IP分散サーバーからのサイト移転はどうすれば良い?※Joe’sのIP分散サーバーのサービス終了から考える

IP分散サーバーからの移転

IPアドレスの分散で便利なのがIP分散サーバー。

以前からアフィリエイト戦略(自作自演のリンクを送るサテライトサイト制作)で重宝されていました。

最近は、

  • IP分散サーバーのサービスが終了するのでサイトを移したい
  • IP分散サーバーに登録したサイトを他のレンタルサーバーに移したい
  • IP分散サーバーを解約して手数料の安いサーバーに変更したい

など、IP分散サーバーから他のサーバーへの引越しを考えるケースの相談も、弊社では受けることがあります。

登録していたWebサイトの移転については、サーバーの契約者自身が対応しなければいけません。別のレンタルサーバーへ乗り換える場合には、移転作業を行う必要があります。

特に大量のWebサイトを管理しているIP分散サーバーの場合は、かなり面倒で膨大な作業になるので、個人で行うのは正直おすすめできません。…。

今回の記事では、Joe’sのIP分散サーバーがサービス停止する事例をもとに「もしIP分散サーバーを他のサーバーに移すときはどうすればいいのか」その疑問点を解消していきます。今後のサイト運営の参考になれば幸いです。

\IP分散サーバーからの引越しも弊社では対応しております/

料金につきましては、移転するサイトの数などによって変動するので、お気軽にご相談ください。

「IP分散サーバーのサイト移転で困っている」
「全サイトの移転を自分で行うのはさすがにこわい」

そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
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IPアドレスの分散とは

そもそもIPアドレス(internet protocol address)とは、コンピューターの識別番号。「インターネット上での住所」と説明されることが多いです。

IP分散とはIPアドレスをわざと分散させることで、被リンクを色々なWebサイトから自然に獲得しているかのように見せる手法です。自作自演のリンク(自演リンク)と呼ばれており、こういった手法を過度に行うことをブラックハットSEOと言います。

特に以前は「IPを分散させることでSEO評価が上がる」とされていました。そのため、意図的にIPを分散させる方法として、IP分散サーバーを借りるアフィリエイターも多かったのです。具体的には、123サーバーやIQサーバーなどが挙げられます。

最近では、自演リンクによるブラックハットの手法は下火になり、あまり耳にしなくなった印象を受けます。

Joe’sのIP分散サーバーがサービスを停止する(2021年9月予定)

Joe’sのIP分散サーバー

IP分散サーバーがサービスの提供をストップすることになったら、どうすればいいのでしょうか。

たとえば、今回Joe’sのIP分散サーバーが2021年9月をもって終了することになりました。

Joe’sのIP分散サーバーが停止する理由とは

今回、さくらインターネット株式会社が運営しているJoe’sのIP分散サーバーが、Googleのアルゴリズム変動などの理由から稼働をストップすることになりました。

公式サイトを確認すると、次のようにアナウンスされています。

弊社では、従来よりJoe‘sのIP分散サーバー(https://ipserver.jp/)のサービスを提供してまいりましたが、誠に勝手ながら、2021年9月30日をもって当該サービスのご提供を終了させていただくこととなりました。長らく多くのお客様にご利用いただいておりました当該サービスですが、昨今の検索アルゴリズムの変化や、データセンターのフロア縮小が重なり、以前と同様のサービス価値のご提供が困難と判断いたしました。(引用:サービス終了のお知らせより

せっかく分散サーバーを契約していたのに、もし急にサービスが終了してしまったら…利用者にとっては困りますよね。
期日までにサーバー内のデータ(登録しているWebサイト)を別の場所に移さなければ、データは消去されてしまいます。

Joe’sのIP分散サーバー側がサイトの移転作業を代行することはできない

本当はサイトのデータ移動を代行してくれれば楽なのですが…、こういったケースでは、サイトの移転はユーザー自身が対応しなければいけません。

Q:他のサーバーに移設をしてサービスを継続してもらうことはできますか?A:大変恐れながら、弊社側単独で移設をさせていただくことはできません。
お客様での作業が必ず必要になることと、現状では弊社で代替できるサービスのご用意がないためです。
ご参考までに、以下のリンクより移設手順をご案内させていただきます。https://ipserver.jp/docs/migration.html
(引用:サービス終了のお知らせより)

サーバー移転を代わりにやってもらうのは難しいようです。今回のようなことは、Joe’sのIP分散サーバーに限らず、他のサーバーでも起こる可能性があるので注意しておきたいですね。

IP分散サーバーのサービスが終了したときの3つの対処法

今回のように、IP分散サーバーの稼働が止まってしまうケースでは

  • すべてのサイトを他社のIP分散サーバーに移動させる
  • エックスサーバーやミックスホストのようなサーバーを複数借りて移動させる
  • 特定のサイトだけを他のレンタルサーバーに移動させる

などの選択肢があります。

1.他社のIP分散サーバーに移動させる

今までと同じように、IP分散サーバーを利用したい場合は、他社の分散サーバーへ移転する方法があります。

たしかに、IP分散のSEO効果については、以前ほど耳にしなくなりました。ただ「効果がない」とは言い切れません。そこまで話題にならないだけで、今でもサテライトサイトとしてIP分散サーバーを活用している事例はあります。

何よりも「IPアドレスの分散が効果あるかどうか」は、試してみた本人が一番わかっているはずですよね。

なので、IP分散サーバーを使っていて、効果を実感しているなら、なるべく同じ環境にWebサイトを移転させたほうが良いと言えます。

同じようなサーバーでしたら、123サーバーIQサーバーなどを選ぶのが良いでしょう。

2.エックスサーバーやミックスホストのようなサーバーを複数借りて移動させる

エックスサーバーやミックスホストのような、一般的なレンタルサーバーへサイトを移転させる方法もあります。

ただし、エックスサーバーのようなレンタルサーバーでは、1つのアカウントにつき1つのIPアドレスが振り分けられます。つまり、同じアカウント内だと、IPアドレスの分散にはなりません。

そして、次の2点は事前に押さえておきましょう。

  • 同一IP上でサイト群を作ると、あるサイトがペナルティを受けたときに、ほかのサイトにも影響してしまう危険性がある
  • 同一IPからの被リンクはほぼ効果ないため、(ドメインパワーがある前提で)IP分散による効果はある

ですから、今までのようにIP分散の効果を発揮させるにはアドレスを分ける場合は、複数のサーバーや複数のプランに分けてサーバーを借りて運営しなければいけません。

IP分散サーバー以外(エックスサーバーやミックスホストなど)で、IPアドレスの分散を行うには、

  • レンタルサーバーを複数契約する
  • 同じレンタルサーバーの中でアカウントを増やす

どちらかの方法になります。管理の手間がかかるので、あまりおすすめはできません。

3.特定のサイトだけを他のレンタルサーバーに移動させる

IP分散サーバーで登録しているサイトから、特定のサイトだけを他のレンタルサーバーへ移転することも可能です。

登録サイトを精査して、被リンク効果が期待できるサイトを厳選するのも良いですね。
ドメインが多いほど管理コストは増加するので、固定費を見直すチャンスかもしれません。

  • そろそろ管理するドメインの数を減らしたい
  • IP分散による被リンクの効果を実感できない
  • 固定費を見直したい

こういった人は「IP分散サーバーで多くのドメインを使い続けるべきなのか」もう一度考えてみましょう。

IP分散サーバーから大量のサイトを移転させるのは個人では難しい

Webサイトの引越しを自力で行う方法もあります。

移転させるサイトが1~2個なら話は別ですが、数十個もあるサイトを一人で作業するのは現実的ではありません…。

移転について外注する場合の相場は、こちらを参考にしてみてくださいね。

※IP分散サーバーからの移転は、対応するサイト数が多くなるので、直接相談したほうが確実です。

  • 作業に失敗しそうで怖い
  • 手順が多すぎてわからない
  • めんどうだから誰かに頼みたい
  • すべてのサイトを移転するなんて無理そう

こういった感想を持つなら、外注を検討してみましょう。

ただし、外注といってもクラウドワークスやランサーズのようなクラウドソーシングでは、IP分散サーバーからの移転は慣れていない人が大半だと考えられます。そもそも断られるかもしれません。

あまり多くないレアなケースだからこそ、弊社のような専門の代行業者に依頼したほうが安心です。

\IP分散サーバーからの引越しも弊社では対応しております/

料金につきましては、移転するサイトの数などによって変動するので、お気軽にご相談ください。

「IP分散サーバーのサイト移転で困っている」
「全サイトの移転を自分で行うのはさすがにこわい」

そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
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