サーバーIDの決め方
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サイト引越し屋さん編集部

サーバーIDとは何か?基本から決め方まで分かりやすく解説

初めてレンタルサーバーを契約する時って分からないことが多いですよね。
事あるごとに「これってどうしたらいいんだろう?」という悩みも多いと思います。

そのうちの1つが「サーバーID」です。

本記事ではサーバーIDの「意味」や「役割」、「独自ドメインとの違い」「決め方」を解説しています。レンタルサーバー契約の際に是非ご参考ください。

※当記事の内容は、動画でも解説を行っております※

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サーバーIDの意味とは?用語を解説

サーバーIDとは、あなたが契約するサーバーの「アカウント名(名前)」です。
例えば、以下のような形です。

  • エックスサーバーの場合:〇〇〇〇〇.xsrv.jp
  • ロリポップの場合:〇〇〇〇〇.lolipop.jpなど
  • さくらインターネットの場合:〇〇〇〇〇.sakura.ne.jp
  • mixhostの場合:〇〇〇〇〇.mixh.jp

※「〇〇〇〇〇」の部分がサーバーIDです。

サーバーIDは「初期ドメイン」と呼ぶこともあり、他のユーザーと被らない限り自分の好きな文字列で決めることが出来ます。ただし、一度決定したサーバーIDは後で変更することが出来ないのでご注意ください。

サーバーIDが利用される場面

「後で変更できない」と聞くと、IDを決めづらくなってしまう方もいるかもしれません。
また、どんな場面でサーバーIDが利用されるのか気になる方もいることでしょう。

サーバーIDは主に、以下の3つの場面で利用されます。

  • ①サーバー管理画面へのログイン
  • ②FTPアカウント名
  • ③サーバー本体のドメイン(URL)
  • ④サーバー本体のメールアドレス

①と②はレンタルサーバーのシステムを利用するうえでの名称になるだけですので、ユーザーさんの目に付くことはありません。

③④について、これら2つの利用が必要になるケースは、「独自ドメインを取らずに運営する場合」に限ります。独自ドメインを取得してサイトを運営する場合、③と④は使用することがありません。

レンタルサーバーを契約すると、サーバー会社から先ほどご紹介したようなサブドメイン(例えばエックスサーバーなら「〇〇〇〇〇.xsrv.jp」を割り当てられます。このサブドメインを利用してサイトを構築することが出来ます。

また、このサブドメインを利用してメールアドレス(例えばエックスサーバーなら「×××××@〇〇〇〇〇.xsrv.jp」など)を作ることもできるのです。これが③④の正体です。

ただし、現在では自分専用の独自ドメインを取得してサイト運営を選択される方が大半なので、③④も気にせず大丈夫かと思います。もしまだ独自ドメインを取得していない場合には、大手ドメイン管理会社である「お名前.com」がお勧めです。

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サーバーIDと独自ドメインの違い

先ほどの解説で既に理解されたかと思いますが、念のためサーバーIDと独自ドメインの違いについても解説いたします。

サーバーIDとは自分が使うインターネット空間上の保存領域の名前であり、ユーザーさんの目に触れることはありません。それに対し独自ドメインは、あなたが運営するサイトのURLに当たるものであり、ユーザーさんにも見えます。

パターン別サーバーIDの決め方

最後に、サーバーIDの決め方についても解説していきます。「サーバーIDの名前が思い付かない」と悩んでいる方も多いので、是非参考にしてみてください。

人(名前)に紐付けて決める

1つ目の決め方は、人(名前)に関連させる方法です。

「契約する人は誰なのか」「そのサーバーを管理する人間は誰なのか」そういった点を元にサーバーIDを決めていきましょう。たとえば、「名前+生年月日」なども良いでしょう。

その他、法人として契約する場合、会社名をそのままサーバーIDにしても良いですね。

使用用途に紐付けて決める

2つ目の決め方は、使用用途に関連させる方法です。

こちらの決め方は、サーバーを複数契約する可能性がある方に特にお勧めです。決め方のポイントは、サーバーIDを見た時に「そのサーバーの使用用途が分かるように決める」ことです。

たとえば、特定ジャンルのサイトだけを格納するサーバーにしたいなら、「金融(kinyu)」「美容(biyou)」「不動産(hudousan)」など、ジャンル名をサーバーIDに混ぜるとわかりやすいです。

その他にも、WordPressサイトのみを格納するサーバーは「wordpress」という言葉を入れたり、HTMLサイトのみを扱うなら「html」という言葉を入れると、とてもわかりやすくなります。

プロジェクト名に紐付けて決める

特定のプロジェクト事業にちなんでサーバーIDを設定する決め方もあります。

例えば、プロジェクトの略称を組み込むことで、どのサーバーがどのプロジェクトに関連しているかが一目で分かるようになります。

こうすることで、サーバーの目的や役割を分かりやすく管理できるようになり、終了したプロジェクト用のサーバー契約が無駄に続いてしまうのを避けられます。

日付やイベント名を含める

サーバーIDに設立年月日重要なイベントの名称を含めることで、サーバーが設置された背景やその時期に特有の目的を示すこともできます。

これにより、各サーバーアカウントを時系列で効率良く管理できるようになります。

セキュリティ重視で決める

サーバーのセキュリティを高めるため、予測されにくいランダムな文字列をサーバーIDとして使用する決め方もあります。

セキュリティに強いサーバーIDにすることで外部からの不正アクセスのリスクを低減できます。

例えば、英数字や記号を組み合わせたうえで10文字以上などの複雑なIDに設定します。
この方法は、特にセキュリティが重要視される業務に適しています。

目的に応じてサーバーIDを検討しましょう

サーバーIDを適当に決めてしまうと、後で変更できないため後悔する方も多いです。ですので、サーバー契約時には「そのサーバーを使う目的」を再確認したうえで、サーバーIDを決めるようにしてください。

なお、そもそもレンタルサーバー選びで迷われている場合には、お手頃な料金でサーバー性能が良くSEOにも有利なエックスサーバーがお勧めです。

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それから、サーバーIDが決まりレンタルサーバーとの契約が完了したら、次はサイトの構築が待っています。WordPressにてサイトを作る予定の場合には、こちらの記事も参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

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