シンレンタルサーバーとエックスサーバーの違いを比較
  • 独自ドメイン・サーバーの選び方
最終更新日:
サイト引越し屋さん編集部

シンレンタルサーバーとエックスサーバーの違いを解説

シンレンタルサーバーの運営元はエックスサーバーと同じく、エックスサーバー株式会社です。

  • シンレンタルサーバーとエックスサーバーのスペックの違いがわからない
  • 自分の場合はどっちが向いているのかわからない

今回は両サーバーの違いについて解説していきます。

エックスサーバーとシンレンタルサーバーのどちらを契約するか迷っている人、サーバー移転を検討している人などの参考になれば幸いです。

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シンレンタルサーバーの特徴

シンレンタルサーバーは、エックスサーバーのシステムをベースに設計されています。

そのため、エックスサーバーの良さをそのまま継承しつつ、革新的なサーバー提供を実現させました。

主な特徴は次の通りです。

  • 最新のWordPress実行環境「KUSANAGI」が採用されている
  • エックスサーバーの使いやすい管理ツールやサポート体制を引き継いでいる
  • リソース管理が徹底されていてサーバー稼働が安定している

シンレンタルサーバーには、プライム・ストラテジー社が開発した最新のWordPress実行環境「KUSANAGI」を採用。WordPressサイトの表示速度のさらなる高速化が実現されています。

また、エックスサーバーで確立したユーザービリティ(管理画面やサポート体制)をそのまま引き継いでいる点は、ユーザーが安心できる要素の一つ。

さらに、各ユーザーごとにサーバーリソース(CPUやメモリ)の割り当てが厳しく制限されているので、サーバーの稼働状況は安定しています。

スペック面では、シンレンタルサーバーとエックスサーバーでどこまで違いがあるのでしょうか。

シンレンタルサーバーとエックスサーバーを比較

最も人気のあるスタンダードプランを参考に比較しています。

項目 シンレンタルサーバー
(スタンダードプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
月額費用(税込)
※36ヶ月契約の場合
1,540円
※初期費用なし
990円
※初期費用なし
ドメイン
メールアカウント
無制限 無制限
ディスク容量 400GB 300GB
CPU 仮想8コア 仮想6コア
メモリ 12GB 8GB
独自ドメイン設定数
(サブドメイン含む)
無制限 無制限
WordPress作成数
(MySQL数)
無制限 無制限
自動バックアップ あり※設定不要 あり※設定不要
プラン変更 変更可 変更可
サポート 電話/メール可 電話/メール可
公式サイト

>>シン・レンタルサーバー公式サイトはこちら

>>エックスサーバー公式サイトはこちら

シンレンタルサーバー、エックスサーバーともにキャンペーンを実施していることが多いので、それぞれ公式サイトで確認しておきましょう。

毎月のコストの違い

項目 シンレンタルサーバー
(スタンダードプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
初期費用 無料 無料
12ヶ月契約 1,780円 1,100円
24ヶ月契約 1,650円 1,045円
36ヶ月契約 1,540円 990円

シンレンタルサーバーのほうがやや料金はやや高めです。

ただ、どちらのサーバーもキャンペーンを実施していることが多いので、通常よりも割安で契約できる可能性があります。

ディスク容量(ストレージ)の違い

ディスク容量とは、サーバー内に保存できるデータ量の上限です。

項目 シンレンタルサーバー
(スタンダードプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
ディスク容量
(ストレージ)
400GB 300GB

両サーバーとも300GB以上あり、一般的な規模のサイトであれば十分な容量です。

サイトの作成数の違い

Webサイトを作成するにはドメインが必要です。

特に複数のサイトを作成する予定のときは「ドメインはいくつ設定できるのか」確認しておく必要があります。

また、WordPressサイトを作成するには、MySQLというデータベースが必要です。

項目 シンレンタルサーバー エックスサーバー
WordPress作成数
(MySQL数)
無制限 無制限
独自ドメイン設定数
(マルチドメイン)
無制限 無制限

レンタルサーバーによっては設定できる数に制限がありますが、シンレンタルサーバーとエックスサーバーはともに無制限です。

プラン変更の可否の違い

プラン変更については両サーバーとも、契約途中での変更が可能です。

項目 シンレンタルサーバー エックスサーバー
プラン変更

レンタルサーバーによっては、途中からプランを変更することができないケースもあります。

自動バックアップの取得方法の違い

項目 シンレンタルサーバー
(スタンダードプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
自動バックアップ
※無料
可能(設定不要) 可能(設定不要)

自動バックアップ機能はかなり重要です。

もしサイトにトラブルが起きた場合でも、バックアップさえあれば復元できるためです。

両サーバーとも契約時点で、定期的に自動バックアップを取得してくれます。

他社サーバーでは、自動バックアップ機能はあっても自分で設定しなければいけない場合があります。

スペック面では劇的な違いはない

ここまで両サーバーのスペック面の違いについて、項目ごとにでまとめてみました。

率直に言うと、シンレンタルサーバーとエックスサーバーに劇的な違いがあるわけではありません。

シンレンタルサーバーでは、「KUSANAGI」が採用されているので、WordPressサイトの表示速度をさらに狙いたいユーザーに向いていると言えます。

シンレンタルサーバーのほうがコストはやや高くなりますが、ライバルに差をつけるために高速化を目指したいユーザーは魅力的です。

>>シン・レンタルサーバー公式サイトはこちら

シンレンタルサーバーの評判

シンレンタルサーバーはリリースしてからまだ1年ほど。

評判も気になるところですよね。

実際のユーザーの声をSNSで確認してみました。

最近スターサーバーからシンレンタルサーバー(エックスサーバー)に変えて見たのですが、これまでの対策は何だったのか?っていうくらい表示速度が速くなり大満足してます☺
月10万円まではどこのサーバーを使っても同じ(安いほうが良い)派に変わりはないものの、管理画面からして速いので 続

— 社会人のためのブログ勉強部屋 (@blog_studyroom)

未公開のサイトなんだけど3回目のサーバー移行完了
とりあえずシンレンタルサーバーは速い

— ヤマオタクロウ (@yamaotakuro)

DNS切り替わったと思うのでサイトの速度検証。

左:コアサーバー / 右:シンレンタルサーバー
✅FCPはほぼ変わらず。
✅シンの方がSpeedIndexが速い。
✅描画速度を見るとシンの方が速い。
✅体感的にも描画は速くなってる。PC表示も同じ。
✅結論:格安よりは速い😓

— 仮想つながり💊ブログも投資もコツコツ努力 (@icobitcoinxem)

表示速度が速くなったと実感されている意見がいくつか見つかります。

シンレンタルサーバーは革新的な技術を積極的に採用していく方針なので、今後の展開にワクワクします。

まとめ:シンレンタルサーバーは「革新」がテーマのレンタルサーバー

シンレンタルサーバーは「革新性」、エックスサーバーは「安定性」をテーマに掲げているレンタルサーバーです。

上記で解説してきた通り、両サーバーにそこまで大幅な違いはありませんでした。

ただ、次のような方はシンレンタルサーバーを検討する価値があると思います。

  • 少しでもサイト表示速度を上げたい
  • エックスサーバーを契約していて、KUSANAGIのWordPress高速環境に興味がある

ベースはエックスサーバーの管理画面なので、すでにエックスサーバーを使用中の人にとっては非常に使いやすいはずです。少しでもサイトの表示速度をアップさせたい場合は、検討してみてくださいね。

>>シン・レンタルサーバー公式サイトはこちら

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

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