- 独自ドメイン・サーバーの選び方
サイト引越し屋さん編集部
wpX Speedがお勧めな人と注意点、エックスサーバーとの比較を解説
「wpX Speedが気になるけど、他のサーバーとの違いがいまいち分からない。」
「自分がwpX Speedを利用するのに適しているのか知りたい。」
そんな気持ちを抱えてはいないでしょうか?
こんにちは、サイト引越し屋さんです。私たちは日本で最も利用されているWordPressの引越し&保守管理サービスとして、日々たくさんのWordPress移転を担当しております。
その中で、wpX Speedは日頃からよく触れるレンタルサーバーの1つでもあり、慣れ親しんでいます。また、弊社で運営するオウンドメディアについてもwpX Speedで稼働しているサイトがあるため、性能についてもよく知っています。
そんな私たちが本日は、wpXクラウドがお勧めな人と注意点、それから系列サービスであるエックスサーバーとの違いについても解説しています。
「WordPressを別のサーバーアカウントに移転したい。」
「自分で作業して不具合が出たら不安だ。」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアが作業を代行いたします。
目次(クリックで飛べます!)
wpX Speedとは?大きな特徴をずばり解説
wpX Speedとは、エックスサーバー株式会社が運営する「WordPressに特化した超高速クラウド型レンタルサーバー」のことです。
ここで1つ「クラウドサーバーってなに?レンタルサーバーとの違いは?」という疑問が湧くかと思います。
一般的なレンタルサーバーとは、サーバーを細かく区分けし、その一区画を自分の領域として利用します。クラウドサーバーの場合は自分専用のサーバー空間を持てます。
レンタルサーバーの場合、自分が使える空間は分けられていたとしても、同じサーバー内に他人が存在しているため、他人がサーバーに悪さをすると自分も影響を受ける可能性があります。
それに対し、クラウドサーバーの場合は自分専用の環境が仮想的に用意されているため、他人の影響を受けずに安心してサイトを運営することが可能です。wpX Speedもクラウドサーバーです。
>>WordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』公式サイトはこちら
wpX Speedが優れている点、お勧めな人
ここからは本題、wpX Speedがどのような点で優れており、どのような人にお勧めなのか解説していきたいと思います。
WordPressの高速化に向いている
wpX Speedは、先ほどもお伝えしたようにWordPress専門、かつ、高速化されたサーバー環境になっています。
WordPressに特化することで、WordPressの表示スピードが速くなるようサーバーが最適化されているというメリットがあります。
wpX Speedでは、NVMeが採用されています。
NVMeとは、SSDの処理性能を引き出せすたに設計された接続インターフェースであり、wpX Speedはそれを基にしたオールフラッシュNVMe RAID10構成を採用しています。オールSSDやピュアSSDなどの従来サーバー環境と比べて、読み込み速度はなんと16倍以上を実現できています。
時間課金制で柔軟なサーバー利用ができる
wpX Speedの2つ目のお勧めポイントは、時間課金制であること。そのため、必要な時間だけ料金が発生し、短期間の利用や特定プロジェクトに対するコスト削減が可能です。
wpX Speedの時間課金制の料金プランは細かく設定されているため、特に頻繁にサーバーの利用量が変動するユーザーや、短期間のプロジェクトに取り組むユーザーにとって、とても便利で効率の良い選択肢になりえます。
セキュリティが高く、万が一の際に復旧も早い
wpX Speedは一定の負荷検知でプランを変更し安定した動作を提供する「オートスケール」機能、他ユーザーの利用状況の影響を受けないリソース確保型サーバーなので安定して運営できます。
これが他のレンタルサーバーだと、数時間サーバーダウンしてサイトが表示されないことも多く、サイトが安定して表示し続けられるかどうかは非常に重要です。
常時SSL化(https化)が簡単にできる
Googleが常時SSL化をSEOの指標に入れ、SSL未実装のサイトに対しGoogleクロームブラウザが警告を出すようにもなっています。現在、サイトの常時SSL化は必須と言えるでしょう。
そんな常時SSL化の作業が、wpX Speedならボタン1つで簡単にできます。
なぜなら、wpX SpeedにはSSL化の補助機能が付いているためです。
他のレンタルサーバーですと、自分でWordPressをSSL化しなければいけないため、Webの知識や技術がない方にはなかなか骨が折れる作業かと思います。
wpX Speedを利用する際の注意点
wpX Speedのお勧めポイントの次は、注意点を解説していきます。
以下のポイントに当てはまる方は利用を控えたほうがよいです。
WordPress以外のサイト運営はできない
wpX Speedの特徴にもある通り、このサーバーはWordPress専門となっています。
そのため、MovableTypeなど他のCMSを利用することは出来ません。
また、WordPress以外にも独自で作ったシステムなども動かない可能性があるため、お勧めできません。
仮に動いたとしても、wpX SpeedはWordPressに最適化された環境であるため、WordPress以外のシステムを動かしたいのであれば他のレンタルサーバーにしたほうが良いでしょう。
無料のお試し期間がない
wpX Speedには無料の試用期間が提供されていないので、契約前にサービスを試すことができません。
その代わり、初期費用が全プラン無料・時間課金制(1時間あたり2.2円~)なので、時間を決めて短時間だけ試してみることは可能です。
wpX Speedとエックスサーバーの違い
さて、wpX Speedの良い面と悪い面がわかっていただいたところで、同じ会社が提供している姉妹サービスの「エックスサーバー」との比較も解説していこうと思います。
まずは、wpX Speedとエックスサーバーの比較表をご覧ください。どちらも最安値のプラン(wpX SpeedのW1とエックスサーバーのスタンダードプラン)で記載しています。
※内容が勝っている項目を黄色背景でハイライトしてます。
項目 | wpX Speed (W1) |
エックスサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額料金 | 1時間2.2円 上限1,320円 |
1,320円 ※3ヶ月契約の場合 |
容量 | 200GB | 300GB |
WordPress作成数 | 無制限 | 無制限 |
アクセスに対する 耐久性 |
◎ | 〇 |
サイトの表示速度 | ◎ | 〇 |
まずコストの面から見ていただくと、wpX Speedとエックスサーバーはともに初期費用0円。月額料金もwpX Speedの上限1,320円とエックスサーバーのスタンダードプランは同じになっていおり、コスト差は無いといえます。
ただし、年間契約以上になるとエックスサーバーのほうがコストパフォーマンスは高いです。
次にサーバーの容量については、wpX Speedの場合はサーバー容量が200GBでWordPress作成数は無制限。対するエックスサーバーは300GBで無制限となっています。
大量のアクセスに対する耐久性については、wpX Speedのほうが高い負荷耐性が特徴で、高トラフィックにも対応可能です。アカウントごとにCPUやメモリなどのサーバーリソースが確保されており、高速性を損なわない環境が実現されています。この点はクラウドサーバーならではといえます。
エックスサーバーも高い耐久性がありますが、あくまで共用サーバーのため他ユーザーの影響を受ける可能性は否定できません。
また、サイトの表示速度に関しては、wpX Speedには「PHP-FPMモード」があり、表示速度を高速で安定化させるための機能が備わっているため、wpX Speedに軍配が上がります。
ここまでの内容から、以下のような結論が言えます。
- WordPressで大量のアクセス処理/高速化を目指すWebサイトを運営するなら、wpX Speedが向いている
- コスパ重視で初心者にも使いやすいサーバーを求めているなら、エックスサーバーが向いている
>>WordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』公式サイトはこちら
wpX Speedへの乗り換え作業を代行中
以上、本日はwpX Speedがお勧めな人と注意点、それからエックスサーバーとの比較についての解説記事でした。wpX Speedを契約される方はこちらからできます。
>>WordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』公式サイトはこちら
また、wpX Speedにて新規でWordPressを作るのではなく、既に運営中のWordPressをwpXクラウドに引越すことも可能です。
サイト引越し屋さんでは、別のレンタルサーバーからwpX Speedへの移転作業を代行しております。ぜひ、お気軽にご相談くださいませ。
この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
本サイトにてご提供している情報については、最新かつ正確な情報を提供するよう努力していますが、情報の正確性や完全性を保証するものではございません。また、コンテンツには一部プロモーションが含まれております。本サイトの情報を利用することによって生じたいかなる損害に対しても、当社は責任を負いかねます。情報をご利用される際は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い致します。