シリウス(Sirius)サイトのサーバー移転
  • その他システム
最終更新日:2023年11月30日

シリウス(Sirius)サイトのサーバー移転方法を解説

誰でも簡単にWebサイトを作れるツールに、シリウス(Sirius)があります。アフィリエイターの方を筆頭に、昔から人気のWeb制作ツールとなっています。

そんなシリウスサイトを「現在とは別のレンタルサーバーに移転したい。」そういった悩みが発生する場合もあるかと思います。

運営するサイトの数が増えたり、サイトM&Aで新しいサイトを買収した際など、シリウスサイトのサーバー移転が必要になることがあります。

ということで本日は、シリウス(Sirius)サイトのサーバー移転方法を解説していきます。

①移転元サーバーにてデータのバックアップ

まずは移転元レンタルサーバーにて、シリウスサイトのバックアップを取りましょう。
シリウスのサイトは、HTMLというWeb用の言語によって作られています。

HTMLのファイルはレンタルサーバーの中に格納されており、FTPソフトを使ってアクセスすることでダウンロード可能です。

FTPソフトを用意し、あなたが使用するレンタルサーバーのFTPアカウントを確認のうえ、サーバーにアクセスしてデータをバックアップしましょう。

FTPソフトの設定方法が分からない方はこちらをご参考ください。

②移転先サーバーにてドメイン設定

移転元サーバーにてバックアップが取れたら、次は移転先サーバーの設定を進めます。

移転先のレンタルサーバーにログインしドメインを追加、PHPのバージョンについても移転元と同じバージョンに設定を揃えておきましょう。

なお、サーバー選定でお悩みの場合はエックスサーバーがお勧めです。

③サイトデータの移行

移転先サーバーにドメインの設定ができたら、次はデータ移行です。
①でバックアップしたデータを移転先サーバーにアップロードしましょう。

アップロードの仕方は、①でやった作業と逆のことをすれば大丈夫です。
移転先サーバーのFTPアカウントを確認のうえ、FTPソフトを使ってサーバーにアクセスし、①のデータをアップロードしてください。

④サーバー切り替え前に表示・動作確認

データの移行が完了したら、サーバーを切り替える前に表示や動作を確認します。

もしこの作業をやらないと、万が一データの移行漏れなどがあった際に、サーバー切り替え後にサイトの表示や動作に不具合があると困ってしまいます。事前に確認しておきましょう。

確認方法としては、パソコンのhosts設定を変更することで、自分のパソコンだけ切り替え前の移転先サーバーを通じて移転後のサイトを閲覧することが可能です。

詳しいやり方については下記の記事をご覧ください。

⑤サーバー切り替え

事前に移転先の表示・動作確認をして問題がなければ、最後はいよいよサーバー切り替え作業です。

サーバー切り替えにおける注意点としては、シリウスサイトの移転とともにメールアドレスの移行もあるかどうかです。

メールアドレスの移行を同時に行う場合には、別途そのための作業が必要になります。詳しくは下記記事を参考にしてください。

シリウスサイトのサーバー移転だけ行う場合には、ドメイン管理サービスにログインして、ネームサーバーを移転先サーバーに切り替えましょう。

シリウスサイトのサーバー移転方法は以上になります。

引き続きシリウスでサイト編集する場合はシリウスの設定も更新しましょう。

最後に、シリウス側の設定についても触れておきます。

シリウスはパソコンに入れてWebサイトを作成するツールです。そのため、シリウスサイト自体はデータを移転すれば他のサーバー上でも問題なく表示されます。

ですが、移転したシリウスサイトを再編集するためには、シリウス側の設定を更新する必要があります。

その際に用いるのが、先ほど利用したFTPアカウントです。シリウスを開き「設定」>「FTP設定」>「設定変更」から登録情報の更新ができます。

シリウスの設定変更については以上となります。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

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