【IMAP接続】Thunderbirdの新規アカウント設定方法
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最終更新日:
サイト引越し屋さん編集部

【IMAP接続】Thunderbirdに独自ドメインメールアカウントを新規追加する方法

「すでに自分で取得しているメールアドレスをThunderbirdのメールソフトで閲覧したい」

「IMAP接続でThunderbirdの新規アカウントを設定したい」

そんな方に向けて、今回はIMAP接続でThunderbirdのアカウントを設定する方法を解説します。
初めて利用する方や、アカウントの設定方法に自信のない方は、ぜひご一読ください。

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既にThunderbirdをお使いで、メールサーバーの移転に際してThunderbirdの設定変更を実施する場合はこちらをご参考ください。

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「新規でThunderbirdのメール設定をしたいのでサポートして欲しい。」
「サーバー移転に伴いメールソフトの設定が必要になった」

そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
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STEP1:独自ドメインの取得

独自ドメインの取得

メールソフトのThunderbirdでオリジナルのメールアドレス(例:info@site-hikkoshi.com)を利用するには、独自ドメインを取得しなければいけません。

ここで取得した独自ドメインは、そのままメールアドレスの名称になります。

独自ドメインの取得は、大手ドメイン管理サービス『お名前.com』を推奨しています。

>>お名前.com公式サイトはこちら

独自ドメイン名の決め方は、こちらの記事で解説しているのでご参考ください。

STEP2:レンタルサーバーの契約

レンタルサーバー

先ほど取得した独自ドメインでメールアドレスを送受信するには、メールサーバーが必要です。

一般的にはレンタルサーバーと呼ばれています。

レンタルサーバーはWebサイトとメールアドレスの両方が使えるタイプと、どちらかしか使えないタイプの2パターンがあります。

一般的にはWebサイトを並行して使用することが多いと思われますが、念のためどちらのタイプについてもお勧めのレンタルサーバーを下記ご紹介しておきます。

【Webサイトとメールアドレスの両方を使う場合のお勧めレンタルサーバー】

>>エックスサーバー公式サイトはこちら

【メールアドレスのみ使用する場合のお勧めレンタルサーバー】

>>さくらのレンタルサーバ公式サイトはこちら

独自ドメインとレンタルサーバーの契約が完了したら、独自ドメインを契約したサービスにログインして、ネームサーバーを契約したレンタルサーバーへ設定変更します。

STEP3:メールアドレスの発行

次に、契約したレンタルサーバー側で独自ドメインのメールアドレスの発行手続きをします。

今回は先ほど推奨したエックスサーバーの管理画面を例として解説を進めていきます。

まずは、エックスサーバー契約時に送られてきた契約完了メールの中にあるサーバーパネルログイン情報を参考に、サーバーパネルへログインします。

ログインしたら「ドメイン設定」へ進みます。

サーバーパネル設定1ー1

ドメイン設定へ進んだら「ドメイン設定追加」タブをクリックします。

サーバーパネル設定1ー2

ドメイン名を記入する欄が出てきますので、取得した独自ドメイン名を入力して「確認画面へ進む」を押して手続きを進めてください。

サーバーパネル設定1ー3

独自ドメインの設定が追加できたら、いよいよ独自ドメインに紐づくメールアドレスの発行手続きです。

先ほどのサーバーパネルのトップ画面へ戻り「メールアカウント設定」に進みます。

サーバーパネル設定2ー1

該当の独自ドメインを探して、右にある「選択する」をクリックします。

サーバーパネル設定2ー2

4つ並んでいるタブの中から「メールアカウント追加」をクリックします。

サーバーパネル設定2ー3

作成したいメールアドレスの設定を入力する画面が表示されます。

メールアカウントのところには、そのメールを利用する方の名前を設定する、または、問い合わせ用メールアドレスとしてinfoやsupport、経理用にkeiriなど目的別の設定が考えられます。

パスワードは任意でOKです。ただし、後ほど必要になるのでメモしておきましょう。

容量にこだわりがなければ最大値で設定してよいかと思います。エックスサーバーは10000MB(10GB)が最大値です。

最後のコメントは任意入力なので、入力しないでも問題はありません。後でエックスサーバーの発行済メールアドレス一覧に表示された際に、メモ的に表示されます。

担当者名を入力しておくと誰のメールアドレスかぱっと見て分かるので便利です。

サーバーパネル設定2ー4

入力できたら右下の「確認画面へ進む」を押してメールアドレスの発行手続きは完了です。

STEP4:Thunderbirdの新規アカウント設定に必要な情報

Thunderbirdの新規アカウントを設定するにあたり、以下3つの情報が必要です。

  • メールアドレス
  • メールのパスワード
  • サーバーの情報

設定したいメールアドレスと、そのパスワードを用意します。

上記情報の調べ方としては、「レンタルサーバー名 + メールソフトの設定」などでネット検索で調べると、該当情報が見つかるはずです。

ちなみに、先ほどエックスサーバーで作成したメールアドレスの情報は下記の通りです。

項目 内容
パスワード 本記事の「STEP3:メールアドレスの発行」で設定したパスワード
受信サーバー情報(POP) サーバーパネル内「サーバー情報」に記載の“ホスト名”と同一 ※注1
受信サーバーのポート番号 995
送信サーバー情報(SMTP) サーバーパネル内「サーバー情報」に記載の“ホスト名”と同一 ※注1
送信サーバーのポート番号 465

※1
「サーバー情報」に記載のホスト名とは下記の個所です。

サーバーパネル上の「サーバー情報」をクリックします。

ホスト名1

サーバー情報ページの「ホスト名」という欄が該当箇所です。

ホスト名2

サーバーの情報は、プロバイダから受け取った資料や公式サイトの情報をご確認ください。

STEP5:IMAP接続でのThunderbirdの新規アカウント設定方法

ここからは、IMAP接続でThunderbirdの新規アカウントを設定する方法を紹介します。

まずはThunderbirdを起動します。

「ローカルフォルダー」もしくは既存のアカウントを選択し「別のアカウントをセットアップ」から「メール」を選択します。
(※初めてThunderbirdを起動した場合は、メールアドレスのセットアップから開始します)

Thunderbird管理画面のローカルフォルダ

「既存メールアドレスのセットアップ」画面で、あなたのお名前・メールアドレス・パスワードの各項目を入力します。

なお「あなたのお名前」はメールの差出人名です。

完了したら、「手動設定」をクリックしてください。

以下の「手動設定」画面が展開されるので、受信サーバー欄と送信サーバー欄をそれぞれ入力します。

「プロトコル」がIMAPになっていることを確認します。

入力が完了したら、送信サーバー欄の右下にある「詳細設定」をクリックしてください。

次に「詳細設定の確認」ウィンドウが表示されるので「OK」をクリックします。

「サーバー設定」画面が開くので、サーバー名やポートが合っているか、確認します。

適宜、赤枠内の「サーバー設定」を変更してください。

作成したアカウントで受信トレイが開けることを確認できたら、設定は完了です。

IMAP接続でThunderbirdの新規アカウント取得がうまくいかない場合

以上でThunderbirdの新規メールアカウントの設定(IMAP接続)が完了です。

もしThunderbirdのアカウント設定ができない場合は、サーバー名やポートなどを誤って入力していないか、確認してみましょう。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

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