- コラム
サイト引越し屋さん編集部
エックスサーバーでOutlook設定ができない時の対処法【送信・受信エラー解決】
Outlookを使用してエックスサーバーのメールアカウントを設定しようとするとき、送信や受信がうまくいかないと困りますよね。
今回の記事では、エックスサーバーでのOutlook設定時に起こりうる問題とその解決策について詳しく説明します。
設定方法からエラーの対処法、役立つプラグインまで解説しますので、ご参考になれば幸いです。
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そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
些細なご質問などでもお気軽にご相談くださいませ。
目次(クリックで飛べます!)
エックスサーバーとOutlookの基本設定
エックスサーバーでメールアカウントをOutlookに追加する際、適切な設定情報を入力する必要があります。
まず、エックスサーバーのサーバー情報を確認し、Outlookの設定に正しく反映させることが大切です。
Outlookでメールアカウントを追加する方法
Outlookでメールアカウントを追加する方法を解説します。
具体的にOutlookでの新規アカウントの作成方法は、こちらで紹介しております。
エックスサーバーのメール設定情報の確認方法
メールアカウントの追加方法については、こちらのエックスサーバー公式サイトの下記ページがご参考になります。
参考)メールアカウントの追加
エックスサーバーへログインし「メールアカウント設定」に進みます。
該当の独自ドメインを探して、右にある「選択する」をクリックします。
「メールソフト設定」のタブをクリックすると、メール設定に必要な情報(SMTPサーバー、POP/IMAPサーバー、ポート番号など)を確認できます。
Outlookでエックスサーバーのメールが送信できない原因と対処法
Outlookでエックスサーバーのメールが送信できない場合、SMTPサーバー設定が正しくない可能性があります。設定の見直しとエラーメッセージの確認が必要です。
SMTPサーバーとは送信サーバーのことで、メールソフト側(OutlookやThunderbirdなど)から送信されたメールを受け取り、相手のメールサーバーへ転送する役割を担っています。
メール送信エラーの原因:SMTP設定の確認
SMTPサーバーの設定が誤っていると、メールが送信できないことがあります。
エックスサーバーが提供するSMTPサーバー名、ポート番号、SSL/TLS設定を確認し、Outlookに正しく設定しましょう。
メール送信エラーの解決法:SSL/TLSの設定
Outlook側でSSL/TLS設定を見直し、暗号化接続を使用する設定に変更することで、送信エラーが解消されることがあります。
設定の変更方法は以下の通りです。
Outlookを開き、「ファイル」タブをクリックします。
次に「アカウント設定」を選択し「プロファイルの管理」に進みます。
該当するメールアカウントを選択し、「サーバー設定」または「詳細設定」をクリックします。
送信(SMTP)サーバーの設定を確認し、「暗号化された接続(SSL/TLS)を使用する」オプションが有効になっていることを確認します。
SSLを使用するときはSMTPポート「465」。TLSを使用するときは「587」に設定します。
変更を保存し、アカウント設定をテストして送信が成功するか確認します。
一度上記を試してみましょう。
メール送信エラーの解決法:海外アクセス制限の解除
エックスサーバーでは、初期設定で海外アクセスを制限しています。
このままでは海外アクセスからのメール送信が弾かれてしまうため、制限を解除する必要があります。
まずは、サーバーパネルの「メール」内にある「SMTP認証の国外アクセス制限設定」に進んでください。
ドメイン選択画面に進むので、該当ドメインをクリックしてください。
アクセス制限設定がONになっているはずなので、「OFFにする」を選択のうえ「設定する」を押して設定を完了してください。
以上で海外アクセス制限の解除は完了です。
Outlookでエックスサーバーのメールが受信できない原因と対処法
受信エラーが発生する場合、POP3またはIMAPの設定が正しくない可能性があります。
メールサーバーの接続情報を確認し、適切に設定を行いましょう。
メール受信エラーの原因:POP3/IMAP設定の確認
POP3またはIMAPサーバーの設定ミスが原因で受信エラーが発生することがあります。
エックスサーバーの設定情報を確認し、Outlookで正しい設定を行いましょう。
メール受信エラーの解決法:ポート番号の設定
POP3/IMAPのポート番号が正しくない場合、メール受信がうまくいかないことがあります。
正しいポート番号が設定されているか確認しましょう。
※先ほどの送信(SMTP)サーバーを確認したときと同じ画面で確認できます。
エックスサーバーを使用している場合、サーバー情報はサーバーパネルの「メール設定」で確認可能です。
POP3およびIMAPのサーバーアドレス、SSL/TLSを使用する場合の設定情報などが記載されています。
Outlook側でメールアカウントの設定を開き、POP3またはIMAPのサーバーアドレスが正しいか確認し、サーバーが要求する認証情報(ユーザー名、パスワード)が正しく入力されているかを確認しましょう。
- Outlookを開き、「ファイル」タブをクリックします。
- 次に「アカウント設定」を選択し「プロファイルの管理」に進みます。
- 次に対象のメールアドレスを選択し「詳細設定」に進みます。
- 正しいポート番号(SSL/TLS: 995 または 993)を設定します。
一度上記を試してみましょう。
Outlookとエックスサーバーでの共通の接続エラー対策
Outlookとエックスサーバーで発生する一般的なエラーには、サーバー障害やファイアウォールの設定が影響していることがあります。
これらの一般的な対策について説明します。
メールサーバーのステータスとサーバー障害の確認
エックスサーバーのサーバーステータスを確認し、問題がないかチェックします。
サーバー障害がある場合は、復旧を待つ必要があります。
ファイアウォールやアンチウイルスソフトの設定の見直し
ファイアウォールやアンチウイルスソフトが原因でOutlookの接続がブロックされる場合があります。
設定を見直し、必要に応じて例外設定を追加しましょう。
WordPressからOutlookへの受信に役立つプラグイン
WordPressサイトを運営している場合、WP Mail SMTPプラグインを使用することで、お問い合わせフォーム等から送られてくるメールをOutlookで受信する際のエラーを回避できます。
WP Mail SMTPプラグインは、WordPressサイトからメールを送信する際に使用される標準のPHP mail()
関数をより信頼性の高いSMTPプロトコルに切り替えるためのプラグインです。
メール送信エラーの一般的な原因を回避し、メールの送信成功率を向上させることができます。
まとめ
Outlookとエックスサーバーのメール設定には、いくつかのステップと考慮すべきポイントがあります。
正しい設定を行い、エラーが発生した場合には適切な対処をすることで、スムーズなメールの送受信が可能になります。
もしもご自身で解決できない場合は、サイト引越し屋さんまで一度ご相談ください。
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そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
些細なご質問などでもお気軽にご相談くださいませ。
この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。
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