無料ブログはサイト売買できない？！無料ブログを売りたいならWordPressへ引越ししよう！

無料ブログでアフィリエイトをやっていて、かなり売上が上がってきた。でも、他にも運営しているサイトがあって手が回らない。そこで「無料ブログのほうはサイト売買で売ってしまおう。」と考えた。

ちょっと待ってください！それ危険です。

無料ブログというのは、あくまでサービス提供側の場所を間借りしてサイト運営している状態です。なので、そのアカウントを勝手に売買することは規約違反に当たります。

無料ブログというのは実際には自分の持ち物ではないため売却ができません。
また無料ブログの場合は運営会社の事業停止、倒産などにブログの継続が左右されます。

参考：サイト売買 | アフィリエイトサイト売却と買収のプロが語るアレコレ

逆にいうと、無料ブログのサイト売買案件が平然と出回っているようなサイト売買サービスを見つけたら、警戒したほうが良いかもしれません（運営の目が行き届いていない可能性も…）。

無料ブログを売買するとどうなる？！

では無料ブログを売買して規約に違反したことがバレてしまった場合にどうなるのか？正直なところ、こういった例はまだ出回っておらず、どうなるのか未知数なところではあります。ただし、可能性として下記のようなリスクが考えられます。

たとえば、Seesaaブログの場合。

Seesaaでは利用規約の禁止事項の欄にはっきりと「3.掲載コンテンツの権利の譲渡および貸し出し」という記載があります。

また、上記規約を違反した場合のSeesaa側の対処として「Seesaaは本サービスの円滑な運営のため、以下に該当する場合は利用者に通知することなくページの公開および利用を停止し、当該利用者がSeesaaに保存したデータを削除できる権利を有するものとします。」

ということは最悪のケースとして、せっかくサイトを買収したにもかかわらず後でSeesaaに見つかってしまい、やむなくサイトを閉鎖される可能性もゼロではないということです。

今回はSeesaaを例に出して解説しましたが、他のブログサービスについても基本的にスタンスは同じです。他人の土俵で戦う以上、このリスクは避けられません。

無料ブログをサイト売買するためには

無料ブログはそのままでは売れない。そこで良いアイデアとして、無料ブログからWordPressに引越したうえで売却するという方法があります。

自分でレンタルサーバーを借りて、独自ドメインも取って、WordPress運営に切り替えさえすれば、すべて権利はあなたのもの。自由に売り買いすることが可能です。

たとえば、こんな例がありました。

• Seesaaで運営中の美容アフィリサイトをWordPressに引越し
• Livedoorで運営中のまとめサイトをWordPressに引越し
• FC2で運営中の投資アフィリサイトをWordPressに引越し

各ブログサービスによってアフィリサイトのジャンルも偏っており、いま挙げたのは代表的な例です。あなたのサイトも当てはまっているかもしれません。

お金をかけてでもWordPress移行したほうが高く売れる

また、無料ブログをWordPressに引越してから売るメリットは、リスクヘッジだけではありません。単純に、WordPress化してから売ったほうが高く売れます。

それもそのはず。無料ブログではカスタマイズや機能拡張に限界がありますし、自動で広告が挿入されるなど、収益性を高めるのに重荷になります。そして何より、最近は無料ブログのSEOが弱くなってます。

それに引き換えWordPressに引越せば、自由なカスタマイズに広告も載せ放題、コンテンツ次第でSEOもいくらでも伸ばせる。賢い人ほどそういう部分で値踏みします。

たとえば、仮に無料部分からWordPressの引越しを外注したとして、外注費用が１０万円。でも、売却金額が３０万円高くなったとしましょう。この場合、余計なリスクが減っただけでなく、儲けが２０万円も増えることになります。

ルールに乗っ取って公正な進め方をしましょう。

「すぐにキャッシュが欲しい」そう思って焦っている時ほど一呼吸置いて冷静になるべきです。

ひと手間かけるだけでサイトの売却金額は大きく変わってきます。是非、最高の金額で売却できるよう、まずは無料ブログをWordPressに移転することをオススメいたします！