PHPバージョンが低い
  • 保守管理
  • PR
最終更新日:
サイト引越し屋さん編集部

「サイトがPHPの非常に古いバージョンで動作しています。更新してください。」の原因と解決方法

WordPressのサイトヘルス機能で発生する致命的な問題「サイトが PHP の非常に古いバージョンで動作しています。更新してください。」で困ってはいませんか?

本記事では、この事象の原因と解決方法について解説しています。

\サイトヘルスの問題を私たちが代わりに解決します!/

「サイトヘルスの問題によりサイトに悪影響が出ないか心配」
「サイトヘルスの問題を解決したいがやり方が分からない」

そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが作業を代行させていただきます。

ご相談はこちらからどうぞ

そもそもPHPとは?用語を解説

PHP」のバージョンがどうのと言われても、何のことかさっぱり分からない。
中にはそんな方もいらっしゃるかと思います。

PHPとは、WordPressを動かすためのプログラミング言語です。

WordPressにとってはエンジンのような存在であり、PHPがいてくれるおかげでWordPressの便利な機能が使えるようになるのです。

「サイトが PHP の非常に古いバージョン~」が出る原因

次に、そんなPHPとバージョンの関係についても触れつつ、「サイトが PHP の非常に古いバージョンで動作しています。更新してください。」が出る原因についても解説します。

WordPressはWebサイトを作るためのシステムであり、スマートフォンやパソコンのようにシステム全体や各アプリのような形でバージョンが存在します。
また、そのシステムを動かすのがPHPというプログラムである以上、PHPにもバージョンが存在します。

「サイトが PHP の非常に古いバージョンで動作しています。更新してください。」が出る原因は、WordPress本体が新しいバージョンになっているにもかかわらず、PHPだけ古いバージョンのときに起こります。

では具体的に、どれぐらいバージョンの差異があると出るのか。事項でお伝えします。

WordPressを動かすための推奨PHPバージョン

まず、WordPressのバージョン確認について。
管理画面の左メニュー「ダッシュボード」>「更新」から確認が出来ます。

現在のWordPressバージョン

サイトヘルス機能はWordPressバージョン5.2からスタートしているので、今回のエラーが表示されている場合は最低バージョン5.2から、最高で最新バージョンの6.3(2023年11月現在)になっているはずです。

次に、現在のバージョンに対してWordPressが最低限動くための最低PHPバージョン推奨されるPHPバージョンを下記の表にまとめました。

WordPressバージョン 最低PHPバージョン 推奨PHPバージョン
6.3 7.0~ 7.4以上
5.5~6.2 5.6.2~ 7.4以上
5.2~5.4 5.6.2~ 7.3以上

例えば、先ほど画像で見せたWordPressのバージョンは5.6なので、PHPは最低限5.6.2以上必要で、出来れば7.4以上が推奨となっています。

「サイトが PHP の非常に古いバージョンで動作しています。更新してください。」というエラーが出てしまうのは、この最低バージョンは満たしているものの、推奨バージョンを下回っている場合にアラートとして表示されます。

たしかに、PHPが古くなるとセキュリティ的にも良くないのと、表示スピードや機能性にも関わってくるため、出来るだけメンテナンスしておくことが理想と言えます。

「サイトが PHP の非常に古いバージョン~」の解決方法

最後に、解決方法についても解説します。方法は2つ考えられます。

  • 現在のレンタルサーバーにてPHPバージョンアップを実施する
  • レンタルサーバーを移転してPHPバージョンアップを実施する

現在のレンタルサーバーにてPHPバージョンアップを実施する

1つ目の方法は、現在のレンタルサーバーにてPHPをバージョンアップすることです。
多くのレンタルサーバーでは、サーバーの管理画面から簡単にPHPバージョンの変更が可能です。

ただし、PHPバージョンを変更するとWordPressの表示・動作に影響が出る危険性があるのと、一度PHPバージョンを変更すると戻せないサーバーサービスもあるので注意が必要です。

そんな時は、下記参考記事の方法にて事前検証してから実施すると安心です。

レンタルサーバーを移転してPHPバージョンアップを実施する

2つ目の方法は、レンタルサーバーを移転したうえでPHPバージョンを上げる方法です。

古いサーバーサービスの中には、PHPのバージョンをアップ出来ないものが存在します。
また、PHPバージョンを上げられはするものの、VPSやAWSなど必要以上に手のかかるサーバーを利用している場合には、今後の運用を考慮してサーバー移転するのも1つの手です。

WordPressのサーバー移転方法については下記にて解説しています。

WordPressやサーバーの状況に合わせて対応しましょう。

「サイトが PHP の非常に古いバージョンで動作しています。更新してください。」の原因と解決方法については以上になります。いかがでしたでしょうか?

PHPバージョンはWordPress本体はもちろん、プラグインやテーマ、ブログの表示や動作など様々な範囲へ影響するため、しっかり全体的な調査をしてから対応を進める必要があります。

過去にサイト引越し屋さんでご対応したクライアントの中には、事前検証をせず安易にPHPバージョンを上げたことでWordPressが全く表示されなくなってしまう事故が起きた事例も多くあります。

もし本記事を参考にご自身での対応が難しいと感じた場合には、専門業者であるサイト引越し屋さんへ是非お気軽にご相談いただけると嬉しいです!

\サイトヘルスの問題を私たちが代わりに解決します!/

「サイトヘルスの問題によりサイトに悪影響が出ないか心配」
「サイトヘルスの問題を解決したいがやり方が分からない」

そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが作業を代行させていただきます。

ご相談はこちらからどうぞ

この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

本サイトにてご提供している情報については、最新かつ正確な情報を提供するよう努力していますが、情報の正確性や完全性を保証するものではございません。また、コンテンツには一部プロモーションが含まれております。本サイトの情報を利用することによって生じたいかなる損害に対しても、当社は責任を負いかねます。情報をご利用される際は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い致します。