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【ver5対応】超簡単バックアップ!BackWPupの使い方
BackWPupは、簡単な設定でWordPressを自動バックアップできる便利なプラグインです。
本プラグインは2025年2月にver4からver5に大幅アップデートを実施し、管理画面の見た目が変わるとともに使い方も大きく変わりました。
そこで今回は、WordPress保守管理のプロである『サイト引越し屋さん』が、ver5以降のBackWPupプラグインの設定方法や使い方について解説していきます。
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目次(クリックで飛べます!)
BackWPupプラグインのインストール方法
まずはBackWPupプラグインをインストールします。
WordPressの管理画面サイドメニューにある【プラグイン】から【新規追加】を選びます。

右上の検索窓に「BackWPup」と入力すると、該当のプラグインが表示されます。
【今すぐインストール】をクリック後、【有効化】を押します。

プラグイン検索から追加できない場合には、下記WordPress公式サイトからZIPファイル形式でダウンロードし、手動アップロードする形でも追加可能です。
ZIPファイル形式でダウンロードした場合は、先ほどのプラグイン追加画面にて【プラグインのアップロード】へ進み、ZIPファイルをアップロードします。

ここから先は、BackWPupでバックアップデータを取得する方法を確認していきます。
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BackWPup自動バックアップ機能の使い方
BackWPupでWordPressを自動バックアップするための手順を解説していきます。
大まかに下記5つのステップになります。
1.バックアップ対象の選択
バックアップデータを定期的に取得するには、前もってジョブ設定を行う必要があります。
まずはWordPressの管理画面のサイドメニュー【BackWPup】から【設定】へ進みます。
※ジョブとは設定した条件に従って動くプログラムのようなものです。

設定画面に進むと、初回では下記キャプチャ画面のように「何をバックアップしますか?」と表示されるので、ファイルとデータベースの両方を選択し、右下の【Save & Continue】を押します。

2.バックアップ頻度の設定
次はバックアップ頻度の設定画面です。ファイル、データベースともに「Monthly(1ヵ月に1回)」がデフォルトになっていますので、問題なければ【Save & Continue】を押します。
Webサイトの更新頻度が多く、月に1回では不安な場合は週に1回などに変更しましょう。

3.バックアップ保存場所の設定
最後は、バックアップ保存場所の設定をしていきます。
「Website Server」は、WordPressが保存されているサーバー内に同居する形での設定です。
バックアップエラーが起きづらく、管理も楽な反面、ハッキングや改ざんなどのセキュリティ被害に合った際にバックアップごと被害を受けるリスクがあります。
そのため、出来れば「Cloud Storages」で設定することを推奨します。
クラウドストレージへのバックアップであれば、WordPress側をハッキングされてもクラウドストレージ側のバックアップは生き残るため、確実に復旧が可能となります。

以上で、定期的な自動バックアップ設定は完了です。
4.バックアップ動作テスト
念のため、自動バックアップが正常に動くかどうか手動で動かしてテストしておきましょう。
WordPress管理画面の左メニュー【BackWPup】から再度【設定】に進みます。
先ほど設定したバックアップジョブが表示されているはずです。
ジョブ内の下向き矢印のマークをクリックし、バックアップを今すぐ起動させます。

すると、下記のようにバックアップが進行します。
バックアップ動作はバックグラウンド進行するため、WordPress管理画面で他のページへ遷移したり、画面を閉じても自動的に進み続けます。

5.バックアップ動作テストのログ確認
バックアップの動作テストを実施したら、その結果(ログ)も念のため確認します。
まずは【設定】画面の右上にある【高度な設定】に進みます。

高度な設定の中身が表示されたら、【ログ】をクリックします。

下から2番目にある【Access to Logs】に進んでください。

すると、ログ(バックアップ結果)の一覧が表示されます。
該当ジョブのステータスが「正常終了」になっていれば問題なくバックアップは出来ています。

以上で定期的な自動バックアップ設定は完了です。
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バックアップエラー時の通知設定
BackWPupは簡単に導入できるものの、バックアップエラーが起きやすいことでも有名です。
知らぬ間にエラーが起きていると、バックアップデータに欠損があり、万が一の際にWordPressを完全な状態で復元できなくなる恐れがあります。
そこで重要となるのが、バックアップエラー時の通知設定です。
この設定をしておけば、バックアップエラーが起きた際にメールで通知されるため、エラーを修正するなどの対処が可能となります。
まずは【設定】画面の右上にある【高度な設定】に進みます。

高度な設定の中身が表示されたら、【ログ】をクリックします。

下のほうに【Log notification】という欄があるので、通知先に設定したいメールアドレスを2箇所に入力してから、【Send email with log only when errors occur during job execution】にチェックを入れます。

メールアドレスの入力とチェックが済んだら、【保存】ボタンを押して設定完了です。
以上で、バックアップエラー時にメールで通知されるようになりました。
もし実際にエラーが起きてしまった際は、下記記事を参考に修正を試みてください。
バックアップデータのダウンロード方法
バックアップしたデータについては、保存場所の設定で指定した領域に保存されています。
それとは別で、WordPress管理画面からもダウンロードが可能です。
BackWPupの設定画面に進み、ページ下部に進みます。
するとBackups History(バックアップデータの一覧)がありますので、一番右の三点リーダーをクリックのうえ、【ダウンロード】を押してください。

ダウンロードが実行され、あなたのパソコン(ローカル)へファイルが出力されます。
バックアップデータの共有が必要な際などは、以上の手順でダウンロードしてシェアすると楽です。
WordPressのセキュリティ対策が不安な場合はプロへ任せるのが安心です。
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まとめ
本日は、BackWPupプラグインの使い方について画像付きで解説しました。
いかがでしたでしょうか?
本記事をご覧いただいた通り、BackWPupプラグインは簡単に設定することができて便利ではありますが、その反面、エラーが起きやすいという特徴もあります。
そのため、設定して終わりという意識ではなく、継続的に運用していく姿勢が必要となります。
もしもエラーが起きた場合には、適宜修正を行い正常にバックアップが取れる体制を整えるようにしてください。
また、今回ご紹介した方法以外にもWordPressのバックアップ方法はあります。
気になる方は、下記の記事も合わせてご参考ください。
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この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
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