古いデータベースサーバー
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サイトヘルス「古いデータベースサーバー」の原因と対処法

WordPressのサイトヘルスに「古いデータベースサーバー」と表示され、「MySQLバージョン8.0以上の使用を検討してください」と言われて困っていませんか?この警告はWordPress本体やプラグインの問題ではなく、サーバー側のデータベース(MySQL・MariaDB)が古いことが原因です。

そのため管理画面の操作だけでは消せず、サーバーの設定変更や移転が必要になります。サイト引越し屋さんにも「移行ツールが管理画面に出てこない」「移転で解消できるか」といったご相談が届いています。

本記事では、警告が出る条件、放置した場合のリスク、サーバー別の対処法を、実際の相談事例とあわせて解説します。

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「データベースの警告がサイトに悪影響を与えないか心配」
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「古いデータベースサーバー」はどんな警告?

この警告は、サーバーのMySQLまたはMariaDBが、WordPressの推奨バージョンより古いときに表示されます。サイトヘルス上の分類は「おすすめの改善」で、すぐにサイトが止まる警告ではありません。

データベースサーバーの役割

WordPressは、記事本文・固定ページ・設定・ユーザー情報をすべてデータベースに保存しています。そのデータベースを動かすソフトがMySQLやMariaDBです。レンタルサーバーでは、このソフトのバージョンをサーバー会社が管理しています。

警告が出るバージョンの目安

2026年10月時点のサイトヘルスでは、次のバージョンを下回ると「古いデータベースサーバー」が表示されます。

データベース 警告が消えるバージョン よくある古いバージョンの例
MySQL 8.0以上 5.7
MariaDB 10.6以上 10.3、10.5

MySQL 5.5.5未満まで古い場合は、より深刻な警告として「致命的な問題」に格上げされます。

なお、WordPress公式の動作環境ページでは、MySQL 8.0以上またはMariaDB 10.11以上が推奨とされています。今後も基準は引き上げられていくため、移行するならその時点の最新系を選ぶのが安全です。

自分のサイトのバージョンを確認する方法

管理画面の「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」タブを開き、「データベース」を展開します。「サーバーのバージョン」に表示される数字が現在のバージョンです。「10.x.x-MariaDB」のように末尾にMariaDBと付く場合はMariaDB、付かなければMySQLです。

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「古いデータベースサーバー」表示される原因

原因は大きく3つです。いずれもWordPressの設定ではなく、サーバー環境に理由があります。

原因1.契約中のサーバーが古いデータベースしか提供していない

同じレンタルサーバーでも、契約時期やサーバー号機によって使えるデータベースのバージョンが異なります。古い号機では、管理画面から新しいバージョンを選べないことがあります。

原因2.新しいバージョンはあるが、切り替えていない

サーバー側が新しいデータベースを提供していても、既存のデータベースは自動では移行されないケースがあります。契約当初に作ったデータベースが、そのまま古いバージョンで動き続けている状態です。

原因3.自社サーバー(オンプレミス)で更新が止まっている

社内サーバーやVPSで運用している場合、OS導入時のデータベースが更新されないまま残りがちです。メールやDNSと同じサーバーに同居していると、影響が怖くて手を付けられないという声もよく聞きます。

MySQL 5.7は2023年10月に公式サポートが終了しています。セキュリティ修正が提供されない状態なので、放置するほどリスクが高まります。

放置すると起こりうること

すぐに表示が崩れるわけではありませんが、次のような影響が少しずつ出てきます。

  • 新しいプラグインやテーマが、古いデータベースに対応しなくなる
  • 絵文字の表示崩れや、保存時の文字化けが起きやすくなる
  • セキュリティ修正が受けられず、脆弱性が残る
  • サーバー会社の都合で、突然移行を求められる

お問い合わせフォームや会員機能など、データベースへの書き込みが多いサイトほど影響が出やすく、更新の少ないサイトほど影響は小さめです。急ぎ度合いはサイトの使い方で判断しましょう。

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「古いデータベースサーバー」の解決方法

どの方法でも、作業前にデータベースとファイルのバックアップを取ることが前提です。対処法は「今のサーバーで上げられるか」で分かれます。

解決策1.サーバーの管理画面でデータベースを移行する

サーバー会社によっては、新しいバージョンへの移行ツールを管理画面で提供しています。ツールが表示されない場合は、契約中のサーバーが対象外の可能性があります。サーバー番号を伝えて、提供予定をサポートに問い合わせましょう。

移行後はwp-config.phpのデータベース接続先(DB_HOSTなど)が変わる場合があります。接続情報の書き換えを忘れると、サイトが「データベース接続確立エラー」になります。

解決策2.新しいサーバーへ移転する

今のサーバーでバージョンを上げられない場合は、新しいサーバーへの移転が確実です。新しいサーバーでは最新系のデータベースが使えるため、移転と同時に警告も解消します。同じサーバー会社内で、新しいサーバー号機へ移る方法もあります。

メールを同じサーバーで運用している場合は、メールの移行も合わせて計画しましょう。WordPressだけ動かすと、メールが届かなくなる事故につながります。

解決策3.移行前にテスト環境で動作を確認する

データベースを上げると、古いプラグインや独自のプログラムが動かなくなることがあります。本番で切り替える前に、複製したテスト環境で次の点を確認しておくと安心です。

  1. プラグイン・テーマが新しい環境で動くか(PHPの対応状況も含む)
  2. 使っていないプラグインや不要データを削除し、データベースを軽くする
  3. フォーム送信・記事投稿・検索など、データベースを使う機能を一通り試す

サイト引越し屋さんに寄せられた相談事例

本サイトヘルス項目「古いデータベースサーバー」については、定期的にサイト引越し屋さんへご相談いただくことがあります。ここでは、その中から3事例をご紹介したいと思います。

事例1:移行ツールが管理画面に出てこない(Web制作会社)

制作会社から引き継いだWordPressサイト4つを、同じサーバーで管理している方からのご相談です。データベースはMySQL 5.7で、サーバー会社の移行ツールが管理画面に表示されない状態でした。各サイトのメールも同じサーバーで運用していたため、移転はできれば避けたいというご意向です。

弊社ではまず、サーバー会社に移行ツールの提供予定を確認しつつ、プラグインの対応確認やデータ整理を進めるようご提案しました。

サーバー会社の対応を待つと、いつ解消できるか自分では決められません。待つ場合も、期限を決めて移転と比較するのがおすすめです。

事例2:社内サーバーのMariaDB 10.3(製造業)

コーポレートサイトを社内サーバーで運用していた企業様から、サーバー移設と保守のご依頼をいただきました。MariaDB 10.3系で「MariaDB 10.6以上への更新推奨」と表示され、ほかにもサイトヘルスの警告が計8項目出ていたケースです。

「移設で解消できるか」というご質問に対し、データベースのバージョンはレンタルサーバーへの移設で解消できるとお伝えしました。残る項目も、移設に合わせて保守の範囲で対応する方針です。

事例3:「MySQL 8.0以上を検討」とは何をすればいい?(小売店)

過去にサイト移転をご依頼いただいたお客様から、「ホスティング会社に相談してくださいと書いてあるが、何をすればいいか分からない」というご質問です。警告文は専門用語が多く、自分で判断するのが難しいことが分かります。

特に、個人事業主の方や小規模事業者さんの場合は社内にWordPressやセキュリティに精通した人材がいないことがほとんどであり、社外に専門家との繋がりを持つことが重要となります。

弊社サイト引越し屋さんでは個人事業主の方や小規模事業者さんのクライアントもたくさんいます。日々のお困りごとから定期的な保守メンテナンスまでご支援可能です。

まとめ:データベースの更新はサーバー環境ごと判断しましょう

「古いデータベースサーバー」は、サーバーのMySQL・MariaDBが推奨バージョン(MySQL 8.0・MariaDB 10.6)より古いときに出る警告です。すぐにサイトが止まるものではありませんが、セキュリティやプラグインの対応が徐々に失われていきます。

解決方法は、管理画面での移行か新しいサーバーへの移転のどちらかです。どちらもバックアップとテスト環境での確認が欠かせません。

メールを同じサーバーで運用しているなど、判断に迷う場合はサイト引越し屋さんにご相談ください。現在の環境を調査し、最適な方法をご提案します。

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「データベースの警告がサイトに悪影響を与えないか心配」
「サーバーの移行ツールが見つからず、どうすればいいか分からない」

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

サイト引越し屋さん編集部

累計対応実績3,500案件以上、日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』のマーケティング部です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

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