WordPressサイトの常時SSL化作業、外注費の相場
  • 常時SSL化
最終更新日:2024年3月2日

WordPressの常時SSL化作業の費用(外注費)の相場

常時SSL化とは、インターネット上の通信を暗号化する仕組みであるSSL通信を、サイトの閲覧時に常に行なうようにすることです。サイトの常時SSL化を行なうことで、盗聴や改ざん、なりすましなどの危険から情報を守ることができます。

また、2018年7月より、Chromeブラウザでは、常時SSL化されていないサイトに対して警告を出すようになりました。現在では、赤色で目立つように警告が出るため、常時SSL化されていないサイトは閲覧者に不安感を与えてしまいます。

こういったことから、現在は多くのサイトが常時SSL化されているのです。

既存のSSL化されていないサイトを、常時SSL化するには、SSL証明書の取得や、設定が必要になります。これは、WordPressサイトであっても同じです。

Webの知識が無いという方にとって、WordPressの常時SSL化作業は難しいと感じるかもしれません。そういった場合には、WordPressの常時SSL化を外注に委託する方法もあります。

もちろん、作業を委託する場合には、費用が必要です。
そこで今回は、WordPressの常時SSL化作業を外注する場合の、費用相場を調べてみました。

WordPressの常時SSL化作業の外注相場は3万5千円

今回は、Google検索を使って、WordPressの常時SSL化作業代行の外注相場を調べてみました。
2019年10月現在、WordPressの常時SSL化作業代行を行っている業者6社を紹介します。

 

各業者のWordPressの常時SSL化作業の費用一覧
業者名 料金(税別)
ホームページリフォームパック 20,000円(税別)
コーディングベア 48,000円〜
FunfairFanfare 50,000円〜
Taniweb 48,000円(税抜)
ozone notes 30,000円〜(税抜)
すまいるウェブ 18,000円(税別)

 

今回は、上記6社の価格を参考に相場を出したところ、3万5千円といった結果になりました。
ただし、各社のサイトに記載されている料金は、あくまでも目安で、契約しているレンタルサーバーやサイトの状態によって料金は異なります。

そのため、WordPressの常時SSL化作業を業者に依頼する際の費用相場3万5千円は、あくまでも目安価格として考えておくのが良いですね。

クラウドソーシングにて外注した場合の費用

クラウドソーシングサービスの仕組み

次に、クラウドソーシングで外注した場合の費用について、ご紹介します。

今回は、ランサーズが提供する『ランサーズストア』と『ココナラ』の2社で調べてみました。

これらのサービスはそれぞれ、個人・会社が技術や特技を登録し、それを通販のようにユーザーが購入できるものになっています。

>>ランサーズ(ランサーズストア)への登録はこちら
>>ココナラへの登録はこちら

※赤枠で囲っている箇所が、ドメイン移管代行の費用です。

【ランサーズストア】
ランサーズストア

【ココナラ】
ココナラ

業者に、WordPressの常時SSL化を依頼した場合の費用相場が3万5千円だったのに対し、クラウドソーシングでは3000円〜5000円といった価格が多く見られます。つまり、業者に依頼した場合と比較すると、約10分の1の価格でWordPressの常時SSL化を依頼することができるのです。

しかし、安いからといって、必ずしもクラウドソーシングが最善ということではありません。価格差がある理由としては、サービス内容の差やリスクの有無が挙げられます。

クラウドソーシングで依頼する場合には、補償がついていないことがほとんどです。
そのため、データ破損や紛失、障害発生、情報漏洩など、様々なリスクが考えられます。

一方で、業者(法人企業)に依頼する場合は、賠償責任保険に加入していることが一般的ですので、万が一の場合でも、補償を受けられる可能性が高いのです。

そういったことを考えると、料金だけでクラウドソーシングを使って、個人に依頼するのは危険だと言えます。費用は少し高くなっても、信頼できる業者に依頼することで、安心してWordPressの常時SSL化を任せることができるのではないでしょうか。

自力でWordPressを常時SSL化するという手もあります。

WordPressの常時SSL化は、外注せずに、自分で行うという方法もあります。
もし、ご自身で作業したい場合は、こちらのページを参考にチャレンジしてみてください。

まとめ

今回ご紹介したように、WordPressの常時SSL化作業は、業者に依頼する、クラウドソーシングを使って個人に依頼する、自分で行なうといった方法があります。

自分自身のスキルを考慮しながら、WordPressの常時SSL化作業をどのような方法で行なうかを決めるのが良いでしょう。

WordPressの常時SSL化作業を外注に委託する場合は、前述の通り、料金の安さだけで依頼先を決めるのではなく、補償やサービスの内容を、きちんと確認した上で、安心して依頼できる方法を選ぶことが大切です。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

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