- バージョンアップ
WordPressメジャーアップデートの安全手順と注意点
こんにちは、日本でもっとも利用されているWordPressのサーバー移転代行&保守管理サービス『サイト引越し屋さん』です。
WordPressを運営していると、
- 「メジャーアップデートって毎回やるべき?」
- 「更新したら不具合が出そうで怖い」
と悩む方が少なくありません。
実際にお客様からは、次のような声をいただいています。
「アップデート後にサイトが真っ白になってしまった」
「テーマやプラグインの不具合で管理画面が開けない」
そこで今回は、WordPressメジャーアップデートの安全な手順と注意点を、保守管理のプロである『サイト引越し屋さん』がわかりやすく解説します。
「バージョンアップ時に発生するエラー対応まで含めて作業を依頼したい」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアとディレクターがしっかり対応させていただきます。
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目次(クリックで飛べます!)
WordPressメジャーアップデートとは?
WordPressのメジャーアップデートとは、機能や仕様が大きく変わる「大規模アップデート」を指します。
単なる修正や微調整ではなく、サイトの内部構造や管理画面の操作感に影響することもあるため、慎重な対応が求められます。
この章では以下の3点について解説します。
- メジャーアップデートとマイナーアップデートの違い
- 3桁のバージョン番号の意味(例:6.5.3の構造)
- メジャーアップデートで行われる主な変更内容
メジャーアップデートとマイナーアップデートの違い
WordPressには「メジャーアップデート」と「マイナーアップデート」の2種類があります。
メジャーアップデートは新機能の追加や大幅な改善が行われ、サイトに影響を及ぼす可能性があります。
一方、マイナーアップデートは主にセキュリティ修正や軽微なバグ対応を目的としています。
たとえば、バージョン番号が「6.4」から「6.5」になる場合はメジャーアップデート、
「6.5.1」から「6.5.2」になる場合はマイナーアップデートです。
3桁のバージョン番号の意味(例:6.5.3の構造)
WordPressのバージョン番号は、「メジャー」「マイナー」の2種類があります。
| 区分 | 例 | 内容 |
|---|---|---|
| メジャー(大規模) | 6.x.x | 大規模な機能追加や仕様変更が行われる |
| メジャー(中規模) | 6.5.x | 小規模な改善や機能拡張が行われる |
| マイナー(メンテナンス) | 6.5.3 | 不具合修正やセキュリティ対応が中心 |
メジャーアップデートでは、WordPressのバージョンナンバー(ver.x.y.z)のうち、xやyの数字がアップすることを指します。
たとえば「ver.5.0.1 → ver.6.0.1」や「ver.5.0.1 → ver.5.1.1」に変わると、規模が大きいメジャーアップデートということになります。

一方、z(末尾の数字)が変わる場合は、軽微な修正を意味する「マイナーアップデート」または「メンテナンスアップデート」です。

この違いを理解しておくことで、更新作業の優先度やリスク判断がしやすくなります。
メジャーアップデートは特にサイト全体に影響する可能性が高いため、更新前にバックアップとテストを必ず行うことが重要です。
メジャーアップデートで行われる主な変更内容
WordPressのメジャーアップデートでは、主に大規模な機能追加やシステム仕様の変更が行われます。
これにより、ユーザー体験(UX)の向上や開発効率の改善が図られますが、同時にテーマやプラグインとの互換性リスクも高まります。
主な変更内容としては、次のようなものが挙げられます。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| ブロックエディタ(Gutenberg)の大幅アップデート | 編集画面の操作性やデザインカスタマイズ機能の改善 |
| 管理画面やコア機能の刷新 | セキュリティやパフォーマンスを強化し、より軽快な動作を実現 |
| 開発者向けAPIの追加・変更 | テーマやプラグイン開発環境の拡張 |
| アクセシビリティ改善 | 誰にでも使いやすいUIへの最適化 |
これらの変更は、WordPressの進化を支える重要な要素であり、単なるデザイン変更にとどまりません。
ただし、既存のテーマやプラグインが新仕様に対応していない場合、不具合や表示崩れが発生することもあります。
そのため、メジャーアップデートを実施する際は、必ずテスト環境で動作確認を行い、安全性を確認した上で本番に適用することが大切です。
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メジャーアップデートの実施頻度とタイミング
WordPressのメジャーアップデートは主に機能強化や仕様変更を目的としており、安定性を重視するマイナーアップデートとは性質が異なります。
この章では以下の内容について解説します。
- WordPress公式による更新スケジュール
- 実際の過去アップデート履歴
- 更新を行うのに最適なタイミング
WordPress公式による更新スケジュール
WordPressのメジャーアップデートは、基本的に年に2〜3回のペースで実施されています。
開発チーム「WordPress Core Team」が計画を立て、事前に公式ブログやリリースノートで告知されます。
メジャーアップデートは主に以下のような流れで進行します。
- 初期計画(開発方針・新機能案の検討)
- ベータ版リリース(テスターによる動作検証)
- リリース候補版(RC版)の公開
- 正式リリース
公式サイト「WordPress News Releases」では、今後予定されているリリーススケジュールや過去の履歴が確認できます。
企業サイトやECサイトなど安定稼働が求められるサイトでは、正式リリースから1〜2週間後にアップデートを実施するのが安全です。
この期間に報告された不具合が修正され、安定したバージョンが公開されるためです。
実際の過去アップデート履歴
WordPressは2003年の登場以来、世界中の開発者によって進化を続けています。
メジャーアップデートは年に2〜3回のペースで行われ、機能面・デザイン面ともに大きな改良が加えられます。
以下は直近のメジャーアップデート履歴です。
| バージョン | リリース時期 | 主な変更内容 |
|---|---|---|
| WordPress 6.6 | 2024年7月 | ブロックエディタの改良、デザインツールの統合強化 |
| WordPress 6.5 | 2024年4月 | パフォーマンス最適化、サイトエディタの機能拡張 |
| WordPress 6.4 | 2023年11月 | 新テーマ「Twenty Twenty-Four」追加、執筆体験の向上 |
| WordPress 6.3 | 2023年8月 | デザイン管理の一元化、サイトエディタの安定性強化 |
このように、WordPressのメジャーアップデートは単なる機能追加にとどまらず、Web制作や運用のあり方そのものに影響を与える大規模な改善が多く含まれています。
リリースノートは公式サイトで公開されており、事前に確認することで不具合を防ぎ、安全にアップデートを実施できます。
更新を行うのに最適なタイミング
WordPressのメジャーアップデートは、リリース直後にすぐ行うよりも、少し期間を空けてから実施するのが安全です。
リリース直後は、開発元の想定外の不具合や一部プラグインの非対応など、予期せぬトラブルが発生するケースがあります。
そのため、一般的には以下のようなスケジュール感が推奨されます。
| タイミング | 概要 |
|---|---|
| リリース直後(1週間以内) | 新機能が追加されるが、不具合発生のリスクが高い |
| 1〜2週間後 | 主要プラグインやテーマの対応が進み、安定版が登場し始める |
| 3〜4週間後 | マイナー修正版(例:6.5.1など)が公開され、最も安定したタイミング |
特に企業サイトやECサイトなど、日常的にアクセスのあるWebサイトでは「最新版が出てから1〜2週間後の実施」が理想的です。
また、更新作業は休日明けの午前中など、障害対応がすぐ行える時間帯を選ぶと安心です。
===メジャーアップデートは、バグ修正版(マイナーアップデート)がリリースされたあと、1〜2週間ほど時間を置いてから導入するのが安全です。
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メジャーアップデートの主なリスクと注意点
WordPressのメジャーアップデートは、新機能の追加やパフォーマンス改善など多くのメリットがありますが、その反面リスクも伴います。
特にテーマやプラグインとの互換性トラブルは、更新後にサイトが正しく表示されなくなる原因のひとつです。
この章では、メジャーアップデートを実施する際に注意すべき代表的なリスクを3つの視点から解説します。
- テーマやプラグインの互換性問題
- サイトが表示されなくなる/エラーになるリスク
- 更新前に確認すべきPHP・MySQLのバージョン
テーマやプラグインの互換性問題
メジャーアップデートで最も多く発生するトラブルが、テーマやプラグインとの互換性問題です。
WordPress本体のコードが新しくなると、古いテーマやプラグインがその仕様に対応できず、以下のような症状が出ることがあります。
- レイアウトが崩れて表示が乱れる
- 特定の機能(スライダー・問い合わせフォームなど)が動作しない
- 管理画面にエラーが表示される、または真っ白になる
特に有料テーマや海外製プラグインでは、開発元の対応が遅れることがあるため、アップデート前に最新版の対応状況を必ず確認しておくことが重要です。
また、公式ディレクトリで配布されているテーマ・プラグインには「最終更新日」や「WordPressバージョン対応情報」が明記されています。
更新前には、次の点をチェックしておくと安心です。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 最終更新日 | 半年以上更新が止まっているプラグインは注意 |
| 動作確認済みバージョン | 最新版WordPressに対応しているかを確認 |
| 利用者のレビュー | 更新後のエラー報告がないかをチェック |
このように、事前チェックを行うことで互換性の問題を大きく減らせます。
特にカスタマイズを多く施したテーマを使用している場合は、ステージング環境でテストしてから本番サイトに反映するのがおすすめです。
サイトが表示されなくなる/エラーになるリスク
WordPressのメジャーアップデート後に起こりやすいトラブルの一つが、サイトが正しく表示されなくなる問題です。
この現象は主に「テーマやプラグインの非対応」「PHPのバージョン不一致」などが原因で発生します。
とくに以下のような症状が見られたら、更新によるエラーを疑いましょう。
- サイト全体が真っ白(通称:ホワイトスクリーン)になる
- 「Critical Error」や「500 Internal Server Error」が表示される
- 管理画面にアクセスできなくなる
こうしたトラブルを避けるためには、次のような対策が効果的です。
| 対策 | ポイント |
|---|---|
| バックアップの取得 | 更新前にデータベースとファイルの両方を保存しておく |
| テスト環境での事前検証 | ステージング環境などで更新を試し、問題がないか確認 |
| 更新対象の把握 | WordPress本体・テーマ・プラグインのどこに変更があるかを確認 |
更新直後にサイトを開いて異常がないかを確認することも重要です。
特に管理画面・トップページ・お問い合わせフォームなど、ユーザーが頻繁にアクセスする箇所は必ずチェックしておきましょう。
更新前に確認すべきPHP・MySQLのバージョン
メジャーアップデートを実行する前に、必ず確認しておきたいのがPHPとMySQLのバージョンです。
WordPressの新バージョンでは、動作要件が引き上げられることがあり、古いサーバー環境のまま更新するとエラーや不具合が発生する可能性があります。
特に、サーバー側で古いPHPを利用している場合、アップデート後に「真っ白な画面が表示される」「管理画面にアクセスできない」といったトラブルにつながることがあります。
現在(2025年時点)のWordPress推奨環境は、以下の通りです。
| 項目 | 推奨バージョン | 最低要件 |
|---|---|---|
| PHP | 8.1以上 | 7.4以上 |
| MySQL | 5.7以上 | 5.5.5以上 |
| MariaDB | 10.4以上 | 10.1以上 |
サーバーの設定画面やphpinfo関数を使って、現在のバージョンを事前に確認しましょう。
もし推奨環境より古い場合は、アップデートを行う前にサーバー会社へバージョン変更を依頼することをおすすめします。
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WordPressバージョンアップの手順
WordPressの手動バージョンアップは、「準備→実行→確認」の順で安全に進めることが重要です。
詳細な手順と注意点は下記記事をご覧ください。
メジャーアップデートの最新情報と今後の予定
WordPressはオープンソースとして常に進化を続けており、定期的にメジャーアップデートが実施されています。
これらの更新はセキュリティ強化だけでなく、新しい編集機能やパフォーマンス改善、開発者向けAPIの拡充など、多くの恩恵をもたらします。
ここでは、直近のリリース履歴と今後予定されているアップデート情報を紹介します。
直近のリリース履歴(2024〜2025)
以下は、WordPress公式が公開している2024年以降の主なメジャーアップデート履歴です。
| バージョン | リリース日 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| 6.5 | 2024年4月2日 | ブロックエディタの高速化、フォントライブラリの追加 |
| 6.6 | 2024年7月16日 | サイトエディタの改良、テーマ管理の一元化 |
| 6.7 | 2024年11月予定 | ダッシュボードUI刷新、アクセシビリティ改善 |
WordPressのリリーススケジュールはおおよそ「年に2〜3回」。
特に春・夏・冬頃にメジャーアップデートが行われる傾向にあります。
今後予定されているメジャーアップデート
WordPressの開発チームは、次期リリースに向けてGitHub上で常に改良を進めています。
2025年には「WordPress 7.0」系の登場が予想されており、さらなる高速化とブロックエディタの進化が期待されています。
また、編集画面だけでなく「パフォーマンス」「多言語対応」「AI連携」の分野でも機能追加が検討されています。
アップデート内容は正式発表前に仕様が変わることもあるため、常に最新の公式情報をチェックしておくことが大切です。
最新情報を確認する方法(公式リンク・リリースノート)
WordPressの最新情報やリリースノートは、以下の公式ページから確認できます。
これらをブックマークしておくことで、次回のリリース時期や内容をいち早く把握できます。
実際のバージョンアップ・保守管理事例を紹介
最後に、サイト引越し屋さんで実際にご対応させていただいたクライアントのバージョンアップ、保守管理事例をいくつかご紹介させていただきます。
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まとめ
WordPressのメジャーアップデートは、サイトの安定性や安全性を保つために欠かせない作業です。
ただし、テーマやプラグインの互換性問題などにより、更新後にエラーが発生するケースも少なくありません。
そのため、更新前には必ずバックアップを取り、可能であればステージング環境で動作確認を行いましょう。
また、更新内容やリリース時期はWordPress公式サイトで常に発表されているため、定期的にチェックする習慣をつけておくと安心です。
もし「作業が難しそう」「不具合が起きたらどうしよう」と感じる場合は、WordPress専門業者に相談するのもおすすめです。
サイト引越し屋さんでは、メジャーアップデートを含む保守管理・移転サポートを行っています。
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この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
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