ドメインが無効な状態です
  • 独自ドメイン・サーバーの選び方
最終更新日:
サイト引越し屋さん編集部

「ドメインが無効な状態です」の原因と解決方法

突然「ドメインが無効な状態です」となり、Webサイトが表示されなくなってしまった。
ここようなことで困ってはいませんか?

本記事では、この現象の原因と対処法についてプロの視点から解説しています。

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「ドメイン無効になったが直せなくて困っている」
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「ドメインが無効な状態です」が起きる原因

「ドメインが無効な状態です」と表示される原因はいくつか考えられます。

中でも大きくは以下の3つです。

  1. 独自ドメインの有効期限切れ
  2. ネームサーバー設定の誤り
  3. サーバーのサスペンド

1つずつ見ていきましょう。

1.独自ドメインの有効期限切れ

まず第一に、ドメインの有効期限が切れてしまった可能性があります。

多くのドメインは1年ごとの更新が必要で、更新手続きを忘れてしまうと独自ドメインの権利を失ってしまい無効状態になってしまいます。

また、ドメインの管理会社との契約に問題が生じている場合もあります。これにより、ドメインが一時的に無効化されることがあります。

2.ネームサーバー設定の誤り

ネームサーバーの設定に誤りがある場合も「ドメインが無効な状態です」と表示されることがあります。

ネームサーバーは、どこのサーバーでWebサイトを表示させるか設定する機能なため、この設定が誤っているとWebサイトは正しく表示されません。

3.ドメインのサスペンド

最後に、ドメインがサスペンドされるケースも考えられます。
不正な活動やスパム行為が検出された場合などに発生することがあります。

ドメイン管理会社やレジストリからの通知を確認することが重要です。

「ドメインが無効な状態です」の解決方法

ドメインが無効な状態になった場合の解決方法としては、先ほど挙げた原因別に具体的な対応をしてください。

1.独自ドメインの再取得

まず、ドメインの有効期限が切れてしまった場合、再取得が必要です。

お名前.comやムームードメインなどドメイン管理サービスの管理画面にアクセスし、再度ドメインを購入する手続きを行います。

例えば、バリュードメインの場合はこのように書かれていました。

ドメインが無効または停止の状態となっています。
ドメインの設定操作から無効となっているドメインを選択し、ドメインの更新・延長を行ってください。

引用:バリュードメイン公式

多くの場合、ドメインは再取得後にすぐに有効になりますが、場合によっては数時間から数日かかることもあります。

また、場合によっては有効期限切れによりネームサーバーやDNSゾーン設定が初期化されるケースもあるため、その場合は再契約後に再設定が必要です。

2.ネームサーバーの再設定

ネームサーバーの設定に問題がある場合は、管理画面から再設定を行います。
正しいネームサーバー情報を入力し、保存して反映させる必要があります。

ネームサーバーの再設定が反映されるまでには数時間から24時間ほどかかりますが、正しく設定されれば「ドメインが無効な状態です」というエラーは解消されます。

有名どころのレンタルサーバーのネームサーバー情報は下記記事もご参考ください。

3.サスペンド解除のための手続き

最後は、サスペンドされたケースの対処法です。

多くの場合、サスペンドされる前または後にドメイン管理サービスから何らかの連絡がきます。

例えば、よくあるケースはWhois情報の確認連絡です。
通知されたメール内にある確認URLをクリックすれば済む内容ではあるのですが、放置してしまうとドメイン利用が停止される可能性があります。

その他、ドメイン管理サービスから何か連絡が来ていないか確認し、来ている場合は早急に対応しましょう。

もし何も見つからない場合は、ドメイン管理サービスの管理画面にログインし、ヘルプデスク等からお問い合わせすれば具体的な対応方法を教えてもらうことができます。

「ドメインが無効な状態です」復旧後の対策

ドメインが無効な状態から復旧した後、同じ問題が再発しないように予防策を講じることが重要です。

以下に、復旧後に取るべき具体的な対策を紹介します。

ドメイン契約は自動更新設定にしておきましょう。

ドメインが無効になることを防ぐために、ドメイン契約を自動更新設定にしておくことをお勧めします。

自動更新に設定しておけば、有効期限が切れる前に自動的に更新手続きが行われるため、更新を忘れてしまうリスクを避けることができます。

Webサイトの死活監視をしておきまきょう。

ドメインが無効化をはじめ何らかの問題でWebサイトが表示されなくなった場合でも早期に問題を検知するために、Webサイトの死活監視を導入しておくと安心です。

死活監視ツールを利用することで、サイトがダウンしたり、ドメインが無効化されたりした場合に即座に通知を受け取ることができ、迅速な対応が可能となります。

まとめ

「ドメインが無効な状態です」と表示される原因は、ドメインの有効期限切れ、ネームサーバー設定の誤り、サスペンドなどさまざまです。

問題を迅速に解決するためには、原因を特定し、適切な対処法を取ることが重要です。

ドメインの再取得やネームサーバーの再設定を行い、問題を解消した後は、自動更新設定や死活監視ツールの導入など、予防策を講じることを忘れないようにしましょう。

そうすることで、同じ問題が再発するリスクを最小限に抑えることができます。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

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