VPS構築を外注化する際の費用をプロが解説

VPS（仮想専用サーバー）の構築は技術的な知識や経験が必要で、初めての方や時間が限られる方にとっては大変な作業です。

そのため、VPSの構築を外部に依頼するケースは多いです。

では、外注化する際のコストは実際にどの程度かかるのか、注意すべきポイントは何があるのでしょうか。

今回の記事では、VPS構築を外注する際に必要な費用について市場を調査してみました。今後のご参考になれば幸いです。

VPSの構築にかかる費用【業者編】

2024年9月現在、WordPressのセキュリティ対策を代行してくれるサービスをご紹介します。

VPS構築作業の料金比較表

業者名	料金(税込)	備考
株式会社グローバルネットコア	100,000円	左記のサーバー構築費用とは別途で、初期費用55,000円と月額費用38,500円が発生。
テラウェーブ・システム株式会社	50,000円～	LAMP環境構築のみ、WAFやSSL設定の対応は別料金。
株式会社コアソフト	お問い合わせの上
レムシステム	お問い合わせの上
サイト引越し屋さん	要件ヒアリングのうえお見積もり	当社サービス

調査した結果、VPSの構築を代行してくれる業者は複数発見できました。

上記で紹介した料金はあくまで参考値なので、できれば複数業者に相見積もりをとることを推奨します。

サイト引越し屋さんで対応する場合は、一度ご相談いただき、条件などを踏まえて御見積を出させていただいております。

>>サイト引越し屋さんに無料相談してみる

VPSの構築にかかる費用【クラウドソーシング編】

次に、クラウドソーシングで外注した場合の費用について、ご紹介します。

今回は、有名なクラウドソーシングサービスである『ランサーズ（Lancers）』と『ココナラ（cocconala）』の2社で調べてみました。

これらのサービスはそれぞれ、個人・会社が技術や特技を登録し、それを通販のようにユーザーが購入できるものになっています。

>>ランサーズ（ランサーズストア）公式サイトはこちら

>>ココナラ公式サイトこちら

ランサーズの場合

ランサーズは国内最大級のクラウドソーシングサイトで、ユーザー数はかなり多いです。

ランサーズの場合は「Web関係が得意な人（エンジニアなど）へ直接発注する」、あるいは「仕事を公開募集して作業できる人を募る」流れになります。

WordPressのセキュリティ対策を依頼できそうな方を探したところ、10,000円～担当してくれる作業者が見つかりました。

ココナラの場合

ココナラを確認してみたところ、VPNの構築は、あくまで小規模/個人向けのものですが3,000円～担当可能な作業者が見つかりました。

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VPNの構築は、簡易的で小規模なネットワークであればクラウドソーシングで依頼することも選択肢の１つです。

ただ、企業規模のネットワークを構築する、セキュリティが最優先したい、複雑な構成が必要な場合などは専門業者に依頼するべきでしょう。

VPS構築後のメンテナンスやサポート体制は考慮するべき

VPN構築後は、定期的なメンテナンスや万が一に備えたサポート体制が整っている必要があります。

セキュリティアップデート、バックアップ取得、接続が不安定になったときの対応などに事前に備えておくことは大事です。

外注する場合は、必ず構築後のことも考慮して作業者を選ぶようにしましょう。

まとめ：コストよりも安全面を重視しましょう

今回はVPSの構築を外注する際の費用相場について解説しました。

VPSは大きく分類すると、個人向けで小規模なもの、企業向けの複雑で大規模なものの２パターンがあります。

クラウドソーシングであれば、コストは抑えられるかもしれません。

しかし、構築後のメンテナンスやサポート体制を考慮すると、少なくとも企業向けVPSを構築する場合は専門業者一択だといえます。信頼できる専門業者を選び、ご自身の要件に合うかどうか、まずは相談してみましょう。