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サイト引越し屋さん編集部
旧さくらのレンタルサーバーから新サーバーに移行する手順
「同じさくらインターネット内で新サーバーに移行したい」
そんな風にお考えではないですか?
さくらインターネットでは、2018年4月18日より新しいサーバーが提供されました。
新サーバーには、WordPressなどのPHPアプリケーションを最大16倍に高速化する「PHPモジュールモード」が搭載されています。
アフィリエイターさんはもちろん、サイトの表示スピードを気にされる多くのWebマスターにとって、ホットな話題であったと言えるでしょう。
ただし、そこには思わぬ落とし穴もありました。新サーバーの機能を使うには、新たにサーバーを契約して、サイトの引越し作業もしなければいけないのです。
※ライト、スタンダードをお使いの方
Webサイトの運営は得意でも、サイトの引越し作業は分からない。そんな方がほとんどだと思います。
そこで本日は、旧さくらサーバーから新さくらサーバーへの移行手順を解説します。
「Webサイトを新さくらのレンタルサーバーに移転したい」
「メールアドレス移行やドメイン移管なども合わせて実施したい」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが作業を代行いたします。
目次(クリックで飛べます!)
本題に入る前の注意点
本記事は、Webサイトに限った移行方法を解説しております。
メールアドレスを使用されている場合には、別途メールアドレスの移行作業やメールソフトへの再設定が必要となりますのでご注意ください。
①新規サーバー契約
さて、それでは早速移行の手順を解説していきます。
まずは新しいさくらサーバーを契約してください。
まだ契約がお済でない方はこちらからどうぞ。
②新サーバーにサイトを移行&表示確認
新しいサーバーが用意できたら、サイトのデータを移行させます。
その際、旧サーバーにドメイン設定が残っている状態では新しいサーバーに同じドメインを設定できないため、この時点ではさくらサーバーの初期ドメイン、または、余っている独自ドメインを使用して表示確認をします。
なお、WordPressをお使いの場合には、こちらの方法でデータ移行が可能です。
③新サーバーでドメインを本番ドメインに戻す
新サーバーにてサイトの表示確認ができたら、本番公開に向けて先ほどの仮ドメインを本番ドメインに書き戻します。
④旧サーバーからドメイン設定を解除
新サーバーでのドメイン書き戻しが終わったら、いよいよ本番公開に入っていきます。
まずは、旧サーバーにてドメイン設定を解除しましょう。
この時点でサイトが一時的に表示されなくなるので、アクティブユーザーが多い時間帯は避けるようにしてください。
⑤新サーバーにてドメイン設定
旧サーバーのドメイン設定を解除したら、新サーバーにてドメイン設定を行います。
ただし、旧サーバーでドメイン設定を解除してから新サーバーにドメインを追加するまでに、数時間ほど待ち時間が必要な場合があります。
アクセスが多いサイトを扱う場合には、深夜帯での作業をお勧めします。
⑥本番公開後の表示・動作確認
ドメイン設定をして数時間経過すると、新サーバーにてサイトが表示できるようになります。
実際にサイトを表示してみて、表示内容や動作に問題がないか確認しましょう。
⑦移行完了&旧サーバーの解約
サイトの表示や動作に問題がなければ無事に移行完了です。
旧サーバーに関しては、契約期間満了をもって解約してしまって大丈夫です。
まとめ
本日は、さくらの旧サーバーから新サーバーに移行する手順を解説いたしました。
いかがでしたでしょうか?
どうせ同じお金を払うなら、新しい機能が備わったほうのサーバーを利用したいものですよね。
本記事はあくまで手順を示したまでに過ぎないため、もしかすると移行作業につまづいてしまう方もいるかもしれません。
そんな時は、サイト引越し屋さんにお気軽にご相談いただけますと幸いです。
この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
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