WordPress引越し方法
  • WordPress引越し
  • プラグイン
  • PR
最終更新日:
サイト引越し屋さん編集部サイト引越し屋さん編集部

WordPress引越し方法5選|自力・無料・業者発注の選び方と事例

「今のサーバーが遅いので移転したい」「契約更新を機に別のレンタルサーバーへ乗り換えたい」WordPressの引越しを考えたとき、最初に迷うのが「どの方法で移転するか」です。

WordPressの引越し方法は大きく分けて、プラグインを使う方法、手動で移す方法、レンタルサーバーの無料移行機能、レンタルサーバーの有料移転代行、専門業者への依頼の5つです。

どの方法が最適かは、サイトの容量やPHPバージョン、メールやドメインも一緒に移すかどうか、そして「失敗したときに自分で元に戻せるか」で決まります。

この記事では、累計3,500件以上のWordPress案件を手がけてきたサイト引越し屋さんが、5つの方法の手順・費用・最適なケースを、実際のご相談事例も交えて解説します。

\WordPressの移転作業を代行中/
「WordPressを別のレンタルサーバーに移転したい」
「WordPressだけでなくメールアドレスの移行なども合わせて実施したい」

そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが作業を代行いたします。

>>WordPress移転プランの詳細はこちら

WordPress引越しの5つの方法を比較

5つの方法は「費用」と「失敗したときに誰が責任を持つか」で大きく異なります。自力での移転は無料ですが、トラブルの復旧もすべて自分で行う必要があります。

方法 費用の目安 難易度 メール・ドメインの移行 失敗時の対応 向いているケース
プラグインで自力移転 無料(大容量は有料版が必要な場合あり) 中 対象外(自分で別途対応) 自分で復旧 小、中規模のサイト。無料移行機能が使えないとき
手動で自力移転 無料 高 対象外(自分で別途対応) 自分で復旧 大容量サイト、特殊な環境。FTPやデータベースを扱える人
サーバーの無料簡単移行 無料 低 対象外 自分で復旧 移行元が条件を満たす一般的なブログ・コーポレートサイト
サーバーの有料移転代行 1サイト33,000円(税込)など 低 原則対象外。DNS切替も自分で 動作確認は対象外の場合が多い 作業時間を取れない、移転先が決まっている
専門業者へ依頼 数万円〜(業者・内容で変動) 低 まとめて依頼できる 業者が対応。事故補償がある業者も 企業サイト、メールも移す、古い環境、ハッキング被害後

※有料移転代行の料金はエックスサーバーのサーバー移転代行の例です。


===

「やっぱりWordPress引越しを自力でやるのは難しそう…」と感じる場合は、WordPressのサーバー移転代行サービスを利用するのも一つの手です。
→クリックしてサービス詳細を見る

方法① プラグインを用いて自力移転する方法

プラグインを使った引越しは、ファイルとデータベースを1つのバックアップファイルにまとめて書き出し、移転先で読み込むだけで完了する方法です。FTPソフトやphpMyAdminを触る必要がなく、WordPressの管理画面の操作だけで済むため、自力移転の中では最も取り組みやすい方法といえます。

代表的な移行プラグインと選び方

移行用のプラグインはいくつかありますが、よく使われているのは次の3つです。

プラグイン 特徴 気をつけたい点
All-in-One WP Migration and Backup 書き出しと読み込みの操作が最もシンプル 無料版はインポート容量に上限がある(512MB)。クライアントワークでの利用は規約で禁止
Migrate Guru 移行元と移行先の情報を入力するだけで、サーバー間で直接データを移せる 移行データが提供元のサービスを経由するため、社内規定との兼ね合いを確認したい
Duplicator アーカイブとインストーラーで復元する方式。ドメイン変更を伴う移転に強い 手順がやや多く、初めてだと迷いやすい
WPvivid Backup 定期バックアップと移行を1つでこなせる 設定項目が多く、使い始めは慣れが必要

初めてなら操作が少ないAll-in-One WP Migration、画像が多く容量が大きいサイトならDuplicatorを検討するとよいでしょう。

基本の手順

作業の流れは、どのプラグインでも大きくは変わりません。

  1. 移転元のWordPressをバックアップし、本体とプラグインを最新版にする
  2. 移転元に移行プラグインを入れ、データをエクスポートする
  3. 移転先サーバーにWordPressを新規インストールし、同じプラグインを入れてインポートする
  4. パーマリンク設定を保存し直し、hostsファイルなどで表示を確認する
  5. ネームサーバー(DNS)を切り替え、SSLを設定する

つまずきやすいポイントと向いているケース

注意したいのは、インポートすると移転先のWordPressが丸ごと上書きされる点です。

また、画像が多いサイトでは容量の上限やサーバーのタイムアウトで処理が止まりやすく、セキュリティ系プラグインが干渉して失敗することもあります。作業中はセキュリティ系プラグインを一時的に停止しておくと安心です。

キャッシュ系・ソース最適化系のプラグインも移行後のエラーにつながりやすいため、停止しておきたいプラグインの一覧は「移転前に停止するプラグイン」で確認してください。

もう1つ見落としやすいのが、プラグインではデータがすべて移ったかを確かめる手段がないことです。

データが正しく取り出せなかったり、一部しか取り出せなかったりしても、画面上は完了したように見えることがあります。

また、サーバーの仕様やWordPressの環境によっては、プラグイン自体が動かないこともあります。導入前には、レビューや不具合の報告、対応しているWordPress・PHPのバージョンを確認しておきましょう。

無料版では容量だけでなく、書き出せるデータの形式にも制限があり、有料プランが必要になることもあります。特にデータベースの容量が大きいサイトは失敗しやすく、結局は手動での対応が必要になるケースも少なくありません。

この方法が向いているのは、容量が数百MB程度までの小、中規模サイトで、移転先サーバーの無料移行機能が使えない場合です。テスト環境への複製やドメイン変更を伴う移転にも応用できます。

クライアントワークで使うときは利用規約に注意

制作会社やフリーランスが、お客様のサイトを移転するためにプラグインを使う場合は、自社サイトとは別の注意が必要です。代表例がAll-in-One WP Migrationで、提供元のServMaskが2025年6月17日付で利用規約を改定しました。

改定後の規約では、利用できるのは「自分または自組織が直接所有・運営するWebサイト」に限られ、クライアントや第三者に代わって使うことは禁止されています。

プラグイン本体はGPLライセンスで配布されていても、ライセンスキーや拡張機能の使用範囲は規約で制限されています。エンタープライズ契約を結ばずに次のような使い方をすると、規約違反にあたる可能性があります。

規約違反にあたりうる使い方 想定されるリスク
クライアントのサイトの移転や制作に使う ライセンスキーの無効化やアカウント停止。移転後の保守やアップデートができなくなる
受託した移行サービスの作業に使う 契約違反として損害賠償などを求められる恐れ
運営主体が異なるサイトや他社ホスティングへ展開する 急な代替手段の導入で、運用フローの混乱や人的コストが増える

クライアントワークで移転を引き受けるなら、まず使っているツールの規約を確認し、ライセンスを誰が保持しているかをお客様とも共有しておきましょう。

継続して使う場合は提供元とのエンタープライズ契約が必要ですが、費用や条件のハードルは低くありません。複数人で案件を回しているなら、使用してよいツールを社内ルールとして明文化しておくと、知らないうちに違反していたという事態を防げます。

こうしたリスクを避けるには、特定のプラグインに頼らない移転手順を身につけておくのが確実です。

次の「手動で自力移転する方法」で紹介するFTPやデータベースの操作に加え、URLの一括置換やWP-CLIの使い方を押さえておくと、案件ごとにツールの規約を気にせず対応できます。弊社も移転作業はプラグインに頼らず手作業で行っています。

実際にあった失敗事例:同じドメインで移転先にWordPressを先に作ってしまった

エックスサーバーからConoHa WINGへ移ろうとした個人事業者の方からのご相談です。

移転先に同じドメインでWordPressを新規作成し、先にネームサーバーを切り替えたところ、サイトが初期状態のWordPressになってしまいました。

その後、移行プラグインでコピーしようとしましたが、移行元と移行先が同じドメインのためインポート先を指定できず、ネームサーバーを元に戻してご相談いただいた経緯があります。

プラグインで移転するときは、「移転先でインポートして表示を確認する」ことが先、「ネームサーバーの切替」は最後です。切替前に移転先のサイトを確認するには、サーバーの動作確認URLやhostsファイルの編集を使います。この順番を逆にすると、公開中のサイトが一時的に消えた状態になります。

また、制作会社様からは「テストサーバーで作ったデザインを、ページビルダーのエクスポート機能で本番へ移したら、テンプレートだけ移って中身がノーデザインになった」というご相談もありました。

クライアントへの納期が迫った状態での急ぎのご依頼でした。プラグインで「一部のデータだけ」を移す作業は、丸ごと移す以上に不具合が起きやすいため、納期に余裕を持って試しておくことをおすすめします。


===

サイト引越し屋さんのWordPress引越しサービスには、万が一の移転事故に備えた補償も付いているため安全に移転が可能です!
→クリックしてサービス詳細を見る

方法② 手動で自力移転する方法

手動での移転は、FTPでWordPressのファイル一式を、phpMyAdminでデータベースをそれぞれ移す方法です。WordPressは「サーバー上のファイル」と「MySQL(データベース)」の2つで動いているため、その両方を自分の手で運ぶイメージです。

プラグインの容量制限を受けず、どんな環境にも対応できるのが強みです。実際、サイト引越し屋さんでも移転作業はプラグインに頼らず、FTPソフトでデータをやり取りしています。その反面、作業工程は5つの方法の中で最も多く、一定の知識も必要です。

手動移転のもう1つの強みは「手堅さ」です。取り出したファイル数やデータ量を移転元サーバーと照合できるため、移行漏れを防げます。ダウンロードした元データがそのまま手元に残るので、確実なバックアップにもなり、引越し後に問題が起きてもデータを修正・復元しやすくなります。

また、サーバーの設定を自分の目で確認しながら進められるため、ツール任せにしたときのような意図しない設定変更も防げます。画像付きの具体的な手順は、WordPress引越しの基本手順で解説しています。

基本の手順

  1. 移転元のファイル一式をFTPソフトでダウンロードし、phpMyAdminでデータベースをエクスポートする
  2. 移転先でデータベースとユーザーを作成し、SQLファイルをインポートする
  3. wp-config.phpのデータベース名・ユーザー名・パスワード・ホスト名を書き換える
  4. ファイル一式を移転先にアップロードする
  5. ドメインが変わる場合は、データベース内のURLをシリアライズデータに対応したツールで一括置換する
  6. hostsファイルで表示を確認してからDNSを切り替え、SSLを設定する

つまずきやすいポイントと向いているケース

手動移転で多いのが、移転元と移転先でPHPやMySQLのバージョンが大きく違い、移しただけでは動かないケースです。文字コードの不一致で日本語が文字化けしたり、データベースを単純な文字列置換で書き換えてウィジェットやテーマ設定が壊れたりすることもあります。

また、FTPソフトやphpMyAdminは最初の接続設定が面倒で、扱いにも慣れが必要です。元データを直接操作するため、削除や上書きを誤ると移転元のサイトまで壊してしまう恐れがあります。

そのため、この方法が向いているのはFTPやデータベースの操作に慣れ、トラブルの原因を自力で切り分けられる人です。プラグインの上限を超える大容量サイトや、無料移行機能もプラグインも動かない特殊な環境では、手動が唯一の選択肢になることもあります。

プラグインと手動のどちらを選ぶか迷ったら、サイトの重要度で決めるのがおすすめです。

技術的なことは分からないけれど自分で試したい個人サイトならプラグイン、アクセスが多いサイトや収益を生んでいるサイトなど、確実に移したい重要なサイトなら手動が向いています。自分での作業に不安がある場合は、方法⑤の専門業者への依頼も検討しましょう。

実際にあった失敗事例:移転後に動かず、旧サーバーのデータも残っていなかった

「プラグインを使わずに移転したら、見事に失敗しました」――そうご相談いただいたのは、バリューサーバーからさくらのレンタルサーバーへ、自社で手動移転されたIT企業の方です。

FTPでファイルを、phpMyAdminでSQLファイルをそれぞれ手元に保存してから移したものの、移転先でエラーが解消できない状態でした。

原因の1つは、データベースの「接頭辞(テーブル名の頭に付く文字列)」です。

移転先のサーバーが独自の接頭辞を割り振っていたため、移行元の「wp_」に合わせて書き換えたところ、別のエラーが出てしまいました。wp-config.phpの設定とデータベースの中身が一致していないと、WordPressは正しく動きません。

さらにこのケースでは、移転元サーバーに元のサイトデータがもう残っていませんでした。

手元のバックアップだけが頼りで、そこに不足があれば復旧できない状況です。手動で移転するときは、移転先での表示を確認するまで、移転元のデータには一切手を付けないようにしましょう。


===

「WordPress引越し作業が面倒くさい」そんな時は、サイト引越し屋さんに丸投げでお任せください!移転のプロがすべての作業を代行いたします。
→クリックしてサービス詳細を見る

方法③ レンタルサーバーの簡単移行サービス

主要なレンタルサーバーには、移行元のURLとWordPressのログイン情報を入力するだけでサイトをコピーできる無料の移行機能があります。条件さえ満たせば、最も手軽で速い方法です。

無料移行機能はすべてのWordPressで使えるわけではない

手軽な無料移行機能ですが、利用できるのは一定の条件を満たすWordPressだけです。たとえばエックスサーバーの「WordPress簡単移行」では、公式マニュアルに次のような条件や注意点が挙げられています。

項目 公式マニュアルの記載(要約)
動作要件 移行元のWordPressが4.2〜7.1、PHPが7.2以上であること
エラーになるケース マルチサイトを使用している、データベースが2GBを超えている、WordPress.comからの移行、移行元でPHPから圧縮コマンド(tar・zip)が使えない
ログインまわり Basic認証やロボット認証は事前に解除が必要。ログイン試行回数の制限がONだと、複数回の実行でエラーになる
移行されないデータ .htaccess、バックアップ系プラグインが作ったデータ、wp-contentの外に置いたデータ。セキュリティ系やキャッシュ系プラグインの設定も該当する可能性がある
容量 wp-contentの容量が大きいとタイムアウトや移行用データの作成失敗の原因になる(目安は合計2GB程度以下)
移行後の変化 WordPressのマイナーバージョンが最新版に更新される。記事が404になる場合はパーマリンク設定の保存が必要

つまり、古いPHPで動いているサイト、データ量の多いサイト、.htaccessやwp-content外のファイルでカスタマイズしているサイトでは、無料移行機能だけでは引越しが完結しません。

特に企業サイトでは、リダイレクトやアクセス制限を.htaccessに書いていることが多く、移行後にこれらが外れていないかの確認が欠かせません。

主要レンタルサーバーの無料移行機能一覧

条件はサーバーごとに異なります。次の表は、各社の公式マニュアルで確認できた範囲をまとめたものです。

サーバー 機能名 主な条件・制限
エックスサーバー WordPress簡単移行 WordPress 4.2〜7.1、PHP 7.2以上。DB 2GB超・マルチサイトは不可
シン・レンタルサーバー WordPress簡単移行 エックスサーバーと同じ条件(WordPress 4.2〜7.1、PHP 7.2以上、DB 2GB以下)
スターサーバー WordPress簡単移行 エックスサーバーと同じ条件(WordPress 4.2〜7.1、PHP 7.2以上、DB 2GB以下)
ConoHa WING WordPressかんたん移行 WordPress 3.8.5以上、PHP 5.3以上。マルチサイト・二段階認証のあるサイトは不可
ロリポップ! WordPress簡単引っ越し ライト以上のプラン。WordPress 4.0以上、PHP 5.3以上、DB 1GB以下
ラッコサーバー かんたんWordPress移行 WordPress 4.7以上、PHP 5.3以上。サブドメイン・サブディレクトリ運営やマルチサイトは不可
カラフルボックス WordPress簡単移行ツール WordPress 4.7以上、PHP 5.3以上。約50GBを超えるサイトは失敗する場合あり
mixhost WordPressかんたん引越し/らくらく引っ越し 旧サーバー(jp2〜jp16)では利用不可。インストールディレクトリ外のデータは対象外
お名前.com レンタルサーバー かんたんお引越し機能 ベーシック・RSプランのみ。移行前に全プラグインと二段階認証の無効化が必要
さくらのレンタルサーバ バックアップ&ステージング(SnapUP) お試し期間中は不可。移転元・移転先の両方にSSH接続が必要で、中級者向け
ヘテムル なし 移行用ツールの提供はなく、手動での移行が必要
KAGOYA なし 無料の自動移行機能は確認できず。有料の移行パックを提供

※2026年10月時点で各社公式ページを確認。条件は変更されることがあるため、利用前に必ず最新情報を確認してください。

使い方と向いているケース

使い方は簡単です。移転先サーバーを契約してドメインを追加したら、管理画面の移行機能に移行元のURLとWordPressのログイン情報を入力します。移行が終わったら動作確認URLやhostsファイルで表示を確かめ、ネームサーバーの切替とSSLの設定をすれば完了です。

SSL化済みのサイトは、移転先でSSLを再設定したあと、httpsへのリダイレクトが効いているかも確認しましょう(→SSLの再設定とリダイレクトの復旧)。自動移行が終わったら、表示やお問い合わせフォームの動作も確認しておくと安心です(→引っ越し後の最終チェックリスト)。

ただし、移行されるのはWordPressのデータだけです。メールアドレスやWordPress以外のファイルは対象外で、動作の保証もありません。移行元のPHPが古いとそもそも使えないため、事前にWordPress管理画面の「サイトヘルス」などでバージョンを確認しておきましょう。

サーバー間で直接データを送るため、自分でダウンロードとアップロードを繰り返す手動移転より速く終わるのは大きな利点です。一方で、特殊な設定やカスタマイズをしているサイトは苦手で、テーマやプラグインの一部が正しく移らず、特殊なプラグインが動かなくなることもあります。

個人ブログのように万一止まっても事業への影響が小さく、メールはGoogle Workspaceなど別のサービスで運用しているサイトであれば、まず試したい方法です。

実際にあった失敗事例:無料移行機能でつまずいたケース

無料移行機能は手軽な反面、うまくいかなかったときに原因が分かりにくいのが難点です。実際に弊社へ寄せられたご相談でも、次のようなケースがありました。

移行の組み合わせ 起きたこと 考えられる要因
エックスサーバー → ConoHa WING 「予期せぬエラー」「移行元サイトログイン確認失敗」が繰り返し発生。プラグインをすべて停止しても改善せず 画像が約103GBと大容量だったこと、ログイン認証まわりの設定
エックスサーバー → ConoHa WING 有料テーマとプラグインの影響で、簡単移行が完了しない プラグインやテーマとの相性
エックスサーバー内(ドメイン変更あり) 移行後に403・404・500エラーが出て表示されず、最終的にWordPressを入れ直すことに ドメイン変更とサブディレクトリへの設置が重なったこと

無料移行機能は、ドメインを変えずに同じ構成のまま移すケースにもっとも向いています。大容量のサイトや、ドメイン変更・設置場所の変更を伴う移転では、エラーが出た時点で無理に繰り返さず、原因を確認してから別の方法を検討しましょう。


===

「やっぱりWordPress引越しを自力でやるのは難しそう…」と感じる場合は、WordPressのサーバー移転代行サービスを利用するのも一つの手です。
→クリックしてサービス詳細を見る

方法④ レンタルサーバーの有料移転サービス

移転先のレンタルサーバー会社が、データ移行を有料で代行してくれるサービスです。申し込んで移転元のFTP情報などを渡せば、あとはサーバー会社がデータを移してくれます。

ただし代行されるのは「データのコピー」に限られることが多く、表示の確認やネームサーバーの切替は自分で行うのが一般的です。

主要レンタルサーバーの有料移転サービス一覧

料金も対応範囲もサーバーごとに大きく異なります。特に「DNSの切替や動作確認までしてくれるか」「プラグインやテーマまで動作を保証するか」は、申し込む前に確認しておきたいポイントです。

サーバー サービス名 料金(1サイト) 主な範囲・条件
エックスサーバー サーバー移転代行 33,000円(税込) 目安5営業日。DNSの変更と動作確認は対象外
Xserverビジネス サーバー移転代行 10件まで無料、11件目から16,500円(税込) 目安5営業日。DNSの変更と動作確認は対象外
シン・レンタルサーバー サーバー移転代行 33,000円(税込) 目安5営業日。DNSの変更と動作確認は対象外
スターサーバー サーバー移転代行 申込画面で確認 目安5営業日。無料お試し期間中は申込不可
ConoHa WING WordPress移行代行 7,678円(税込) 保証はWordPress本体のみ。執筆時点で新規受付停止中
ロリポップ! 設定おまかせサポート 33,000円 ドメイン設定やデータ移行を代行。支払いは銀行振込
ラッコサーバー サーバー移転代行 22,000円 メール・SSL設定を含む。移行先での表示を保証。目安3日〜1週間
カラフルボックス WordPress移行代行 14,080円(税込) 移行元の空き容量50%以上が必要。保証はWordPress本体のみ
mixhost WordPress移行サービス 10,890円(税込) 目安5営業日。空き容量50%以上が必要。保証はWordPress本体のみ
さくらのレンタルサーバ さくらのさくっとおまかせ設定 対象プランなら無料 スタンダード(36ヶ月一括)・ビジネス・ビジネスプロ・マネージドが対象。月ごとに申込回数の上限あり
KAGOYA サーバー乗り換え安心おまかせパック 11,000円 Webデータ1ディレクトリ・DB1つ・メール1ドメインまで。契約翌月末までに申込。完全な移行は保証されない
ヘテムル 設定おまかせサポート 依頼フォームで確認 「サイトのお引越し」を代行。WordPress移行の条件は公式ページに記載なし

※2026年10月時点で各社公式ページを確認。税込・税別の表記がないものは公式ページの表記のまま掲載しています。

注意点と向いているケース

移転元の環境やサイトの内容によっては代行を断られる場合があり、メールアドレスやドメインの移管も基本的に対象外です。移行後に不具合が見つかっても、修正までは対応してくれないと考えておきましょう。

また、申込みが集中している時期や移転元の条件によっては、完了までに想定より時間がかかることもあります。契約更新日など期限がある場合は、余裕を持って申し込みましょう。

移転先のサーバーが決まっていてWordPressのデータだけを移せばよく、無料の移行機能は条件外で使えないものの、DNSの切替や動作確認は自分でできる。そんなケースに向いています。

代行を利用した場合も、引越し後の動作確認はご自身で行うのが安心です。確認する項目は「引っ越し後の最終チェックリスト」にまとめています。

実際にあった失敗事例:「データベースを移行できなかった」と戻ってくる

有料の移転代行でも、すべてが完了するとは限りません。2026年に入ってからだけでも、サーバー会社の移転代行を利用したところ「ファイルは移したが、データベースは移行できなかった」と案内され、弊社を紹介されたというご相談が少なくとも4件ありました。

いずれもWordPressの設置は確認できたものの、移転元の環境が原因でデータベースのバックアップを取得できなかったというものです。

なかには、案内に従ってご自身でデータベースを移した結果、パーミッション(ファイルの権限)の設定も合わず、表示が崩れたり一部が表示されなかったりした方もいらっしゃいました。ネームサーバーの切替日を決めたあとにこの状況が分かり、急ぎでご依頼いただいたケースもあります。

また、データ移行は完了していても、動作確認URLでエラーが出たままのケースもありました。

ドメイン管理会社側でSSLの認証用のDNS設定が必要だったものの、設定しても認証が通らず行き詰まったというご相談です。有料代行を使う場合も、切替日は「代行が完了し、自分で表示を確認できてから」決めるのが安全です。


===

サイト引越し屋さんのWordPress引越しサービスには、万が一の移転事故に備えた補償も付いているため安全に移転が可能です!
→クリックしてサービス詳細を見る

方法⑤ WordPress移転の専門業者へ依頼

専門業者への依頼は、事前調査からデータ移行、DNS切替、移転後の動作確認までを丸ごと任せられる方法です。サーバー会社の代行との最大の違いは、メール・ドメイン・SSLなどWordPress以外の要素もまとめて依頼でき、「移して終わり」ではなく「正常に動くこと」まで責任を持ってもらえる点です。

依頼の流れ(弊社サイト引越し屋さんの場合)

  1. お問い合わせフォームから相談する(オンラインMTGでの事前相談、サーバー内部の事前調査は無料)
  2. 見積書を確認し、発注する
  3. スケジュールを確定し、作業に必要なログイン情報を共有する
  4. 業者が移転作業・動作確認を行う
  5. 完了後に検収して終了

業者選びで確認したいポイント

移転業者は料金だけで比べると、後から追加費用が発生したり、トラブル時に対応してもらえなかったりすることがあります。見積もりの段階で、次の4点を確認しておくと安心です。

確認したい点 見ておきたい理由
料金体系 データ量で料金が変わるか、メール移行やドメイン移管が別料金かで総額が大きく変わる
事故時の補償 損害賠償保険への加入や、不具合が起きたときの対応範囲を事前に把握できる
実績 自社と似た業種や、解決したい課題の事例があれば安心して任せられる
SEOへの配慮 URL構造やリダイレクト、サーバー性能を踏まえて移転してくれるかで、移転後の検索順位が変わる

サイト引越し屋さんでは、サイトのデータ量にかかわらず一律料金で移転を承っています。万一の事故に備えて、最大1億円までの損害賠償保険にも加入しています。

業者に依頼するときの費用の目安は、WordPress引越し費用の相場と内訳で詳しく解説しています。

この方法が最適なケース

  • 問い合わせや売上に直結する企業サイトで、停止や不具合が許されない
  • メールアドレスやドメインも一緒に移したい
  • 移行元のPHPが古い、容量が大きいなど、無料移行機能が使えない
  • ハッキング被害を受け、クリーンな環境へ移したい
  • 過去に自力移転で失敗した経験がある

===

「WordPress引越し作業が面倒くさい」そんな時は、サイト引越し屋さんに丸投げでお任せください!移転のプロがすべての作業を代行いたします。
→クリックしてサービス詳細を見る

引越し中もサイトは見られる?メールやページ更新はどうなる?

ご依頼前に特によくいただくのが「引越し中、サイトやメールは止まるのか」というご質問です。

結論からいうと、サイトの閲覧もメールの送受信も基本的には可能です。ただし、WordPressの更新だけは控える必要があります。

項目 引越し中の状態 対策
サイトの閲覧 基本的に可能。切替後しばらくは旧サーバーが表示されることもある 新サーバーが安定するまで旧サーバーを解約しない
メールの送受信 可能。ただし旧サーバーに届くメールがある メールソフトに新旧両方のサーバーを設定しておく
WordPressの更新 更新内容が旧サーバーにだけ残る恐れがある 新サーバーが安定するまで更新しない

切替後数日は新旧どちらのサーバーが表示されるか不定

ネームサーバーを切り替えると、新しいDNS情報が少しずつ広がっていきます。この期間を「プロパゲーション(DNS浸透)期間」といい、閲覧する人の接続環境によって新旧どちらのサーバーが表示されるかが変わります。

この浸透期間の目安は、多くの場合は数時間程度、最大でも24時間に収まることがほとんどです。ただし、理論上は最大72時間であることに注意が必要です。

そのため、引越しが終わっても旧サーバーはすぐに解約せず、新サーバーが安定してから解約しましょう。なお、移転先サーバーの仕様によっては、切替の前後でサイトが表示されない時間がどうしても生じる場合もあります。

メールは新旧両方のサーバーを設定しておく

メールも同じように、切替直後は新サーバーに設定したのに旧サーバーへ届くことがあります。メールソフトに新旧両方のメールサーバーを設定しておけば、旧サーバーに届いたメールも見落としません。新サーバーが安定したら、旧サーバーの設定は削除して構いません。

WordPressの記事更新は安定するまで控える

HTMLサイトなら新サーバーにファイルをアップロードすれば更新できますが、WordPressはそうはいきません。旧サーバーに接続された状態で記事を更新すると、その記事は旧サーバーにだけ残り、新サーバーには反映されません。引越し中と切替直後は、記事の投稿や編集を休むようにしましょう。

引越し後、旧サーバーのデータはいつ削除する?

引越しが終わった後に迷いやすいのが、旧サーバーに残ったファイルやデータベースの扱いです。結論からいうと、移転先での確認が終わるまで、旧サーバーのデータは残しておくのが基本です。ここでは、削除・解約のタイミングと、その前に確認したいポイントを解説します。

移転先が安定するまで旧サーバーは「マスターデータ」として残す

正しく引越しをすれば、新サーバーでサイトが動かなくなることはまずありません。それでも、サーバー障害やマルウェア感染で止まる可能性はゼロではありません。旧サーバーにデータを残していれば、万一のときもすぐに旧サーバーで再稼働できます。

サイト引越し屋さんの実案件では、旧サーバーを「移転元のマスターデータ」として扱っています。移転作業中に旧サイトで記事やお問い合わせが更新されることがあり、バックアップデータだけで移転すると、その差分が漏れやすいためです。

DNSの切替後もしばらくは旧サーバーにアクセスが残るため、テキスト・画像・プラグイン・フォームの差分確認が終わるまでは削除しないでください。方法②の失敗事例のように、旧サーバーにデータが残っていないと、手元のバックアップに不足があったときに復旧できなくなります。

旧サーバーにデータを残しても重複コンテンツにはならない

「旧サーバーにファイルを残すと、重複コンテンツとしてSEOに悪影響が出るのでは?」というご質問もいただきますが、基本的には心配いりません。ドメインの向き先を新サーバーに切り替えれば、旧サーバーのデータはそのドメインでは表示されないためです。

ただし、旧サーバーの初期ドメイン(サーバー会社が発行する「○○.サーバー会社のドメイン」形式のURL)やIPアドレスでサイトが表示できる状態のまま残っていると、検索エンジンに見つかる可能性があります。

旧サーバーを残しておく期間は、Basic認証をかけるか、noindexを設定しておくと安心です。

参考:noindex を使用してコンテンツをインデックスから除外する|Google検索セントラル

旧サーバーの契約は期限ギリギリまで残す

有料のレンタルサーバーなら、契約期限ギリギリまで残しておくことをおすすめします。少なくとも、DNSの切替直後に削除するのは避けてください。浸透期間中は、旧サーバーにもアクセスやメールが届きます。

ある法人サイトの移転では、旧サーバーの契約終了日が決まった状態からご相談が始まりました。旧環境のPHPが古く、移転先ではそのまま動かない可能性があったため、先に事前調査とバージョンアップを済ませ、契約終了日の前に新サーバーで動作確認を終える段取りにしました。

契約終了日から逆算して「調査 → 移転 → 切替 → 確認」の期間を確保しておけば、旧サーバーを慌てて消す必要はありません。

なお、ドメイン変更を伴う移転では、旧ドメイン側で301リダイレクトを維持する必要があります。Googleはリダイレクトを「一般的には1年以上」保持するよう推奨しているため、リダイレクトを置ける環境を1年以上確保しておきましょう。

参考:サイトを移転する方法|Google検索セントラル

例外は、旧サーバーの容量が上限に近く、同じサーバーで他のサイトも動いている場合です。容量がいっぱいになる前に、移転済みサイトのデータを削除する必要があります。

削除・解約前のチェックリスト

旧サーバーのデータを削除する前には、必ずバックアップを取っておきましょう。本来は移転作業時に取得しておくのが理想ですが、まだの場合は削除前に取得してください。そのうえで、次の項目を確認します。

  • 新サーバーで表示・フォーム送信を確認した
  • メールが新サーバーに届いている
  • 旧サーバーに他サイト・メール・DNSが同居していない
  • ファイルとデータベースのバックアップを保存した
  • 初期ドメインでの公開を止めた

特に見落としやすいのが、旧サーバーにメールやDNSが同居しているケースです。以前、社内のメール・DNSと同じサーバーで動いていたWordPressを独立した環境へ移設した際は、Webサイトのファイルだけを消すつもりでも、他のサービスに影響するおそれがありました。

このときは旧サーバーに何が載っているかを洗い出し、切替日を決めてから移行。お客様に表示・動作を確認いただいたうえで作業完了とし、旧環境は確認が終わるまで残しました。


===

「やっぱりWordPress引越しを自力でやるのは難しそう…」と感じる場合は、WordPressのサーバー移転代行サービスを利用するのも一つの手です。
→クリックしてサービス詳細を見る

WordPress引越しのリスクとよくあるトラブル

どの方法で移転するにしても、「データ損失」「SEOへの影響」「URL構造の変化」の3つのリスクは事前に把握しておきましょう。いずれもサイト運営に大きく影響しますが、事前に知っていれば防げるものばかりです。

データ損失リスク:移転前のバックアップは必須

WordPressはサーバー上のファイルとデータベースの2つで構成されており、移行時の扱いを誤るとデータを失う恐れがあります。一番怖いのは、移転先ではなく旧サーバーの元データを失うことです。こうなるとサイトを復旧できなくなるため、作業前に必ずバックアップを取っておきましょう。

SEOへの影響:料金だけで移転先を選ばない

サーバー移転で表示速度などの性能が上がれば、SEO評価にもプラスに働く可能性があります。反対に、利用料を抑えるために性能の低いサーバーへ移ると、表示が遅くなって評価を下げる危険があります。移転先は料金だけでなく、性能とのバランスで選びましょう。

URL構造の変化:サブディレクトリに設置している場合は要注意

WordPressを「/wp/」のようなサブディレクトリに設置している場合、新サーバーでも同じ場所に置かないとWordPressが正しく動作しません。

設置場所を変えたいときは、WordPressアドレスの変更と旧URLからの301リダイレクトを正しい手順で行う必要があります。ドメイン直下に設置しているサイトは気にしなくて構いません。

よくあるトラブルと対処法

移転後に起きるトラブルの多くは、事前のバックアップと切替前の表示確認で防げます。それでも起きてしまったときは、次の表を参考に原因を切り分けてください。

トラブル 主な原因 対処法
「データベース接続確立エラー」が出る wp-config.phpの接続情報が移転先と一致していない DB名・ユーザー名・パスワード・ホスト名を見直す
画面が真っ白になる PHPバージョンとテーマ・プラグインの不一致 デバッグモードで原因を特定し、該当プラグインを停止・更新する
画像が表示されない アップロード漏れ、URLの置換漏れ uploadsフォルダとデータベース内のURLを確認する
メールが届かない、迷惑メールに入る DNS切替でメールの宛先が変わった、SPF等の未設定 切替前にMXレコードとメール移行を計画し、SPF・DKIMを設定する
検索順位が下がる URL構造の変化、リダイレクトやSSLの設定漏れ 旧URLから301リダイレクトし、Search Consoleでエラーを確認する

特に見落としやすいのがメールです。WordPressと同じサーバーでメールを使っている場合、ネームサーバーを切り替えた瞬間にメールが届かなくなることがあります。

メールを利用中の場合には、事前にメールサーバー移行の流れを確認するとともに、WordPress引越しと合わせてスケジュールを組むようにしましょう。

【どの方法でも共通の注意点】
どの方法で引越しても、次の3点は共通です。

  • キャッシュ系・セキュリティ系などのプラグインは、移転前に停止する
  • SSL化済みのサイトは、移転後にSSLを再設定し、httpsへのリダイレクトを戻す
  • 切り替え後に、表示・ログイン・記事数・フォームなどを確認する

自力でも業者でも引越しが難しい3つのケース

サイト引越し屋さんでは、ジャンルや移転理由を問わずほとんどのWordPressの引越しに対応しています。それでも、次の3つに当てはまる場合は移転が難しくなり、お断りせざるを得ないこともあります。自力で移転する場合も同じ壁にぶつかるので、事前に確認しておきましょう。

ケース 難しくなる理由 事前にできること
改ざんがひどく、バックアップもない 安全なデータがなく、改ざん部分を取り除いて復旧するしかない。範囲が極端に広いと復旧自体が難しい 平常時から定期的にバックアップを取り、サーバー外にも保管する
サーバー管理画面もFTP情報も分からない データを取り出す手段がない 管理画面のログイン情報だけでも探す。多くのサーバーは管理画面からFTP情報を確認できる
サーバー内にWordPress以外のシステムがある 移行機能やプラグインはWordPressしか移せず、別途の調査が必要 移転対象になるファイルやシステムを洗い出しておく

3つ目のケースでも、弊社では事前調査で移転できると判断できれば、追加料金でWordPress以外のファイルやシステムも移転しています。当てはまるからといって、すぐに諦める必要はありません。

なお、FTP情報が分からなくても、WordPressの管理画面にログインできればデータを取り出せる場合があります。

ちなみに、「記事数が多いけれど移転できますか?」というご質問もよくいただきますが、記事数と移転の難しさはほとんど関係ありません。むしろ影響するのは、移行元のPHPバージョンや画像を含むデータ容量、メールやドメインを一緒に移すかどうかです。

実際にいただいた移転のご相談事例

実際に寄せられたご相談から、自力や無料の方法では難しかった3つのケースを紹介します。

事例1:過去の自力移転でデータを失った企画会社様

一人で事業を営む企画会社様から、大手事務機器メーカー系のホスティングからエックスサーバーへ移りたいとご相談をいただきました。

「過去に自分で引越しして失敗し、データが消失した怖い経験がある」とのことで、WordPressに加えてドメイン移管、無料SSLの導入、独自ドメインメールの移行までまとめてご依頼いただきました。

メールは迷惑メール判定を防ぐSPF・DKIMも設定し、Outlookの再設定も遠隔でサポートしました。完了後には「プロに任せて良かったです」とのお言葉をいただいています。

事例2:移行元のPHPが古く、無料の簡単引越しが使えなかった不動産系企業様

ロリポップ!への移転を検討されていた企業様です。移行元サーバーのPHPが5.3以下と非常に古く、無料の「WordPress簡単引っ越し」が利用できない状態でした。

このような場合、移転先で動かすにはPHPとWordPressのバージョンアップを移転と同時に行う必要があります。プラグインやテーマの互換性も確認が必要で、無料の移行機能だけでは対応できない典型例です。

事例3:ハッキング被害により、クリーンなサーバーへ移転した企業様

同じサーバーで数十のドメインを運用していた企業様で、不正ファイルやバックドアの設置が繰り返され、バックアップにも感染が及んでいる可能性がありました。

同じサーバー上で1サイトだけ復旧しても、他のドメインに残った不正ファイルから再感染する恐れがあります。

そこで、優先度の高いサイトから別のクリーンなサーバーへ移転して復旧する方法をご提案しました。感染したデータをそのままプラグインや無料移行機能でコピーすると、移転先にも不正ファイルを持ち込んでしまうためです。

結果的に、新しい環境にて無事にWordPressを復旧することができ、サイトの運営を再開することができました。


===

サイト引越し屋さんのWordPress引越しサービスには、万が一の移転事故に備えた補償も付いているため安全に移転が可能です!
→クリックしてサービス詳細を見る

まとめ:WordPress引越しは「失敗時に戻せるか」で方法を選ぼう

WordPressの引越し方法には、プラグイン・手動・サーバーの無料移行・サーバーの有料代行・専門業者への依頼の5つがあります。移行元が条件を満たす個人ブログなら、まずサーバーの無料移行機能を試すのが最短です。使えない場合は容量に応じてプラグインか手動を選びましょう。

一方、問い合わせや売上に直結する企業サイト、メールやドメインも移すケース、PHPが古い環境やハッキング被害後の移転は、専門業者への依頼が安全です。自力移転で失敗すると、復旧の手間や機会損失のほうが大きくなることもあります。

どの方法を選んだ場合でも、引越し後は移転先での確認が終わるまで旧サーバーのデータを残しておきましょう。万一のときに元へ戻せる状態を保つことが、最も確実なリスク対策です。

サイト引越し屋さんでは、事前のオンライン相談やサーバー内部の調査を無料で承っています。「自分のサイトはどの方法が合うのか分からない」という段階でも、お気軽にご相談ください。

\WordPressの移転作業を代行中/
「WordPressを別のレンタルサーバーに移転したい」
「WordPressだけでなくメールアドレスの移行なども合わせて実施したい」

そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが作業を代行いたします。

>>WordPress移転プランの詳細はこちら

この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

サイト引越し屋さん編集部

累計対応実績3,500案件以上、日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』のマーケティング部です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

この記事を監修した人

彦坂 康太郎

彦坂 康太郎

株式会社DPパートナーズ 代表取締役。大学在学中にアフィリエイトを始めたことからメディア運用やSEOにハマる。独立後は運営サイトをサイトM&Aで売却し、その時の経験をもとにWordPressのサーバー移転&保守サービス『サイト引越し屋さん』を立ち上げる。WordPress運用歴は15年以上。複数の大手ホスティング会社にてセミナー登壇なども務める。

本サイトにてご提供している情報については、最新かつ正確な情報を提供するよう努力していますが、情報の正確性や完全性を保証するものではございません。また、コンテンツには一部プロモーションが含まれております。本サイトの情報を利用することによって生じたいかなる損害に対しても、当社は責任を負いかねます。情報をご利用される際は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い致します。