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サイト引越し屋さん編集部
レンタルサーバーの自動バックアップとプラグインによるバックアップの違い
こんにちは、日本でもっとも利用されているWordPressのサーバー移転&保守管理サービス『サイト引越し屋さん』です。
最近のレンタルサーバーには自動バックアップ機能が付いているサービスが多くなりましたね。
「レンタルサーバーにバックアップ機能が付いているから自分では取らなくていい。」
あなたもそう思っているのではないでしょうか?
結論からいうと、レンタルサーバーのバックアップだけでは足りません。
自分でもバックアップを取っておかないと思わぬ事故に繋がるリスクがあります。
この記事ではレンタルサーバーによる自動バックアップとプラグインによるバックアップの違いを説明するとともに、なぜプラグインでのバックアップも必要なのかを解説していきます。
「今まで大丈夫だったんだから今後も大丈夫でしょ」
このような考えでは、万が一乗っ取られた時にページを勝手に書き換えられてしまったり、削除されてしまうなどの被害が発生します。
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レンタルサーバーの自動バックアップとプラグインによるバックアップの違い
早速ですが、両者の違いについて解説します。
レンタルサーバーとプラグインのバックアップにおける大きな違いは、保存期間です。
レンタルサーバーの自動バックアップの場合、保存期間は7~14日間となっています。
いくつか有名なレンタルサーバーの場合を参考例として挙げておきます。
- エックスサーバー:14日間
- ConoHa WING:14日間
- mixhost:14日間
- ロリポップ:7日間
それに対して、プラグインにてバックアップした場合、保存期間は自由に設定が可能です。
「なんだぁ、保存期間が違うだけか。」
もしかすると、あなたはそう感じたかもしれません。
ですが、バックアップの保存期間は非常に重要な意味を持っています。
バックアップの保存期間が重要な理由
なぜバックアップの保存期間が重要かというと、万が一ハッキングや不具合が起きた際は、過去までさかのぼってデータを復旧する必要があるためです。
もし14日までしかさかのぼれない場合、ハッキングや不具合が既に起きたあとのデータしか残っておらず、元の正常な状態に復旧できない危険性があります。
保存期間が自由に設定できれば、過去6ヵ月分のバックアップデータを残しておくなどすることで、ハッキングや不具合が起きても確実にサイト復旧が可能です。
確実なデータバックアップをしたいなら自分でも対策が必要
以上の理由から、レンタルサーバーの自動バックアップだけでは足りないということが分かっていただけたかと思います。
プラグインなど用いて自分でもバックアップを取っておくようにしましょう。
また、自分でバックアップを取る際のポイントが2点あります。
独立環境でのデータバックアップ
1点目は、独立環境でのデータバックアップです。
Webサイトが保存されているサーバー内ではなく、メールによる送付や別のクラウド領域、PC内などにデータを保管しておくことをお勧めします。
なぜなら、Webサイトと同じサーバーに保存してしまうと、ハッキングが起きた際にバックアップごと被害を受けてしまうので、バックアップの意味が無くなってしまうからです。
バックアップデータの確認
2点目は、バックアップデータの内容確認です。
プラグインはエラーを起こして正常にデータがバックアップされないことがあります。
そういったエラーが起きていないか定期的にチェックするようにしておきましょう。
まとめ
本日は、レンタルサーバーの自動バックアップとプラグインによるバックアップの違いを解説するとともに、自分でもバックアップを取ることの重要性についてお話させていただきました。
バックアップをはじめWebサイトの保守作業というのは地味ですし、アクセスアップに繋がるわけでもないので、なかなか実施のモチベーションが湧きづらいかもしれません。
ですが、Webサイトを安全に運営していくうえで必要なことなので、是非手を抜かずしっかり対策していただければと思います。
WordPressの保守管理において必須の作業は下記のページにて解説しております。
是非合わせてご覧くださいませ。
もしご自身での保守管理が難しいと感じる場合は、弊社サイト引越し屋さんでも代行しておりますのでお気軽にご相談くださいませ。
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この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
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