WordPressのSEO対策
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最終更新日:2020年4月17日

WordPressのSEO対策!必須の5項目を解説します。

「WordPressを使って検索エンジンから集客したい。でも、具体的にどういったSEO対策を行えばいいか分からない。」そんな悩みを抱えていませんか?

昨今のSEOでは”Content is King”と言われる言葉があるぐらい、コンテンツの重要性が高まっています。ところが、どんなにコンテンツが良かったとしても、それをしっかり伝える土台が整っていなければ、検索上位には上がってきません。

本記事でお伝えするSEO対策は、コンテンツに関わる話ではないですが、ユーザーやGoogleに対しサイトを正しく評価してもらうために必須のWordPress設定になります。

1つでも漏れている項目があれば、是非すぐにでも実施してみてください。

【その1】サイト表示スピード対策

SEO対策で何を重視するかは人によって分かれますが、サイト引越し屋さんで最も重視しているのはコンテンツの質、その次に重要なのはサイトの表示スピードだと考えています。

スマホが普及してから、Webサイトが表示されるスピードは各段に上がりました。また、インターネット上には情報が溢れており、何か調べようと思えば何でも見つかる世の中です。

そんな中、ユーザーさんには「より早く自分の知りたい情報に辿り着きたい」という願望があり、表示スピードの如何によって読まれるかどうかが決まってしまうこともあります(ページの読み込み時間が1秒遅くなるとページビューは11%減少するとも言われています)。

そのため、WordPressをカスタマイズして表示スピードを高速化しておくことは、検索エンジンで上位表示するためにも、ユーザーさんに快適にサイトを利用してもらうためにも重要な項目と言えます。

【その2】サイトマップの送信

WordPressのSEO対策2つ目はサイトマップです。サイトマップには2種類あり、1つはユーザーさんが見るサイト内コンテンツの一覧ページ、もう1つはGoogleにサイト内コンテンツを伝えるためのものです。

ここでは、後者のGoogle向けのサイトマップについて話します。

前述の通り、Google向けのサイトマップには、Googleに対しあなたのサイトにどんなコンテンツがあるかを伝える役割があります。このサイトマップによって、検索エンジン上に正しくインデックス(検索結果への登録)が行われるようになります。

特に、サイト立ち上げ初期はインターネット上での知名度もなく、Googleからも認知されていない状態です。サイトマップを送信することでGoogleへ存在をアピールし、正しく認識してもらうようにしましょう。

Google向けのサイトマップ送信は「Google XML Sitemaps」プラグインを使うと簡単に実装できます。具体的な設定方法はこちらが参考になります。

【その3】メタディスクリプションの設定

コンテンツを作る際、タイトルを気にする方は多いのですが、ディスクリプションまで気を使う人は少ないです。ディスクリプションとは、検索結果に表示されるページの説明文を意味しています。

サイト引越し屋さんのスニペット

上記の例でいうと、この部分です。

『サイト引越し屋さん』は日本初のWordPress専門のサーバー移転代行サービスです。無料ブログからWordPressへの移行も承っています。専門のスタッフがあなたの大事なサイトを安全にお引越し。まずはお気軽にご相談ください。

ディスクリプションを設定するメリットは、検索結果上でクリック率が上がることです。

実は、ディスクリプションは設定せずともGoogleのほうで記事本文を読み込んで、自動で設定しれくれます。ただし、あくまで機械的に吐き出された文章のため、「お!このページ見てみよう!」と思えるほど魅力的な文章にはなっていません。

ですので、ディスクリプションは1記事ずつ手動で設定し、検索結果に並んだ際に出来るだけ目に留まるよう準備しておくことが大事です。

なお、メタディスクリプションの設定は「All in one seo pack」プラグインを使うと簡単に実装できます。具体的な設定方法に関してはこちらが参考になります。

【その4】Ping設定

意外に忘れがちな設定にPing送信があります。Ping送信とは、記事を更新した際に更新したことを通知する機能です。このPing送信をたくさん送っているほど、他サイトやユーザーから認知されやすくなります。

設定はWordPressの標準機能にて実装可能です。まずはWordPress管理画面の「設定」>「投稿設定」に進むと、ページ下部に「更新情報サービス」という欄があります。ここに下記一覧を入力し、「変更を保存」をクリックすれば設定完了です。

http://rpc.pingomatic.com/
http://blogsearch.google.com/ping/RPC2
http://www.blogpeople.net/servlet/weblogUpdates
http://ping.freeblogranking.com/xmlrpc/
http://ping.myblog.jp/
http://pingoo.jp/ping/
http://ping.blogranking.net/
http://ping.fc2.com/
http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
http://ping.blo.gs/
http://ping.feedburner.com/
http://rpc.reader.livedoor.com/ping
http://ping.bloggers.jp/rpc/

【その5】関連記事リンクの設定

最後にご紹介するのは関連記事リンクです。ユーザーさんは様々な情報を求めています。ある情報を知りたくて検索したときに関連する記事があると読みたくなります。

このように、1ページだけで終わってしまうページ構成よりも、その記事に関連する記事を参考記事として紹介してあげることでユーザーにとっての利便性が増します。するとSEO評価も高くなります。

関連記事を表示するには「Yet Another Related Posts Plugin」プラグインを使うと簡単に実装できます。具体的な設定方法についてはこちらが参考になります。

ちなみに、今回は自動で関連記事を表示するプラグインをご紹介しましたが、本文の記事中で関連記事を紹介するのもSEOに非常に効果があります。手動のため手間はかかりますが、是非お試しください。

WordPressのSEO対策のまとめ

今回はWordPressのSEO対策についてお話しました。ここでご紹介したことは誰でも実践できる基本的な内容ではありますが、非常に重要な設定です。是非、漏れのないように実施してください。

また、今回のSEO対策をする以前の大前提として、検索結果で上位表示するためにはコンテンツの質が最も重要であることに変わりはありません。コンテンツの質なしにSEO対策だけをしても検索上位は取れません。

コンテンツ作りとSEO対策、両者をバランス良く進めることが重要です。

 

その他、何かご不明点などあればお気軽にご質問ください(^ ^)
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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

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