- メール
【IMAP】iPhone・iPadのメールに独自ドメインメールを追加する方法
「iPhoneやiPadで独自ドメインのメールを使いたい」
「オリジナルのメールアドレスを新しく作ってIMAPで設定したい」
「既にメールアドレスを持っていてiPhone・iPadでIMAPを使えるようにしたい」
そんな方に向けて、独自ドメインのメールアドレスを作成し、iPhone・iPadの「メール」アプリにIMAP接続で追加する方法を画像付きで解説します。
本記事では以下の流れに沿って話を進めています。
- 独自ドメインの取得
- レンタルサーバーの契約
- ネームサーバーの変更
- メールアドレスの発行
- iPhone・iPadの設定に必要な情報の準備
- iPhone・iPadのIMAP設定
iPadも同じ手順で設定できます。つまずきやすいエラーの対処法もあわせて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
「新規でAppleのメール設定をしたいのでサポートして欲しい。」
「サーバー移転に伴いメールソフトの設定が必要になった」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアとサポートスタッフがご支援いたします。
本記事をご参考いただくうえでの注意点
本記事では以下の点にご注意ください。
1.受信方式はIMAP接続の設定を行います。POPを選択する場合は設定が異なりますのでご注意ください。POP接続をご希望の場合はこちらの記事で解説していますので是非ご覧ください。
| IMAP接続 | 電子メールのアクセス方式。メールをサーバー上に保存したまま、各端末から同じメールを閲覧・管理する方式です。既読や削除などの操作がすべての端末に反映されるため、iPhone・iPad・パソコンなど複数の端末で使う場合に向いています。 |
| POP接続 | 電子メールのアクセス方式。受信したメールを端末にダウンロードして閲覧する方式です。設定によってはダウンロード後にサーバーからメールが削除されるため、複数の端末で同じメールを確認したい場合には向いていません。 |
2.パソコンや他のスマホでも同じメールを見たい場合はIMAP接続がおすすめです。
POP接続は受信したメールを端末に保存する仕組みのため、複数の端末で同じメールを確認したい場合には向いていません。
POP接続のまま他の端末でも受信する場合は、STEP6で解説する「サーバーから削除」を必ず「しない」に設定してください。なお、エックスサーバーでは同じメールアドレスでPOPとIMAPを併用することは推奨されていません。
3.すでにiPhoneでメールを使っていて、メールサーバーの移転に伴い設定を変更する場合は、以下の記事をご覧ください。
===メールサーバーの移転は非常にリスクの高い作業になります。もし自社で実施することに不安を感じる場合はサーバー移転のプロであるサイト引越し屋さんに是非お任せください。
→無料ご相談窓口はこちら
STEP1:独自ドメインの取得

まずはオリジナルのメールアドレス(以下より独自ドメイン)を取得する必要があります。(例:info@site-hikkoshi.com)
ここで取得した独自ドメインがそのままメールアドレスの名称になります。
独自ドメインの取得は、大手ドメイン管理サービス『お名前.com』がお勧めです。
また、独自ドメインの決め方について下記で解説しているのでご参考ください。
===メールサーバーの移転は非常にリスクの高い作業になります。もし自社で実施することに不安を感じる場合はサーバー移転のプロであるサイト引越し屋さんに是非お任せください。
→無料ご相談窓口はこちら
STEP2:レンタルサーバーの契約

先ほど取得した独自ドメインでメールアドレスを送受信するためにはメールサーバーが必要になります。一般的にはレンタルサーバーと呼ばれています。
レンタルサーバーはWebサイトとメールアドレスの両方が使えるタイプと、どちらかしか使えないタイプの2種類があります。基本的にはWebサイトも並行して使う方が多いと思いますが、念のためどちらのタイプについてもお勧めのレンタルサーバーを下記ご紹介しておきます。
【Webサイトとメールアドレスの両方を使う場合のお勧めレンタルサーバー】
【メールアドレスのみ使用する場合のお勧めレンタルサーバー】
独自ドメインとレンタルサーバーの契約が完了したら、独自ドメインを契約したサービスにログインして、独自ドメインのネームサーバーを契約したレンタルサーバーへ設定変更します。
===サイト引越し屋さんなら、メールアドレスの現状整理からメールサーバーの移転、移転後のメールソフト設定サポートまでトータルでご支援可能です。
→無料ご相談窓口はこちら
STEP3:ネームサーバーの変更を行う
「お名前ドットコム」で購入した自分のドメインの「ネームサーバーの変更」を行います。
まずは「お名前ドットコム」にログインします。
「ネームサーバーの設定」をクリックします。

チェックボックスを選択し、「他のネームサーバーを利用」をクリックします。

「ネームサーバー情報を入力」の部分を入力します。
注意:STEP2で契約したサーバーにより入力値が異なります。
| ネームサーバー1 | ns1.xserver.jp |
|---|---|
| ネームサーバー2 | ns2.xserver.jp |
| ネームサーバー3 | ns3.xserver.jp |
| ネームサーバー4 | ns4.xserver.jp |
| ネームサーバー5 | ns5.xserver.jp |
| プライマリネームサーバー | ns1.dns.ne.jp |
|---|---|
| セカンダリネームサーバー | ns2.dns.ne.jp |
| プライマリネームサーバー | uns01.lolipop.jp |
|---|---|
| セカンダリネームサーバー | uns02.lolipop.jp |
上記3社以外を利用している場合は「〇〇〇ネームサーバー」と検索してみましょう。
契約したサーバーの情報を入力します。
エックスサーバーを契約された場合は画像の通りに入力します。
「確認画面へ進む」をクリックします。

入力したネームサーバー情報を再度確認し、「設定する」を押します。

ネームサーバーの設定は以上となりますが、この更新が反映されるまでしばらく時間がかかります。
数時間から最大3日かかりますので、再度ログインして画像のように更新状況を確認しましょう。
画像のように「完了」と表示されたら次のSTEP4に進みます。

「やはり自力でのメールサーバー引越し作業は難しそう」そう感じた場合には、まずはお気軽にサイト引越し屋さんにご相談いただければと思います。
→無料ご相談窓口はこちら
STEP4:メールアドレスの発行
次に、契約したレンタルサーバーにて独自ドメインのメールアドレスを発行手続きします。
ここでは一例として、先ほどお勧めしたエックスサーバーの管理画面をもとに解説を進めます。
まずは、エックスサーバー契約時に送られてきた契約完了メールの中にあるサーバーパネルログイン情報をもとにサーバーパネルへログインします。
ログインしたら「ドメイン設定」へ進みます。

ドメイン設定へ進んだら「ドメイン設定追加」タブをクリックします。

ドメイン名を記入する欄が出てきますので、取得した独自ドメイン名を入力して「確認画面へ進む」を押して手続きを進めてください。

独自ドメインの設定が追加できたら、いよいよ独自ドメインに紐づくメールアドレスの発行手続きです。
先ほどのサーバーパネルトップ画面に戻ってください。
「メールアカウント設定」に進みます。

該当の独自ドメインを探して、右にある「選択する」をクリックします。

4つ並んでいるタブの中から「メールアカウント追加」をクリックします。

作成したいメールアドレスの設定を入力する画面が表示されます。
メールアカウントのところには、そのメールを利用する方の名前を設定する、または、問い合わせ用メールアドレスとしてinfoやsupport、経理用にkeiriなど目的別の設定が考えられます。
パスワードは任意でOKです。STEP5・STEP6で必要になるので必ずメモしておいてください。
容量は特にこだわりがなければ最大値で設定してよいかと思います。
エックスサーバーの場合は最大20,000MB(約20GB)まで設定できます(2026年10月時点)。
最後のコメントは任意入力なので、入力しないでも問題はありません。
後でエックスサーバーの発行済メールアドレス一覧に表示された際に、メモ的に表示されます。
担当者名を入力しておくと誰のメールアドレスかぱっと見て分かるので便利です。

入力できたら右下の「確認画面へ進む」を押してメールアドレスの発行手続きは完了です。
STEP5:iPhone・iPadの設定に必要な情報を準備
STEP4で発行したメールアドレスをiPhone・iPadで使うには、以下の3つの情報を手元に準備しておきます。
- メールアドレス
- メールアドレスのパスワード(STEP4で設定したもの)
- サーバーの情報(受信メールサーバー・送信メールサーバーのホスト名とポート番号)
サーバーの情報は、契約しているレンタルサーバーのマニュアルに「メールソフトの設定」として掲載されています。見つからない場合は「レンタルサーバー名+メールソフト 設定」で検索してみてください。
エックスサーバーで作成したメールアドレスの場合、設定に必要な情報は下記のとおりです。
| 項目 | 内容 |
| ユーザー名 | メールアドレス(例:info@example.com) |
| パスワード | STEP4「メールアドレスの発行」で設定したパスワード |
| 受信メールサーバー(IMAP)のホスト名 | サーバーパネル「サーバー情報」に記載の「ホスト名」(例:sv***.xserver.jp)※ |
| 受信メールサーバーのポート番号 | 993(SSL/TLS) |
| 送信メールサーバー(SMTP)のホスト名 | 受信メールサーバーと同じ「ホスト名」※ |
| 送信メールサーバーのポート番号 | 465(SSL/TLS) |
※「ホスト名」は、サーバーパネルの「サーバー情報」をクリックすると確認できます。

サーバー情報ページの「ホスト名」欄に記載されている値を使います。

エックスサーバー以外のサーバーをお使いの場合は、ホスト名やポート番号が異なります。必ず契約中のサーバー会社の資料や公式サイトでご確認ください。
STEP6:iPhone・iPadにIMAP接続でメールアカウントを追加する
STEP5で準備した情報を使って、iPhone・iPadの「メール」アプリにアカウントを追加します。ここではiPhoneの画面で解説しますが、iPadも同じ手順で設定できます。
iOSのバージョンによって、メニューの名前や画面が一部異なります。掲載している画像は以前のバージョンの画面のため、表示が異なる場合は文中の手順を目安に進めてください。
アカウントの追加画面を開く
まずは「設定」アプリから、新しいメールアカウントの追加画面を開きます。
- ホーム画面で「設定」をタップします。
- 「アプリ」→「メール」→「メールアカウント」の順にタップします。
- 「アカウントを追加」をタップします。
- メールアドレスの入力を求められた場合は、入力して「次へ」をタップします。
- 「その他」(または「その他のアカウントを追加」)→「メールアカウント」(または「メールアカウントを追加」)の順にタップします。
iOS 17以前の場合は、「設定」→「メール」→「アカウント」→「アカウントを追加」→「その他」→「メールアカウントを追加」の順に進みます。
参考:iPhoneやiPadにメールアカウントを追加する|Apple サポート
名前・メールアドレス・パスワードを入力する
「新規アカウント」画面で、名前・メール・パスワード・説明を入力します。「説明」には、メールボックスの一覧などに表示されるアカウント名を入力します。
入力できたら、右上の「次へ」をタップします。

IMAPを選択してサーバー情報を入力する
「IMAP」が選択されていることを確認し、STEP5で準備したサーバー情報を入力します。
受信メールサーバー
- ホスト名:受信メールサーバーのホスト名
- ユーザー名:メールアドレス
- パスワード:メールアドレスのパスワード(STEP4参照)
送信メールサーバー
- ホスト名:送信メールサーバーのホスト名
- ユーザー名:メールアドレス
- パスワード:メールアドレスのパスワード(STEP4参照)
ユーザー名には「@」より前の部分だけでなく、メールアドレスをすべて入力するのがポイントです。
入力できたら右上の「次へ」をタップし、次の画面で「保存」をタップします。

送信メールサーバー(SMTP)の設定を確認する
「受信はできるのに送信できない」というトラブルを防ぐため、送信メールサーバーの設定も確認しておきましょう。
「メールアカウント」画面で、追加したアカウントをタップします。

アカウントの画面で「SMTP」(送信メールサーバ)をタップします。

「プライマリサーバ」をタップします。

「サーバ」がオンになっていることを確認します。あわせてホスト名・ユーザー名・パスワードが入力されているか、「SSLを使用」がオンで「サーバポート」が送信用のポート番号(エックスサーバーの場合は465)になっているかを確認し、右上の「完了」をタップします。

メールアプリで追加を確認する
ホーム画面に戻り、「メール」をタップします。

「メールボックス」に追加したアカウントが表示されていれば設定完了です。念のため自分宛てにテストメールを送り、送信と受信の両方ができるか確認しておきましょう。

設定がうまくいかない・エラーが出る場合
設定がうまくいかない場合、多くはサーバー情報の入力ミスが原因です。表示されるエラーや症状ごとに、以下を確認してください。
「サーバー情報の確認」でエラーが出て先に進めない
サーバー情報の入力画面でエラーが表示される場合は、入力内容に誤りがある可能性があります。

以下の項目を一つずつ見直し、STEP6の「IMAPを選択してサーバー情報を入力する」からやり直してください。
- ホスト名の綴りに誤りがないか(エックスサーバーの場合は「sv***.xserver.jp」の形式)
- ユーザー名にメールアドレスをすべて入力しているか
- パスワードがSTEP4で設定したものと一致しているか(分からない場合はサーバーパネルでパスワードを変更して入力し直す)
- ホスト名に独自ドメイン(例:mail.example.com)を使う場合は、STEP3のネームサーバー変更が反映済みか
「SSLで接続できません」と表示される
「SSLで接続できません」と表示される場合は、「いいえ」を押して入力内容を見直します。

ホスト名に誤りがないか、受信(IMAP)は993、送信(SMTP)は465(エックスサーバーの場合)のポート番号になっているかを確認してください。受信側のポート番号は、アカウントの画面の「詳細」から確認できます。
受信はできるが送信できない
STEP6の「送信メールサーバー(SMTP)の設定を確認する」の手順で、プライマリサーバの「サーバ」がオンになっているか、ユーザー名・パスワードが入力されているかを確認します。
何度見直してもエラーが解消しない場合は、サーバー側の設定に原因があることもあります。サイト引越し屋さんでは、メールソフトの設定サポートやメールサーバーの移転を承っています。お気軽にご相談ください。
本記事のまとめ
最後までお疲れ様でした。
本記事では、独自ドメインのメールアドレスを作成し、iPhone・iPadにIMAP接続で追加する方法を解説しました。
IMAPで設定すると、メールがサーバー上で管理されるため、iPhone・iPad・パソコンなど複数の端末から同じメールを確認できます。
設定でつまずきやすいのは、ホスト名・ユーザー名・ポート番号といったサーバー情報の入力です。エラーが出た場合は「設定がうまくいかない・エラーが出る場合」を参考に、入力内容を見直してみてください。
「新規でAppleのメール設定をしたいのでサポートして欲しい。」
「サーバー移転に伴いメールソフトの設定が必要になった」
そんなときは私たちサイト引越し屋さんにお任せください。
専門のエンジニアとサポートスタッフがご支援いたします。
この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
累計対応実績3,500案件以上、日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』のマーケティング部です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
本サイトにてご提供している情報については、最新かつ正確な情報を提供するよう努力していますが、情報の正確性や完全性を保証するものではございません。また、コンテンツには一部プロモーションが含まれております。本サイトの情報を利用することによって生じたいかなる損害に対しても、当社は責任を負いかねます。情報をご利用される際は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い致します。






