WordPress投稿の抜粋を一括削除する方法
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サイト引越し屋さん編集部

WordPress投稿の抜粋を一括で削除する方法

WordPressのトップページのブログ記事一覧に、本文の抜粋文が表示されない
記事一覧に表示はされるが、意図しない意味不明な記号などが表示されている
このような現象で困っていませんか?

記事一覧での抜粋文は通常、本文の先頭から一定の文字数分が抜き出されて表示されます。
ですが、抜粋設定で個別設定している場合には、その内容が優先して表示されてしまいます。

そのため、全記事綺麗に本文から抜粋を抜き出してくるためには、個別で設定されている抜粋設定を削除する必要があります。

とはいうものの、1記事ずつ抜粋設定を削除していくのは非常に骨が折れる作業です。
そこで、本記事ではWordPressの投稿の抜粋を一括で削除する方法を解説します。

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STEP1:FTPアカウントとFTPソフトを用意

投稿(ブログ)データの不要な抜粋文設定を一括削除するためには、ブログデータが保存してあるデータベース(Mysql)にアクセスする必要があります。

そのためにまず、FTPアカウントとFTPソフトを用意しましょう。

データベースのログイン情報を既に知っている場合には、STEP1~STEP2は飛ばして、STEP3から読み進めていただいて大丈夫です。

STEP2:データベース接続情報を調べる

FTPソフトでサーバーにアクセスしたら、ルートドメイン直下にある「wp-config.php」ファイルをPCにダウンロードしましょう。

ダウンロードしたらメモ帳やテキストエディタで開き、下記の●●●箇所を確認します。

/** The name of the database for WordPress */
define(‘DB_NAME’, ‘●●● データベース名が書かれています ●●●’);

/** MySQL database username */
define(‘DB_USER’, ‘●●● データベースのユーザー名が書かれています ●●●’);

/** MySQL database password */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘●●● データベースのパスワードが書かれています ●●●’);

/** MySQL hostname */
define(‘DB_HOST’, ‘●●● データベースのホスト名が書かれています ●●●’);

STEP3:phpMyAdminにアクセスする

先ほど調べたデータベースへのログイン情報を使ってデータベースの管理システム(phpMyAdmin)へアクセスします。

phpMyAdminは通常、レンタルサーバーに標準で搭載されています。
レンタルサーバーの管理画面からログイン可能です。

お名前.comサーバーなど、phpMyAdminが標準で備わっていないレンタルサーバーの場合には、手動でインストールしてから進める必要があります。

STEP4:抜粋を削除する処理を行う

phpMyAdminにログインしたら、左サイドバーから置換対象のデータベース名をクリックして、下記のSQLコマンドを打ちます。

UPDATE `wp_posts` SET `post_excerpt`='' WHERE `post_type` = 'post'

phpMyAdmin - 抜粋削除

これでブログ記事(投稿)の抜粋を一括で削除できました。

なお、置換したいテーブル名が「wp_posts」ではないケースもあります。
その場合は、先ほどのテーブル名「wp_posts」の部分を該当のテーブル名「●●●●●_posts」などに変更してコマンド入力するようにしましょう。

まとめ

本日はWordPressのブログ(投稿)における抜粋設定を一括で削除する方法を解説しました。

意図しない抜粋が設定されてしまうケースは様々あります。
例えば以下のようなときです。

  • WordPressのテーマ変更する
  • WordPressの投稿だけ別のWordPressに移植する
  • 無料ブログからWordPressへ移行する

上記のようなケースで不要な抜粋が表示されて困っている場合には、今回ご紹介した方法を使って抜粋を削除してみてください。
お役に立てれば光栄です。最後までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

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