サーバー移転費用の相場
  • WordPress
最終更新日:2024年3月2日

サーバー移転費用の相場と注意点(WordPressの引越し)

サーバーの移転作業(WordPressの引越し)を外注しようと考えたとき、気になるのが外注費用(料金)ではないでしょうか?

  • アクセスが増えてきたので、安定したレンタルサーバーに乗り換えたい
  • サイトの表示スピードを改善したい
  • セキュリティやサポートがしっかりしているサーバーにWebサイトを移したい

などの理由でサーバーの移転を考えたとき、主に2つの方法があります。

  • 移転の専門家(代行業者)に依頼する
  • クラウドソーシングなどで個人に依頼する

それぞれの移転方法で必要な料金はどうなのでしょうか。今回の記事では、個人と法人に頼む場合の相場、個人の方に依頼する場合の注意点やリスクについても解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

※当記事の内容は、動画でも解説を行っております※
 

\「WordPress引越し作業」を代行しております。/

「WordPressを別のレンタルサーバーに移したい。」
「自分で作業をすると間違ってしまいそうで不安。」

そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
1サイトにつき38,500円(税込)~承っております。

>>WordPress引越しプランの詳細はこちら

サーバー移転業者への外注相場は33,000円~60,000円

まずは、サーバーの移転費用の業界相場を調べてみました。今回リサーチの情報源としたのはGoogle検索です。検索結果にて20位以内に位置するサイトの中から、WordPressの引越しサービスを提供している業者を対象としました。

2022年5月現在、料金を確認できた代行業者をまとめておきます。
※他にもサーバー移転を代行してくれる業者はございますが、料金を明示していないケースが目立ちます。

業者毎のWordPress引越し作業の料金表
業者名 料金(税込) 備考
TranServ 66,000円
コマトキ 55,000円
GMOクラウド 33,000円
Hpmove 33,000円
site move 33,000円~ ※サイト内容によって変動
WordPress引越しセンター 39,600円
WP代行レンジャー 33,000円
エックスサーバー 33,000円 ※エックスサーバーの契約が必要
ヘテムル 33,000円 ※ヘテムルサーバーの契約が必要
ロリポップ 33,000円 ※ロリポップサーバーの契約が必要
mixhost 10,978円 ※ミックスホストサーバーの契約が必要

今回は有料の業者さんをご紹介していますが、実は無料でWordpressを移転できるツールを提供しているレンタルサーバー(エックスサーバー、お名前.comレンタルサーバー)もあります。

ただ、無料ツールでの移行の場合、条件が揃わないと移転後に不具合が発生したり、そういった不具合発生に伴うアフターサポートが受けられないというデメリットもあります。
そのため、安心して移行を完了するなら、費用を支払ってでも業者さんへの依頼が確実です。

ミックスホスト、エックスサーバー、ヘテムル、ロリポップはレンタルサーバーの契約が必須になるため除外し、移転作業のみを依頼できる業者さんだけで計算したところ、、WordPress移転作業の業界相場は税込みで41,800円という結果となりました。

各代行サービスの料金は、サイトの内容次第で変動することもあります。業者に依頼する場合は、最低でも上記の金額程度は必要と考えておくと良いですね。

ちなみに私たちサイト引越し屋さんでは、万が一に備えた賠償責任補償付きで1サイト38,500円(税込)から承っています。詳しいプラン内容はこちらです。

>>サイト引越し屋さんWordPress引越しプランの詳細

クラウドソーシング(個人)の外注相場は3,000円~60,000円

クラウドソーシングの流れ

では次にクラウドソーシングで外注した場合の費用(料金)を見ていきます。

今回リサーチ対象としたクラウドソーシングは、『ランサーズ』、『クラウドワークス』、『ココナラ』の3社です。

これらのサービスはそれぞれ、個人・会社が技術や特技を登録し、それを通販のようにユーザーが購入できるものになっています。

各サービスのWordPress引越し費用は以下の通りです。

※赤枠で囲っている箇所です。

ランサーズ(Lancers)の料金設定

ランサーズ サーバー移転 ランサーズ サーバー移転

ランサーズでサーバー移転を代行してくれる人を探してみたところ、6,250円~62,500円の料金設定が見つかります。

>>ランサーズの公式サイトはこちら

クラウドワークス(CrowdWorks)の料金設定

クラウドワークス サーバー移転 料金設定

クラウドワークスは、時間単価で対応してくれる人が多いです。そのため「サーバー移転1件につき〇〇円です」というように判断するのは難しいです。

ただ、クラウドワークスもランサーズと同じ規模のサービスなので、おそらくは同等の費用になることが予測されます。

>>クラウドワークスの公式サイトはこちら

ココナラ(coconala)の料金設定

ココナラ サーバー移転 料金設定

ココナラを確認すると3,000円~50,000円の料金設定が見つかります。サーバー移転に関して、対応してくれる人が多い印象を受けます。

>>ココナラの公式サイトはこちら

上記の3つのサービスを確認してみましたが、いずれのサービスも金額設定はかなり幅広いですね。

業者に依頼した場合と比較して、かなりの金額差があるようです。その差はどこにあるのでしょうか?

クラウドソーシングで外注する際の注意点

業者とクラウドソーシングで金額差がある理由、それはサービス内容に差があるためです。もちろんどちらを利用したとしてもWordPressの引越しということに変わりはありません。

ところが、クラウドソーシングで依頼する場合にはサーバーの環境、サイトの環境に条件を設けていたり、いざという時の補償も付いていないことがほとんどです。個人に対してサーバーの移転を外注するリスクは、以下のようなものが考えられます。

  • データ破損・紛失のリスク
  • 障害発生・売上損失のリスク
  • 情報漏洩のリスク

サーバーの移転を代行している多くの外注業者(法人企業)では賠償責任保険に加入しており、万が一サイトを壊してしまったり、不具合でサイトが表示されない期間が長く続いた場合などに、損害賠償という形で補償が効きます。
それに対してクラウドソーシングの場合は、そういった補償がありません。

また、個人の場合はサーバー移転の作業はできても、サーバー移転に関わるSEOの知識まで持ち合わせているか分かりません。そのため、Web集客のために運用しているサイトを任せるのはリスクが高いと言えます。

自力でサーバー移転作業をする方法もあります。

その他の手段として、そもそも作業を外注せずに自分でやるという方法もあります。もし、ご自身で作業をしてみたいという方は、こちらのページを参考にチャレンジしてみてください。

あなたに合った外注業者を選びましょう。

外注先を探す際、費用はとても重要なポイントです。私も外注先を探す際は、「出来るだけ経費を抑えたい」という気持ちになることがあります。

ただ、単純に安ければそれで良いというわけではないと実感しています。安いということはそれだけ何か足りないということだからです。

そのため、適切な金額感の業者の中から、あなたに最も合った外注先を探すのがオススメです。

\「WordPress引越し作業」を代行しております。/

「WordPressを別のレンタルサーバーに移したい。」
「自分で作業をすると間違ってしまいそうで不安。」

そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
1サイトにつき38,500円(税込)~承っております。

>>WordPress引越しプランの詳細はこちら

この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

WordPress保守管理メールセミナー