ)の利点
『じゃあ、Wordpressの方が絶対に良いじゃん!』と思うかもしれませんが、絶対にそうとは言えません。というのも、無料ブログには独特のコミュニティ要素が含まれているためです。
例えば、はてなブログで言えば「グループ」や「はてなブックマーク」がそれにあたります。
「グループ」は共通の話題について書いているブログ同士が集まって交流するコミュニティで、「はてなブックマーク」はインターネット上のお気に入りを作れるサービスです。
特に、アクセスという意味で注目したいのは「はてなブックマーク」。
このサービス自体は外部のブログでも利用できるのですが、はてなブログ利用者は外部ブログよりもブックマークを集めやすい傾向にあります。
はてなブログを利用していることではてな民から読者登録をしてもらえたり、はてなブログ利用者の方がはてなブックマークの新着・人気エントリーに表示されやすいという特徴があるのです。そのため、はてな自体からの被リンク効果に加え、ソーシャル拡散によるアクセスアップ、それに応じた更なる被リンク獲得も狙えます。
ここでははてなブログに限った話を出しましたが、他のブログサービスでも拡散の機能はあります。
特にAmebaブログは「いいね」や「リブログ」などSNSのような作りになっており、コミュニティ性が非常に高いです。
それ以外のブログサービスでもポータルサイトがあり、そこでブログの更新情報が流れることでアクセスが拾えるのはよくあることです。
===「無料ブログからWordPress移行作業は自分でやるのは面倒くさいなあ」そんな時はサイト引越し屋さんにお任せください。
→クリックしてサービス詳細を見る
ブログ削除のリスクとは?
『でも、ブログ削除されたら終わりでしょ?』
実はそうとも限りません。
無料ブログであろうがWordpressであろうが、どこのサーバーにデータを保存しているかの違いであって、ブログ削除のリスクを下げることは可能なのです。もちろん、しっかり独自ドメインでの運用に加え、バックアップを取っていた場合の話に限りますが。
独自ドメイン運用に加え記事と画像のバックアップさえ取っておけば、無料ブログが削除されたとしても、ドメイン要素(下層記事も含めて)を引き継いだまま、Wordpressに移行ができるのです。
ネットメディアの集客(SEO)において大事なことはドメイン評価です。下層記事のURL含め、トップドメインを変更せずにドメイン評価を引き継げる以上、データがどこに入っているかはそれほど重要なことではありません。
===「大事に育ててきたブログだから安全にWordPress移行したい」そんな時ほどサイト引越し屋さんが最適です!
→クリックしてサービス詳細を見る
移行の際の注意点
ただし、バックアップだけでは実現できないこともあります。各ブログサービスでは独自の機能も実装されているため、Wordpressでは同じことが実装できないケースも多いのです。
たとえば、はてなの人気機能としてブログカード機能がありますが、あれはWordpressにそのまま引き継ぐことはできません。記事中にたくさん使っていた方は削除するか、別の形式で表示する必要があります。無料ブログは各社それぞれ特徴や機能が違うため、移行の際は「何が実現可能で何が不可能なのか知っておくこと」が重要です。
ちなみに、グーグルが提供しているBlogger、FC2ブログ、Livedoorブログ、Seesaaブログなどは、Wordpressへの移行が非常に楽です。
結局どっちがいいの?
結論は、「最終的にはWordpressを使いましょう!!」です。
最終的にはというのは、サイトの収益基盤やアクセスが整ったらという話です。
WordPressは自分で所有するブログ(サイト)なので、自由に扱うことができます。デザインのカスタマイズも、記事の内容も、広告も好きなように編集できます。ですが、自由な分、サイトを成長させるまでに時間と労力がかかります。
初めてメディアを持つ人がいきなりWordpressでサイト構築しても、機能を使いこなせない、数ヶ月アクセスが来ない。これでは挫折してしまう方が多いのも事実です。ですから、最初はアクセスのサポート要素のある無料ブログから始めてみるのもありです。
あとは、最初は「無料ブログ」+「独自ドメイン」でスタートし、サイトに被リンクが付いてドメイン評価が高まったり、アクセスが増えてきた段階でWordpressに移行するのが得策ですね。サイトの成長に合わせて環境も変えてあげましょう。
無料ブログ・Wordpress間の移行事例をご紹介
最後に、無料ブログ・Wordpress間の移行事例を3つご紹介します。
Wordpressでエラーが出たことをきっかけにはてなブログへの移行を決断された事例です。レイアウトやデザインの再現性の高さに満足していただけました。
FC2ブログからWordpressへの移行のほか、SSL設定やWordpressの初期設定も行った事例となります。「相談していいようなわからないことまで対応していただき助かりました」とのお声をいただいています
「無料ブログからWordPress移行方法が分からないので作業を代行して欲しい」
「出来るだけSEOを引き継いだ形でWordPress移行したい」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが作業を代行いたします。
この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
本サイトにてご提供している情報については、最新かつ正確な情報を提供するよう努力していますが、情報の正確性や完全性を保証するものではございません。また、コンテンツには一部プロモーションが含まれております。本サイトの情報を利用することによって生じたいかなる損害に対しても、当社は責任を負いかねます。情報をご利用される際は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い致します。