- サイト引越し全般
サイト引越し屋さん編集部
レンタルサーバーの契約期限が切れた後のサイト移転
こんにちは!日本でもっとも利用されているWordPressのサーバー移転&保守管理サービス「サイト引越し屋さん」です。
あなたはこんな状況ではないですか??
- うっかりしていたらサーバーの契約が切れていた
- クレジットカードの有効期限切れで自動更新ができなかった
- 期限後のサーバーに入れていたサイトを復活させたい
上記のような方に向けて、今回は「レンタルサーバーの契約期限が切れていてもサイトを移転できるのか」解説を行います。
状況によっては、データを復元してサイトの引越しができる可能性があります。
「WordPressのサーバー移転作業を自分でやるのが面倒くさい。」
「自分で引越し作業をして失敗してしまわないか不安。」
そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
1サイトにつき38,500円(税込)~承っております。
事業者保険加入済み。万が一の際は全額賠償保障いたします。
目次(クリックで飛べます!)
サーバーの期限が切れた状態とは
契約していたレンタルサーバの期限が切れると、「Forbidden」や「404 Not Found ページが見つかりません」「お探しのページが見つかりません」などのメッセージがサイト画面に表示されます。
メッセージ内容はサーバー会社の設定になるので多少異なります。
レンタルサーバーの期限切れ後もサイトのデータを移転できるのか
サーバーの期限が切れると、サーバーのデータ自体にアクセスできないため移転は難しいです。
そのため、有効期限が切れたサーバーは契約を更新してサイトを復元する必要があります。
サイトが復元できさえすれば、サイトの移転は可能です。
期限切れ後にサイトのデータを移転できない場合
サイトの移転が難しいのは、サーバーの契約期限が切れてから一定の期間が経ってしまいデータが削除されている場合です。
一定期間経過すると、サーバーアカウントやサイトのデータが入っているデータベースが削除されてしまいます。
※期間は各レンタルサーバーにより異なり、具体的に記されていないケースが多いです。
期限切れ後にサイトのデータを移転できる場合
契約が終了して間もないときは、延長の契約が可能です。
アカウントの使用延長ができれば、サイトの表示が再開されます。
サーバー内に保管されているデータにアクセスできるようになるため、FTPソフトやphpMyAdminなどを利用して、サイト移転の準備ができます。
サーバー契約期限後にサービスを再開したい場合※各レンタルサーバーの対応
サーバーの契約終了後のサービス再開については、各レンタルサーバー会社の規約/ヘルプに明記されています。
各レンタルサーバーの公式サイトで確認してみました。
エックスサーバーの事例
弊社スタッフが以前にエックスサーバーを利用しており、契約期限が切れてしまったサイトのデータについて問い合わせてみました。
※問い合わせた日程は2022年の5月です。
なんと1営業日もかからず、約2時間後に返信をいただけました。
2つのサーバーを契約していたのですが、それぞれ1年以上経過しておりデータが削除されていました。
エックスサーバーの公式サイトにもこちら記述が見つかります。
Xserverアカウント内、「料金支払い > お支払い/請求書発行」の「料金のお支払い手続き」に表示されないサーバー契約ご利用期限終了から長期間経過したため、サーバーアカウントは削除されています。
大変申し訳ございませんが、該当サーバーIDの契約は再開できません。
引用:エックスサーバー
期限が切れてから、しばらく経過するとデータは削除されてしまいます。
実際にエックスサーバーの管理ページにログインして確認してみました。
右上にある【料金支払い】から【料金支払い】へ進みます。
「料金のお支払い手続き」という項目がありますが、やはり何も表示されていませんでした。
サイトのデータ復旧可否できるかどうか確認するには、
【料金のお支払い手続き】にサーバーIDが表示されているかどうかチェックしてみましょう。
各レンタルサーバーの対応
代表的なレンタルサーバーはどのような対応になるのか調査してみました。
ConoHa WINGの場合
クレジットカードの有効期限切れやチャージ残高不足等により更新が完了出来ずそのまま契約満了日を迎えた場合サービスは解約となりますが、契約満了後15日間の復旧可能期間がございます。
※復旧可能期間内にご入金が確認出来なかった場合はサーバーの復旧はできかねるものとなりますのでご注意ください。
引用:ConoHa WING
さくらインターネットの場合
請求書に記載の支払い期限から2ヶ月以内
上記期間を経過すると、サービスは廃止されます。廃止されたサービスは復旧することができません。
データなども完全に削除されますので、あらかじめご了承ください。
引用:さくらインターネット
お名前.comサーバーの場合
【注意事項】
サービスの停止より復旧することなく一定期間を経過した場合、サービスはご解約となり
サーバー情報は削除されます。
ロリポップの場合
ご入金期限を過ぎてまだ間もない場合など、一旦終了してしまった分のホームページをそのまま継続利用(復活)できるかもしれません。
急いで確認してください。全ての場合において、継続(復活)できるとは限りません。ご了承ください。引用:ロリポップ公式サイト
CORESERVERの場合
有効期限切れが30日を超えている場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
バリューサーバーの場合
期限切れから30日以内であれば、復活させる事が可能です。
VALUE-DOMAINに必要な金額をご入金後、ユーザーコントロールパネルよりサーバーの購入手続きを行ってください。10分程度でサーバーの利用が可能となります。ただし、サーバー上のデータは保証いたしかねます。30日を超えた場合につきましては、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
引用:バリューサーバー
いずれのレンタルサーバーも定められた期間を過ぎると、サービスは廃止されデータも削除されるため復旧が難しいとされています。
サイトのデータが削除されているか運営に問い合わせてみましょう
サーバー内(データベース含む)にあるサイトデータが完全に削除されてしまうと、サイトの移転は不可能です。
しかし、各レンタルサーバーで確実にデータが削除されているとは限りません。
一定期間が過ぎても、ダメ元で運営サポートに問い合わせてみましょう。
「データは削除されているのか」「サイトは復旧できるのかどうか」確認することができます。
各レンタルサーバーでも対応は異なります。
まずは問い合わせて事情を説明することが大切です。
意図しないサーバーの期限切れはメール確認とバックアップで対策する
サーバーの期限切れ対策には、お知らせメールのチェックやバックアップが有効です。
レンタルサーバーは有効期限が切れる1ヶ月ほど前から更新のご案内メールが届きます。
「今月末にご契約が終了いたします」「《3/31(木)まで》ご契約終了日のお知らせ」「《あと2日》ご契約終了日のお知らせ」のようなタイトルでメールが複数回届きます。
定期的にメールのチェックをしておきましょう。
もう一つの方法は、サイトのバックアップ取得です。
もしものときに備えて、定期的にサイトデータのバックアップを取得しておくと安心です。
まとめ
サーバーの期限切れ後のサイト移転は「サイトを管理していたサーバーIDやデータベースが復元できるか」に左右されます。
データの復元は「契約切れからどれくらい時間が経ってしまったか」が重要です。
仮に、契約期限が失効してから長時間経っていたとしても、レンタルサーバーによっては復元の対応をとってくれる可能性があります。
「しばらく経ったから無理かな…」と諦める前に、一度サポートへ問い合わせてみましょう。
無事にデータの復元ができた場合は、サイトの引越しが可能です。
ご自身での作業が難しい場合は、弊社がサイトの引越しをお手伝いいたしますので、お気軽にご相談くださいませ。
「WordPressのサーバー移転作業を自分でやるのが面倒くさい。」
「自分で引越し作業をして失敗してしまわないか不安。」
そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
1サイトにつき38,500円(税込)~承っております。
事業者保険加入済み。万が一の際は全額賠償保障いたします。
この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
本サイトにてご提供している情報については、最新かつ正確な情報を提供するよう努力していますが、情報の正確性や完全性を保証するものではございません。また、コンテンツには一部プロモーションが含まれております。本サイトの情報を利用することによって生じたいかなる損害に対しても、当社は責任を負いかねます。情報をご利用される際は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い致します。