JimdoとWordPressの比較
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最終更新日:2021年4月21日

JimdoとWordPressを比較!使い分けのポイントを解説。

ホームページを業者に依頼せず、自分で作成したい!けれど知識は無い・・・

最近では、上記のような方でも簡単にサイトを作れるホームページ作成ツールが増えています。ただ、ホームページ作成ツールには様々な種類がありますので、どれを使っていいかわからないという方も多いことでしょう。

例えば、JimdoやWordPressもその1つです。

そこで今回は、ホームページページ作成ツールの中でも代表的な「Jimdo」と「WordPress」を比較し、使い分けのポイントについて解説いたします。

これから、ホームページを作成しようと思っている方や、現在のサイトに満足していない方は、ぜひ本記事を最後まで読んでみてください。

Jimdoとは?どんな特徴があるの?

まず、世界の1500万サイトで利用されている「Jimdo」について、ご紹介します。

Jimdoは、2007年にドイツの若者3人によって生まれた、オンラインホームページ作成システムの一種です。日本では2009年に、KDDIウェブコミュニケーションズが、取り扱いを開始しました。

株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山瀬明宏 以下、KDDI ウェブコミュニケーションズ)は、独 Jimdo GmbH(独ハンブルグ、創業者:マティアス・ヘンツェ、クリスチャン・スプリングブ、フリジオフ・デヅナー、以下、Jimdo 社)と業務提携し、無料のオンラインホームページ作成サービス「Jimdo(ジンドゥー)」日本語版(http://jp.jimdo.com)を 2009年3月25日にリリースいたします。

元記事:無料オンラインホームページ作成サービス「Jimdo」日本語版をリリース

Jimdoは、HTMLやCSSなどのホームページ作成に関する知識が無くても、直感的な操作で誰でも簡単にホームページを作成することができるという特徴があります。

ドラッグ&ドロップやテキストの入力など、基本的なパソコンの操作だけでホームページが作れることを、魅力的に感じる方も多いでしょう。

しかし一方で、JimdoはSEOが弱いというデメリットもあります。SEOが弱いと、サイトへのアクセスを集めにくいため、集客のためのホームページには不向きです。

世界で一番利用されているWordPressの特徴とは?

次に、世界で最も利用されているCMSであるWordPressをご紹介します。WordPressは世界のWebサイトの20%で利用されていて、Jimdoと比べても圧倒的なシェア率を誇っています。

WordPressの主な特徴は、SEOが強いという点です。WordPressでは、様々なプラグイン(拡張機能)を使って、サイトのSEO対策を強化することができます。実際にGoogleの検索結果を見てみても、上位に表示されているサイトの多くでWordPressが使用されているのです。

SEOに強いと、集客力のあるサイトを作ることができますので、WordPressの大きなメリットと言えます。さらに、WordPressは、ブログ記事が作成しやすいことや、多くのコンテンツを作成してもサイト自体が重くなりにくいことから、コンテンツの量産にも適しています。

JimdoとWordPressの違いを比較!

では、JimdoとWordPressの違いはどういった点なのでしょうか。
ここでは4つの点において、JimdoとWordPressを比較していきたいと思います。

JimdoはWordPressに比べて構築が簡単である

まず、JimdoはWordPressに比べると、簡単に構築することができます。前述の通りHTMLやCSSの知識は不要ですし、直感的な操作でホームページを作成することが可能です。

WordPressも、HTMLやCSSで一から作成するホームページに比べると簡単に作成することができますが、JImdoに比べると最初の設定などが難しいと感じる方もいるようです。

しかし、WordPressはシェア率が高いためたくさんの書籍も販売されていますし、わからない事はインターネットで検索すば解決できることも多いです。

テンプレート数の多さやデザインカスタマイズはWordPressが有利

JimdoもWordPressも、基本的にはテンプレートを選んでから、細かなデザイン等を変更していきます。WordPressは、とにかくテンプレートの種類が豊富で、さらに細かなカスタマイズも可能です。

そのため、少しこだわったデザインのホームページを作りたい方には、JimdoよりもWordPressが有利です。

SEOやサイトの読み込みスピードはWordPressが断然有利

前述した通りJimdoはSEOに弱く、WordPressはSEOに強いという特徴があります。

サイトの読み込みスピードも、Jimdoに比べWordPressが圧倒的に早いです。特に、サイトのコンテンツ量が増えると読み込みスピードの差が出やすくなります。

サイトの読み込みスピードが遅いと、サイトの直帰率が高くなるというデメリットもあるため、サイトの読み込みスピードは重要です。さらに、読み込みスピードは結果的にSEOにも関係してきますので、どちらの面から考えてもWordPressが有利だと言えます。

コストはあまり変わらない

Jimdoは、無料プランと有料プランがあります。無料プランの場合は広告が表示されたり、独自ドメインが使えなかったりと制限が多く、ビジネス用のホームページには適していません。

Jimdoの有料プランは二種類あり、月額945円の「Pro」か月額2,425円の「Business」から選ぶことができます。月額料金を記述しましたが、実際には年間契約しか対応しておらず、最低でも12ヶ月分を支払う必要があるのです。

一方でWordPressの場合、WordPress自体は無料ですが、ドメインやサーバーのレンタル料が必要になります。

ドメインの種類やレンタルサーバーの種類によって必要な費用は異なります。一般的なドメインやレンタルサーバーを使用するのであれば、月々のコストはJimdoとWordPressを比べても大きな差がありません。

簡易的なHPならJimdo、本格的な集客用サイトにはWordPressがお勧めです。

今回ご紹介したように、JimdoやWordPressにはそれぞれ異なる特徴があります。
この2種のホームページ作成ツールの使い分けは下記を参考にしてください。

【Jimdoがオススメの人】
・個人の趣味や友人とのサークル活動などの記録で使用するホームページをつくりたい
・とりあえずホームページを作ってみたい

【WordPressがオススメの人】
・ビジネス用の本格的なサイトを作りたい
・ホームページで集客がしたい
・資産サイトを作りたい

上記のように、とりあえずホームページを作るという際にはJimdoを使うのもありですね。ただし、そもそもの目的がインターネット集客なのであれば、初めからWordPressで作成しておく方がよいでしょう。

もしもJimdoで作ったものの、「やっぱりWordPressで作り直したい!」という場合、移行することも可能です。
サイト引越し屋さんでも移行作業を代行していますので、お困りの際はお気軽にご相談ください(^ ^)

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

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