【POP接続】メールサーバー移転時のOutlook(NEW)の設定手順
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サイト引越し屋さん編集部

【POP接続】メールサーバー移転時のOutlook(NEW)の設定手順を解説

新しいOutlookのメールソフトを利用したい
メールサーバーの移転にあたりメールソフトを再設定することになった。
メールサーバーの容量が足りないので、もっと容量の多いサーバーに移転したい。
などの理由からメールソフトを再設定するケースがあるかと思います。

メールサーバーが変わるということはメールソフト側で設定している接続先のサーバー等も変更が必要になります。

本記事では、そういったメールサーバー移転時のOutlook(New)における「POP接続」パターンの設定方法について解説しています。

※IMAP接続で設定を行う場合はこちらの記事を参照してください。

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本記事が対象とするメールソフトの条件

本記事では、下記の条件を想定しています。

  1. メールソフトはOutlookを使用している
  2. Outlook2019からOutlook(New)への移行したい
  3. サーバーへの接続方法はPOP接続である

①③については手順を進めるにあたり必須となります。
②についてはバージョンが異なるOutlookであってもメールソフトの画面見た目が異なるだけで設定方法は同じのため、参考にしていただいても問題ないです。

Outlook(メールソフト)の設定変更を行うタイミング

次に、メールソフトの設定変更を行うタイミングについてお話します。
ちなみに、メールサーバー移転全体の流れについてはこちらの記事が参考になります。

メールソフトの設定変更を行うタイミングで最適なのは、メールサーバーの切り替え(DNS変更)を実施して切り替えが反映(切り替えから数時間~最大24時間経過)された後になります。

なぜなら、サーバー切り替え前にメールソフトを変更すると旧サーバーに届いたメールを紛失してしまう可能性があります。

また、切り替えは新旧サーバーに不連続で接続する時間帯が発生するため、切り替え直後ですとやはり旧サーバーに届いたメールを紛失する危険性があります。

そのため、サーバーが完全に切り替わったあとに、まずは旧サーバーの設定の状態でメールの送受信を行い、その後にメールソフト内の設定を新サーバーのものに変更すれば、メールを紛失する心配がありません。

Outlook(メールソフト)の設定変更に必要な情報

メールソフトの設定を変更するにあたり、必要な情報は下記3点です。

  1. 受信サーバーのアドレス
  2. 送信サーバーのアドレス
  3. メールアドレスの新しいパスワード

①②のサーバーアドレスについては、レンタルサーバーを契約した際に送られてくる契約完了通知メールに記載されているケースが多いです。
または、サーバーの管理画面から確認できるところも多いです。

③については、新サーバーでメールアドレスを発行する際に、旧サーバーで使っていたパスワードと同じ内容を登録した場合には今回不要になります。
新しいパスワードを登録した場合は必要になります。

新しいOutlook(メールソフト)の設定変更方法

では、ここからは具体的なメールソフト設定変更の方法を解説していきます。

まずは新しいOutlookを開いてください。
開いたら画面左上の「ファイル」をクリックします。

右上にある新しいOutlookを試すを「オン」の状態にします。

※画像

切り換える」を選択します。

こちらの画面では登録したいメールアドレスを入力し、「続行」を押します。

次の画面では「表示件数を増やす」を最初に押しましょう。

IMAPの「サーバー名」とポート番号を「993」と入力し、接続は「SSL/TLS」を選択しましょう。

下にスクロールし、SMTPの「パスワード」、SMTPの「送信サーバー名」を入れて、ポート番号は「465」と入力しましょう。

すると下記の画面が表示されるので、「アカウント設定」をクリックします。

Outlook - ファイル

アカウント設定の画面に進んだら、設定変更するメールアドレスをクリック選択後に、「修復」をクリックします。

Outlook - 修復

修復をクリックするとメールアドレスの入力欄が表示されるので、「詳細オプション」をクリックしてタブを開き、「自分で自分のアカウントを手動で修復」にチェックを入れます。

チェックを入れたら「修復」ボタンを押します。

Outlook - 手動で修復

するとPOPアカウントの設定という画面が表示されるので、最初に用意した「パスワード」をパスワード入力欄に入力します。
また、「サーバー」の入力欄にも同様に最初に用意した「受信サーバー」を入力します。

それ以外の入力欄は基本的に変更する必要はありません。
※ポート番号が変更となった場合や、暗号化通信有無の変更があった場合は必要になります。

入力できたら、左下の「送信メール」タグをクリックして開きます。

Outlook - POPアカウント設定

送信メールを押すと、送信メール設定の画面が開くかと思います。

ここで設定を変更するのは「サーバー」のところです。
最初に用意した送信サーバーを入力しましょう。

入力できたら「次へ」をクリックします。

Outlook - 送信メール設定

すると自動でサーバーへの接続確認が進みます。
問題なければ下記のように”アカウントが正常に修復されました“という表示が出ます。

Outlook - 修復完了

無事に修復が完了できたら、メールソフトの設定はこれにて完了です。
ここまでお疲れ様でした。

Outlook(メールソフト)の設定変更がうまくいかない場合

先ほどの設定変更で正常に完了できずエラーが起きた場合、下記の原因が考えられます。

  • レンタルサーバー側でメールアドレスの発行が正常に完了していない
  • メールソフトに入力した情報に誤りがある
  • 移転先サーバーのポート番号が変わっている

上から順番に確認を進めれば解決できるかと思います。

もしご自身での解決が難しい場合は私たちサイト引越し屋さんでもメールアドレスの移行作業を代行していますので、お気軽にご相談ください。

※IMAP接続で設定を行う場合はこちらの記事を参照してください。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

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