AddQuicktagの使い方を解説※HTMLタグの設置をワンクリックで実行可能
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サイト引越し屋さん編集部サイト引越し屋さん編集部

htmlやショートコードを簡単呼び出し!AddQuicktagの使い方

皆さんはサイト内に装飾コード用のプラグインを活用されていますか?

  • 装飾コードを貼り付けるのが面倒くさい
  • 装飾する作業を効率化したい

今回は、そんな方に必須ともいえる便利なプラグイン『AddQuicktag(アドクイックタグ)』を、WordPress保守管理のプロである「サイト引越し屋さん」が紹介します。

このプラグインを利用すれば、HTMLタグをわざわざ入力する手間を省き、もっと簡単にブログや記事の執筆ができるようになります。

今回の記事が参考になれば幸いです。

追記:2025年11月現在の注意点

AddQuicktagの最新版のリリースは2020年となっており、公式ページのレビューも2021年頃で止まっています。

また、最新3回のWordPressメジャーアップデート時のテストは行われていません。

2025年現在AddQuicktagを利用する場合は、使っているWordPressバージョンやほかのプラグインとの干渉、セキュリティ面には注意しましょう。

AddQuicktagの特徴やメリット

addquicktag04

AddQuicktagとは、事前登録した装飾コードをワンクリックで記事へ追加できるプラグインです。

例えば、以下のような装飾をサイト内に加えたいとき、HTMLタグ(装飾コード)を入力する必要があります。

  • 文字サイズ変更
  • テーブルタグ
  • 吹き出しタグ

もちろん、HTMLタグの作成はコピー&ペーストや手書きで対応もできますが、手間がかかり面倒ですよね。

そこで、今回のAddQuicktagの機能を使えば、よく使う装飾コードを前もって保存しておけるので、ワンクリックで即座に決まったHTMLタグを呼び出せます。とても手軽ですし、時間短縮にもなります。

Addquicktagインストール・設定方法

それでは、AddQuicktagのインストール方法や設定方法を解説していきます。

まずWordPress管理画面のサイドメニューにある【プラグイン】から【新規追加】へ進みます。

【新規追加】へ進む

「プラグインを追加」の画面で検索窓に「AddQuicktag」と入力します。

AddQuicktag05

該当のプラグインを【今すぐインストール】を実行し、そのまま【有効化】します。

addquicktagインストール

HTMLタグを設定する

次にHTMLタグの設定方法を説明します。

まずはWordPressの管理画面のサイドメニューにある【設定】から【AddQuicktag】を選択します。

addquicktag03

次にHTMLタグを保存する作業を行います。

①「ボタンのラベル、ダッシュアイコンラベル名」に登録したいHTMLタグの名前を登録します。例:H2

②「開始タグと終了タグ」にタグを入力してください。例:開始タグに< h2 >と入力終了タグに< /h2 >と入力

③「アクセスキーと並び順」に任意のボタンを登録することで「ALT+任意のキー」でショートカットを設定できます。ただし設定は必須ではありません。「順番」は入力する際に表示される順番を設定することも可能です。使う頻度が高いものを上位に置くことができます。

④「ビジュアルエディター」のチェックボックスは、どのエディタに表示させるかを選択できます。すべてにチェックしても問題ありません。

addquicktagタグ設定

最後に【変更を保存】をクリックして設定を保存します。

保存が反映されない・エラーが表示される場合

閲覧でいません(Forbidden access)

契約しているサーバーによっては先ほどの【変更を保存】を押した直後に「閲覧できません(Forbidden access)」というエラーメッセージが表示される場合があります。

その場合は、レンタルサーバーのWAF設定を解除すれば解決できる可能性があります。

WAF(Web Application Firewall)とは、レンタルサーバーで設定しているサイトのアプリケーションの保護を目的にしたセキュリティ対策です。

エラーが発生した場合はレンタルサーバーの設定画面からWAFの設定をチェックし、WordPressサイトのドメインに適用されているWAFを一時的に解除して変更を保存しましょう。

設定が無事に完了した後にWAFをもう一度戻せば問題ありません。

当社で実際に使用しているHTMLタグ

AddQuicktagの利用の一例として、ここでは実際に「サイト引越し屋さん」で使っているタグ・ショートコードを3つ紹介します。

  • 赤字タグ
  • 背景黄色タグ
  • 事例紹介用ショートコード

赤字タグ

1つ目は赤字タグです。

対象の文章を選択しながら編集画面で「/赤字」をクリックするとが自動挿入されます。
実際の表示は以下のようになります。

背景黄色タグ

赤字と同じように文字装飾系のタグとして、「背景黄色」タグも用いています。

こちらは「背景黄色」をクリックするとが挿入され、以下のように文字を強調してくれます。

事例紹介用ショートコード

当社では、対応事例を紹介する機会も多いため、事例紹介用のショートコードも利用しています。

こちらは、記事のIDとタイトルなどの自由入力テキストを挿入するタイプです。

紹介したい記事のID、入力したい文章を挿入します。

記事上の見た目はこのような感じで、記事から画像を抽出し、目を引く見た目となります。

まとめ

ここまでAddQuicktagの特徴や設定方法について説明してきました。

このプラグインを利用することで、頻繁に使用するHTMLタグを保存し、効率よく使うことができます。

インストール・設定も簡単ですし、ワンクリックでタグを入力できるので、とても便利なプラグインです。

みなさんもぜひAddQuicktagを使って作業を効率化していきましょう。

この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

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