- ドメイン移管
サイト引越し・ドメイン移管時のネームサーバー切り替えタイミング
サイト引越し(サーバー移転)をする時に必ず発生する作業の1つにネームサーバーの切り替えがあります。
ネームサーバーを簡単に説明すると「どこのサーバーを利用しているかの設定」であり、AサーバーからBサーバーにサイトを引越しする際には、ネームサーバーをBサーバーに切り替えなければいけません。
ちなみに、ネームサーバーはドメイン管理会社によって管理、設定されています。
本記事では、このネームサーバーの切り替えタイミングについて、数千件のサイト引越しとそれに伴うネームサーバー切替を行ってきた「サイト引越し屋さん」が、ドメイン移管を伴わないサイト引越しとドメイン移管を伴うサイト引越しに分けて解説します。
「WordPressなどWebサイトをサーバー移転して欲しい」
「Webサイトの移転に伴いメールアドレスやドメインも移管したい」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが作業を代行いたします。
目次(クリックで飛べます!)
ドメイン移管を伴うサイト引越しの場合
ドメイン移管を伴うサイト引越しの場合、ネームサーバーの切り替えタイミングはデータ移転とドメイン移管の間となります。
データの移転→ネームサーバー変更→ドメイン移管
この順番で行うと考えましょう。
この順番で作業を進める理由として、ドメイン移管の作業進行はコントロールできない部分があることが挙げられます。
特に、移管申請をしてから承認までの待ち時間についてはドメイン管理会社が行う作業のため、日程を自由に決められません。
ドメイン移管の詳しい手順はこちらの記事もご参考ください。
万が一ドメインがアンコントローラブルな状況でサーバー移転の事故が起きると復旧対応に遅れが生じる危険性があるため、同時には進めないほうが安全です。
また、サーバー移転するということは何らか移転が必要(環境を改善する、管理者を変更する、サービスが終了する)なはずなので、いち早く新しいサーバー環境でWebサイトを運用するためにもドメイン移管は後回しにすべきです。
例外:ドメイン移管を先に実施したほうが良いケース
先ほど解説した通り、基本的にはWebサイトの移転が先でドメイン移管を後から行うことをお勧めしています。
ただし、一部のケースにおいてはドメイン移管を先に実施したほうが良い場合もあります。
それは、移管元ドメイン管理サービスではネームサーバーの変更が出来ない、または、変更できるが日程や時間を自由に決められないケースです。
例えば、Wixや大塚商会、OCNなどがこれに当たります。
ネームサーバーが変更できないとWebサイトやメールをどこで利用するかそもそも設定が出来ません。
ネームサーバー切り替え時間を決められない場合では、切り替え後のSSL対応やメールソフトの設定変更が遅れてしまい、様々な機会損失が起きるリスクがあひます。
そのため、移管元ドメイン管理サービスにてネームサーバーが変更できない、または、変更できるけど時間を自由に決められない場合には、ドメイン移管を先に行うようにしましょう。
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この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
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