ドメイン移管が拒否されるトラブル事例と対処法
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サイト引越し屋さん編集部

ドメイン移管が拒否される「トラブル事例」と対処法をプロが解説

こんにちは、日本でもっとも利用されているWordPressのサーバー移転&保守管理サービス『サイト引越し屋さん』です。弊社では日頃、Webサイトの引越しとともにドメイン移管もたくさん代行しております。

「お名前.com」から「ムームードメイン」へのドメイン移管や、「さくらインターネット」から「エックスサーバー」へのドメイン移管など、異なるドメイン業者間でドメイン移管をすると、移管先で受け入れを拒否されるトラブルが起こることがあります。

このページをご覧になっているということは、あなたもまさにドメイン移管に失敗し途方に暮れている状態かもしれません。

そんなあなたに向けて本記事では、ドメイン移管できない等のトラブル事例とその対処法を解説しています。ドメイン移管に失敗されて困っている方の参考になれば幸いです。

※当記事の内容は、動画でも解説を行っております※

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事例1 ドメインの有効期限や契約日による制限

事例1 ドメインの有効期限や契約日による制限

所有している独自ドメインだからといって、すべて移管できるわけではありません。移管できるドメインには条件があり、以下の条件に当てはまるドメインだと移管することができません。

  • 残り契約期間が短い
  • ドメイン取得から60日以内
  • ドメイン移管から60日以内

残り契約期間が短い場合

ドメイン移管をするためには、ドメインの残り契約期間が最低でも14日以上、移管先によっては31日以上必要となります。

このような期間が設けられているのは、移管申請から完了までに契約期間が終わってしまう可能性があるからです。

ドメインの残り契約期間が短い場合、移管前の会社で契約更新を行ってからドメイン更新作業を行いましょう。

ドメインの有効期限が31日以上あれば移管申請可能です。31日未満の場合は、移管元ドメイン管理会社様で対象ドメインを更新のうえ、お申し込みください。

引用 – お名前.com公式ヘルプ

ドメイン取得/移管から60日以内の場合

ドメインを管理する国際的な非営利団体「ICANN」では、ドメイン移管について以下のような規定を設けています。

あるレジストラから名前を購入した場合、別のレジストラに切り替えることはできますか ?

はい。レジストラ間の移転ポリシーはすべての ICANN 認定レジストラに適用されます。このポリシーでは、登録名保有者は、保有するドメイン名の登録をレジストラ間で移転することを認められています。ただし、初回登録または前回の移転から 60 日間は移転できません。

引用元:ドメイン名保有者についてよく寄せられる質問-ICANN

レジストラとはドメイン登録業者であり、お名前.comは日本の代表的なレジストラです。

また、ムームードメインやエックスドメインはレジストラを通してドメインの登録や販売を行う代理店として分類されています。

これらのレジストラ、代理店は基本的にICANNの規定である「初回登録もしくは前回の移転から60日以内のドメイン移管は禁止」というルールに従っています。

ドメイン取得/移管から60日以内の要件に当てはまり、ドメイン移管ができない場合は、以下の記事を参考にして対処してみてください。

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事例2 Whois情報の記入漏れや記入間違い

事例2 Whois情報の記入漏れや記入間違い

独自ドメインにはそれぞれWhois情報と呼ばれる「ドメイン管理者情報」が管理されています。ドメイン移管審査の際、Whois情報がチェックされ、内容がおかしいと受け入れを拒否されます。

2. WHOIS情報の不備により虚偽と判断された

「WHOIS情報に問題があるため、移管申請が却下されました。情報が虚偽とみなされる場合は移管申請を受付ることができません。」と表示された場合、現在の管理会社でWHOIS情報の更新が必要になります。

引用 – ムームードメイン公式ヘルプ

Whois情報の間違いについて、いくつか気を付けておきたいポイントを紹介します。

  • 氏名、電話番号、住所の未記入
  • 住所の番地や建物名の記入枠の間違い
  • 市町村、番地、マンションの部屋番号、電話番号などの数字の打ち間違い

実際、サイト引越し屋さんにご相談いただくドメイン移管失敗案件の中には、Whoisが原因となっているケースを一定数見かけます。改めてWhoisを入念にチェックしたところ一部に誤りが見つかり、修正・再申請によって移管に成功したケースは多いです。

ドメイン移管前に今一度Whois情報を確認し、間違いがあった場合にはWhois情報の更新を行ってください。

その際は、次項の「Whois情報更新後の反映」についての注意点にも気を配ってドメイン移管を進めていきましょう。

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事例3 Whois情報の更新が間に合わず非承認

事例3 Whois情報の更新が間に合わず非承認

ドメイン移管の申請後、移管元や移管先の業者によっては移管の途中で承認メールが届くことがあります。この承認メールにて承認作業をしないと移管が拒否されます。

承認メールはWhois情報に登録したメールアドレス宛にメールが来るのですが、Whois情報を更新して24時間経たずに移管申請してしまうとWhois情報の反映が間に合わず、承認メールが不達となり移管を失敗するケースがあります。

そのため、Whois情報を更新した際は念のため24時間経過するのを待ち、それからドメイン移管の申請を行うようにしましょう。

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ドメイン移管を自社で実施しても失敗したときはプロの意見を参考にしましょう。
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事例4 移管承認メールの承認忘れ

事例4 移管承認メールの承認忘れ

移管承認メールに関して、届いたとしても承認作業を忘れてしまう方が非常に多いです。

ドメイン移管では、移管申請をしてお金を払えばそれで終わりではありません。いざドメインを受け入れる際に、Whois情報に登録してあるメールアドレスに承認メールが届き、その承認用URLをクリックすることで初めて移管が完了します。

承認メールには承認期間が設けられており、その期間を過ぎると受け入れをキャンセルされるので注意が必要です。ドメイン移管の申請をしたら、数日の間は承認メールが来ていないか確認しておくようにしましょう。
例えば、お名前.comやムームードメインの承認期日は、.jpドメインの場合は送信から168時間後まで、.jpドメイン以外の場合は送信から96時間後までとなっています。

他社からエックスサーバーへの移管が失敗してしまいます。

移管元の管理業者様側で承認が行われなかった可能性があります。
移管に必要なお手続きが行われているか、移管元の管理業者様側にご確認ください。

引用 – エックスサーバー公式ヘルプ

承認作業といっても難しいものではなく、メール本文にある承認用URLをクリックし、開いたページで承認ボタンを押すだけとなっています。

なお、移管承認メールはドメイン会社から送っているわけではないので、再送ができない仕様です。

そのため、もし間違って移管承認メールを破棄してしまった場合は、移管未完了のお知らせメールを待ってから、再度移管申請を行うこととなります。

移管未完了のお知らせメールが来るまではできることがなく、時間も浪費してしまうので、移管承認メールの取り扱いには十分注意しましょう。

事例5 Whois情報の更新後60日間移管ロック

事例5 Whois情報の更新後60日間移管ロック

最後にご紹介するのは、Whois情報の更新後の移管ロックに関してです。

通常、ドメイン移管の際はWhois情報の確認と、必要に応じて修正更新が必要になります。
この作業自体はごく一般的な作業です。

ところが、一部のドメイン管理業者では、Whois情報の更新をおこなってから一定期間が経過しないと、ドメイン移管できない制限(移管ロック)があるようです。たとえば、Wixの場合は60日間のロックが発生します。

IP アドレスやドメイン名などを全世界的に調整・管理する非営利法人によって定められた既定に基づき、下記を実行してから60日間はドメインを移管することが出来ません。

  • ドメインの登録
  • ドメイン登録者情報の変更
  • 異なるドメインレジストラ間でのドメインの移管

引用:Wixヘルプセンター

弊社で確認できたのはWixのみになりますが、もしかすると他の業者でも同じような現象が起きる可能性があるかもしれません。事例①~④が当てはまらない場合には、この事例⑤も疑ってみてください。

ドメイン移管のポイントは正確な手続きです。

ドメイン移管作業は、難しい技術を必要とはしません。やるべき作業をいかに正確に進められるかにかかっています。その分、小さなミスでもトラブルになる可能性があります。

ひとたび受け入れを拒否されてしまうと再申請から移管完了まで約1週間かかります。出来れば1発で成功させたいですよね。

ドメイン移管できなかった場合は当記事をチェックいただき、再度チャレンジいただければ幸いです。ドメイン移管の手続き方法に関しては、こちらの記事にて解説しています。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

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