エックスサーバーとコノハウィングを比較!違いや選び方を解説します
  • 独自ドメイン・サーバーの選び方
最終更新日:2023年7月26日

エックスサーバーとConoHa WINGを比較!違いや選び方を解説します

こんにちは。サイト引越し屋さんです。

多くのレンタルサーバーの中から「自分に合っているのか?」「それぞれの違いを知りたい」と検討されている方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回はエックスサーバーとConoHa WINGを比較・解説します。

両サーバーの違いがいまいちわからない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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エックスサーバーとコノハウィングを比較

まず、契約内容を簡単にまとめてみました。

項目 ConoHa WING
(ベーシックプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
月額費用(税込)
※36ヶ月契約の場合
493円
※初期費用なし
693円
※初期費用なし
ドメイン
メールアカウント
無制限 無制限
ディスク容量 300GB 300GB
CPU 仮想6コア 仮想6コア
メモリ 8GB 8GB
独自ドメイン設定数
(サブドメイン含む)
無制限 無制限
WordPress作成数
(MySQL数)
無制限 無制限
自動バックアップ あり※設定不要 あり※設定不要
プラン変更 変更可 変更可
サポート 電話/メール可 電話/メール可
特典 WordPressテーマ割引購入可 エックスサーバー開発の有料テーマ「XWRITE(エックスライト)」を1年無料で使用可能

人気の無料テーマ「Cocoon」や「Lightning」は事前インストール済み

公式サイト ConoHa WING エックスサーバー

エックスサーバー、ConoHa WINGともに十分なスペックが備わっています。

※それぞれキャンペーンを実施し、月額あたりの費用が変動する場合があります。

項目を一つずつ確認してみましょう。

コスト面の違い

項目 ConoHa WING
(ベーシックプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
初期費用 無料 無料
12ヶ月契約 1,320円
(※911円)
1,100円
(※880円)
24ヶ月契約 1,320円
(※861円)
1,045円
(※783円)
36ヶ月契約 1,320円
(※493円)
990円
(※693円)

※カッコ内はキャンペーン適用時の金額です。

キャンペーンは定期的に内容が変わるので、必ず公式サイトでチェックしておきましょう。

今まで初期費用が発生していたエックスサーバーですが、2022年8月から他レンタルサーバー同様無料となっています。

両サーバーとも、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月の契約期間があり、長期契約になるほど月額費用が下がります。

ディスク容量(ストレージ)の違い

ディスク容量とは、サーバー内に保存できるデータ量の上限です。

項目 ConoHa WING
(ベーシックプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
ディスク容量
(ストレージ)
300GB 300GB

どちらともディスクの容量上限が300GB以上あり、個人で使用する分には十分な容量と言えます。

サイトを作成できる数の違い

Webサイトの作成にはドメインが必要です。

特に複数サイトを作成するときは「ドメインはいくつ設置できるか」チェックしておく必要があります。

また、WebサイトをWordPressシステムで作成するには、MySQLというデータベースが必要です。そのため、WordPress1サイトにつき、1個のMySQLを割り当てます。

項目 ConoHa WING エックスサーバー
WordPress作成数
(MySQL数)
無制限 無制限
独自ドメイン設定数
(マルチドメイン)
無制限 無制限

独自ドメインとWordPress作成数は、ConoHa WINGとエックスサーバーどちらも無制限なので、いくらでもサイト作成が可能です。

MySQL1個あたりの容量上限は、エックスサーバーが5.0GB/1個、ConoHa WINGが4.5GB/1個で、エックスサーバーの方がより大きいサイズのデータベースを扱うことができます。

プラン変更可否の違い

両サーバーとも、途中でプラン変更が可能です。

項目 ConoHa WING エックスサーバー
プラン変更

ConoHa WINGは変更した当日から希望のプランが適用されます。

エックスサーバーの変更では、少し注意が必要です。

下位プランから上位プランへの変更は月単位で可能で、変更する前月の1日~20日までに手続きを行うと、翌月(希望月)に上位プランが適用されます。

上位プランから下位プランへの変更は「契約期間満了月の1日~20日のみ」で、例えば契約満了が1月だった場合、1月1日~20日の間に手続きを行うと、翌月2月から下位プランへ適用されます。

自動バックアップの取得方法の違い

項目 ConoHa WING
(ベーシックプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
自動バックアップ
※無料
可能(設定不要) 可能(設定不要)

どちらも契約した時点で自動バックアップ(無料)が標準搭載です。

エックスサーバーは1日1回バックアップ専用サーバーに自動でコピーし、過去14日分のデータを保持。復元する場合、サーバーパネルからバックアップ対象データの申し込みが必要です。

同じくConoHa WINGも過去14日分のバックアップを自動取得してくれます。コントロールパネルから直接指定した日時の状態へ復元することが可能です。

サポートの違い

項目 ConoHa WING エックスサーバー
電話サポート あり(平日10:00~18:00) あり(平日10:00~18:00)
メールサポート あり(24時間) あり(24時間)
チャットサポート あり(平日10:00~18:00) あり(平日10:00~18:00)

サポートですが、どちらともメール、チャットおよび電話サポートがあります。

その他の違い(表示スピード、使いやすさなど)

サイトの表示スピードは、両サーバーともに優れています。

特にConoHa WINGは2022年の4月からWEXAL® Page Speed Technologyが標準搭載され、サイトの表示スピードがさらに強化されました。

エックスサーバーについても、2021年5月よりリリースされたシン・レンタルサーバーというサービスは、サイト表示スピードがさらに強化されています。

管理画面については、両サーバーともに使いやすいです。

エックスサーバーのデザインはビジネスマン向け。ConoHa WINGはポップな雰囲気で、より個人向けな印象を受けます。

エックスサーバーとConoHa WINGどちらを選ぶべきか

ここまでConoHa WINGとエックスサーバーの違いについて表にして確認してきました。

正直なところ、スペック面では差異がそこまでありません。

ConoHa WINGはコストが安い点、エックスサーバーは長年の運用実績と安定したサポート体制がある点が特に強みです。

それぞれどのようなユーザーに向いているのかまとめておきます。

エックスサーバーが向いている人

  • 実績とサポート体制を求めている人
  • 障害が少ないレンタルサーバーを求めている人
  • お試し期間があるレンタルサーバーを求めている人

2003年~の運用実績があり、レンタルサーバー国内シェアNo.1を誇るエックスサーバー。

長年の運用実績と充実したサポート体制から、個人・法人ともに安心して利用できる「最もバランスが良い」レンタルサーバーといえます。

また、障害発生が少ない安定した稼働率も支持されている理由です。

ConoHa WINGが向いている人

  • 表示速度の速さにこだわりつつ、安価なサーバーを利用したい人
  • 独自ドメインとセットで費用を抑えたい人
  • 学生や教職員でWordPressをすぐに使う予定の人

ConoHa WINGは、GMOインターネット社が運営する高速かつ高コスパのレンタルサーバー。

シェア急拡大中の注目のサーバーで、最近はWEXAL® Page Speed Technologyを標準搭載するようになり、サイト表示スピードがさらに強化されました。

学生や教職員は学割購入、またWordPressテーマの割引特典もあります。はじめから独自ドメインを2つ無料利用できる点も特徴的です。

まとめ

今回はエックスサーバーとConoHa WINGについて比較・解説しました。

ConoHa WING・エックスサーバーともに、十分なスペックを備えていて、使いやすいレンタルサーバーです。

両サーバーともに絶大な人気があります。

総合的なサポート面、長年の運用実績を重視し、今後法人化を考えている場合はエックスサーバーを使っている人が多く、個人ブログでサイト表示速度を追求したり、コストを最低限に抑えておきたい人は、ConoHa WINGを使うケースが多いよう印象を受けます。

以上、少しでもご参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

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