法人向けレンタルサーバーでおすすめはどこ?個人向けとの違いや選び方を解説

法人向けと個人向けのサーバーの違い

独自ドメインでのサイト運営で契約が必須のレンタルサーバーには、色々な特徴やプランがあります。

  • 法人と個人でおすすめのサーバーは違うのか
  • 法人でも安心して使えるサーバーがあれば知りたい
  • 個人向けで維持費を抑えられるサーバーを知りたい

特に法人でサーバー選びをする場合は、「どこのサーバーが最も安心して使えるのか」気になるはず。

レンタルサーバー選びで最も重要なことは、構築するサイトの規模や目的です。
それによって契約するサーバーやプランは変わってきます。法人だからといって、必ずしも高いプランにする必要はありません。

今回の記事では「法人と個人の視点からどういうサーバーを選ぶべきか」解説していきます。サーバー選びのヒントになれば幸いです。

法人向けと個人向けレンタルサーバーの違いは?重視する7つのポイント

レンタルサーバーを選ぶ際には、次の7つのポイントを確認しておきましょう。

  1. 利用料金
  2. サポート体制
  3. サーバーの安定性や強度
  4. バックアップ機能
  5. セキュリティ
  6. ディスク容量
  7. データ転送量

法人向け/個人向け、いずれの場合も大事な要素です。

それぞれ確認していきます。

1.利用料金

レンタルサーバーは、プランやサーバー会社によって料金設定が変わってきます。

最低限の個人向けサーバープランにすると、月に200円~1,200円ほど。法人向けになると、1,000円~30,000円。※共用サーバーと専用サーバーどちらにするかでも大きく異なります。

個人向けであれば、はじめのうちは安いプランでも問題ないでしょう。サイトの運用状況を見て、途中からサーバープラン変更やサーバー移転をするのも良いですね。

2.サポート体制

サポート体制はサーバー会社やプランによって多少異なります。

メールサポートや電話サポート、チャットサポート、24時間のモニタリング、バックアップ機能など、様々なサポートがあります。

一般的に、プランを上位にすればするほどサポートも手厚い内容になります。サーバー設定やサーバーの移転を代行してくれるサーバーもあります。

法人にとってサポートは充実していたほうが安心ですね。

3.サーバーの安定性や強度(稼働率)

サーバーの稼働率は、99.99%の安定性であれば問題ありません。

個人向け、法人向けともに「99.99%保証」と表記しているレンタルサーバーを選びましょう。また、SLA(Service Level Agreement)という品質保証制度を設けているサーバー会社やプランを選ぶと安心です。

4.バックアップ機能

多くのレンタルサーバーでは、定期的なバックアップを取ってくれています。

サイバー攻撃、サーバーを引越す、サイトのプログラムをカスタマイズするときなど、バックアップを取得することは重要です。法人は言うまでもありませんが、個人でもトラブルが起きた場合を想定しておきましょう。

5.セキュリティ

セキュリティ体制は、サーバー会社やプランによって差があります。

細かい内部のセキュリティ体制は、ユーザーにとって知る術はありません。なるべくなら、WAF(Web Application Firewall)やWeb改ざん検知など、365日サイトを監視してくれるシステムを利用できるプランにしたほうが良いでしょう。

法人にとって、セキュリティ面は特に重視したいところ。セキュリティ面を徹底的に強化するなら、共用サーバーよりも専用サーバーを使うといいですね。専用サーバーであれば、周囲のサイトから影響を受けることがありません。

6.ディスク容量(大規模サイトのみ重視)

ディスク容量(サーバー量)とは、データの保存量のことです。ファイルや画像を保存するWeb領域、メール領域、データベース領域を指します。

法人で大型サイトを運営している場合は、ディスク容量が気になるところ。ただ、独自のシステムを使ったり、大量の顧客データを管理したりしていても300GB以上あれば不足する可能性は低いかと思います。

最近では低いプランでも200GB超えているものが多いので、個人で使う場合はディスク容量を気にする必要はあまりないでしょう。

7.データ転送量(大規模サイトのみ重視)

データ転送量とは、画像や動画、テキストなどのデータを送る総量のことです。

アクセスが増えれば増えるほど、サーバーで大きな転送量が必要になります。特に、法人で大規模サイトを運営している場合は、1日のアクセス数などを考慮して転送量をチェックしえおきたいですね。

個人のサイトであれば、そこまで転送量は気にする必要はありません。

法人向けにおすすめできるレンタルサーバー3選

法人向けのレンタルサーバーの中から。推奨できるサーバーを3つだけ紹介しておきます。

いずれも、私が上記で解説した7つのポイントをすべてクリアしている優秀なサーバーです。

是非、参考にしてみて下さいね。

1.エックスサーバー

エックスサーバートップ画面

エックスサーバーは、国内でNo.1のユーザー数を誇るレンタルサーバーです。10年以上の歴史を持ち、顧客サポートもかなり手厚いのが特徴。

個人だけでなく法人向けのプランも充実しています。エックスサーバーの法人向けサービスが、Xserver Business(エックスサーバービジネス)です。

通常のプランと大きく異なるのはサポート体制です。

もちろん、エックスサーバーの通常プラン(X10やX20など)でも充実していますが、ビジネスは法人をターゲットにしたサポート体制が、さらにユーザーの満足度を高めてくれます。

X10B10(ビジネス)専用サーバー
月額費用990円~3,009円~23,760円~
ディスク容量300GB300GB1TB
データ転送量900GB/日900GB/日1200GB/日
稼働率99.99%99.99%99.99%
バックアップありありあり
セキュリティ・WAF・SLA(品質保証制度)

・Web改ざん検知

・セコムセキュリティ診断

・IDS

・WAF

・SLA(品質保証制度)

・Web改ざん検知

・セコムセキュリティ診断

・IDS

・WAF

サポート・メールサポート

・電話サポート

・メールサポート

・電話サポート

・無料設定代行(月3回)

・HP作成代行

・メールサポート

・電話サポート

・無料設定代行(月5回)

・HP作成代行

※契約期間によって、月額の費用が変化します。

※キャンペーンを実施しているので料金の変動があります。

エックスサーバービジネス(B10)は、一番ベーシックなX10のプランに比べて企業向けのサポートやセキュリティ対策が色々プラスされています。

無料設定代行には、メールアドレスの作成やWordPressのインストール、サーバーの初期設定、サイトの引越し関連の作業も含まれています。無料で代行サービスを利用できるのは嬉しいですね。

>>【公式】エックスサーバーの現在の料金を確認してみる

2.ミックスホスト

ミックスホストトップ画面

ミックスホストは、2016年からサービスが始まったレンタルサーバー。価格の安さに加えて、豊富なディスク容量が魅力的です。法人個人問わず、コスパ重視の方向けです。

複数のプランに分かれていますが、ディスク容量や転送量、メモリの数値が異なるのみ。特別なオプション(代行サービスなど)が付加されるわけではありません。

スタンダード(共用サーバー)プレミアム(共用サーバー)専用サーバー
月額費用968円~1,958円~
ディスク容量250GB350GB
データ転送量18TB/日24TB/日
稼働率99.99%99.99%
バックアップありあり
セキュリティ・WAF

・マルウェア検知

・スパムメールフィルタ

・SLA(品質保証制度)

・WAF

・マルウェア検知

・スパムメールフィルタ

・SLA(品質保証制度)

サポートメールサポートメールサポート

※ミックスホストの場合は、専用サーバーはありません。共用サーバーのみです。

※キャンペーンを定期的に実施しているので、料金の変動があります。

ミックスホストには電話サポートがありませんので、注意しましょう。また、キャンペーンを実施しているので、料金設定は公式ページで確認してみてくださいね。
>>【公式】ミックスホストの現在の料金を確認してみる

3.KDDI CPIサーバー

CPIサーバー画面

CPIサーバーはKDDIウェブコミュニケーションズが提供しているサービス。大手企業や官公庁、中小企業などから多くのユーザーを獲得しています。

共用サーバーのシェアードプランSV-Basic、専用サーバーのマネージド専用サーバーCHM-Zがあります。

個人情報の保護や重要なシステム保護を最優先にしたいなら、マネージド専用サーバーが向いています。ただ、共用サーバーのSV-Basicでも十分ハイスペックです。

SV-Basic(共用サーバー)CHM-Z(専用サーバー)
月額費用4,180円~29,700円~
ディスク容量300GB(Web領域)
200GB(メール領域)
480GB~2.88TB
データ転送量無制限無制限
稼働率99.99%99.99%
バックアップありあり
セキュリティ・WAF・WAF

・不正侵入検知(IDS/ADS)

・Web改ざん検知

・専用ファイアウォール

サポート・メールサポート

・電話サポート

・メールサポート

・電話サポート

CPIサーバーの共用サーバーは1つの領域にサーバーを詰め込まずに設計されていて、負荷が分散される構成になっています(分離構成)。「共用であっても他のサーバーの影響を受けづらい」「専用サーバーと同等のレベルの構成」と言えます。

>>【公式】CPIサーバーの現在の料金を確認してみる

共用サーバーと専用サーバーの違い

法人がレンタルサーバーを借りる場合には「共用と専用のどちらのサーバーにするべきか」迷う場面があるかもしれません。

両者の違いは次の通りです。

  • 共用サーバー:複数のユーザーが1つのサーバー領域をシェアする
  • 専用サーバー:1ユーザーにつき1つのサーバー領域を使える

共用サーバーは他のユーザーとのルームシェア。専用サーバーは自分専用の部屋を借りるイメージです。

それぞれ、どのような場面で使用すればいいのでしょうか。特徴をふまえて、説明していきますね。

共用サーバーを使用するのが良いケースとは

共用サーバーが向いているケースは次のようなときです。

  • コスパを重視したい
  • サーバー設定の変更などカスタマイズをしない

コストは1つの空間をシェアしているので、専用サーバーに比べると安く済みます。
また、共用サーバーにはサーバーの管理権限が付与されません。そのため、設定や使用可能なソフトウェアに制限が出ます。

ただ、注意点として「他ユーザーの影響を受ける可能性」は念頭に置いておきましょう。

1つのサーバ領域をシェアするため、他ユーザーのアクセスが多いせいでサーバー負荷がかかり、アクセスができなくなる可能性があります。また、同じサーバー領域に悪質なユーザーがいると、ウィルス感染などの影響を受けることが考えられます。

専用サーバーを使用するのが良いケースとは

専用サーバーが向いているのは次のような場合です。

  • サーバー設定を自社でカスタマイズしたい
  • セキュリティを重視したい
  • 予算に余裕がある

自社のWebサイトで独自のシステムを動かしていたり、セキュリティを最優先にしなければいけない場合は専用サーバーが向いています。

何よりも専用サーバーは、共用サーバーに比べると月に数千円~数万円ほど余計にコストがかかります。

VPSという選択肢もあり

最近大企業が使用しているのがAWS(Amazon Web Services)の仮想サーバー(Virtual Private Server)です。これは仮想空間に、あなた専用のサーバーを構築してくれるサービスです。

企業の規模に合わせてカスタマイズできる点や高いセキュリティ面で人気が出ています。

まとめ:法人/個人向けサーバープランは必要性を見極める

個人向け、法人向けのサーバーという枠組みはありますが、やはり運営するサイトの規模や目的によります。

  • 自社システムを使わず最低限のホームページを運営する
  • 法人だが画像や会社情報がメインの小規模サイト

こういった場合は、個人向け低価格なサーバープランで問題ないでしょう。

  • 独自システムをサイトで管理している(ECサイトなど)
  • 大量の顧客データを管理している
  • 1日のアクセスが非常に多い
  • 万全のセキュリティやサポート体制を望んでいる

など、高いサーバースペックやセキュリティが必須になる場合は、法人向けのサーバープランを選ぶと良いですね。

いずれにしても、サーバーの移転、プランのグレードアップなどはレンタルサーバーを契約した後でも可能です。

サイトの運営方針を変更したい、サイトが大きく成長してきた…そういった場面になってから、レンタルサーバーの乗り換えやプラン変更をすれば問題ないでしょう。

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