- コラム
サイト引越し屋さん編集部
業務の効率化になる!Google Workspaceでできること16選
「Google Workspaceを導入しようと思っているけど、そもそも何ができるのだろう」と思ったことはありませんか?
Google Workspaceには多くのツールが用意されており、うまく活用すれば業務の効率化につながります。
本記事では、Google Workspaceでできること16個をジャンル別にまとめました。
Google Workspaceが自社に合うかどうか導入前に確認するためにも、ぜひ最後までご覧ください。
「レンタルサーバーからGoogle Workspaceへメールサーバーを移行したい」
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目次(クリックで飛べます!)
Google Workspaceとは
Google Workspaceとは、Googleが提供するグループウェアのことです。
さまざまなクラウドツールを利用でき、代表的なツールには「Gmail」や「Googleカレンダー」などが挙げられます。
無料のままでも使える機能やツールはありますが、一部の機能は有料版でしか使えません。
次章から、Google Workspaceでできることをジャンル別に紹介します。
「コミュニケーション」面で出来ること3選
Google Workspaceでコミュニケーション関連でできることを3つ紹介します。
- Gmail:独自ドメインのメールを利用可能
- Google Chat:テキストで気軽なやり取りが可能
- Google Meet:ビデオ会議を開催
順番に見ていきましょう。
1.Gmail:独自ドメインのメールを利用可能
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
「Gmail」は、メールの送受信はもちろん、Google Workspaceの他サービスとの連携が特にスムーズです。Gmailでは下記が可能です。
- メールに記載された予定が自動で「Googleカレンダー」に追加される
- オンライン会議「Google Meet」にすぐアクセスできる
- 有料版では会社のドメインを使える
会社の独自ドメインであれば、メール相手の信頼度アップにつながります。
2.Google Chat:テキストで気軽なやり取りが可能
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
Google Chatは、次の機能を持つチャットツールです。
- テキストで個人やグループにメッセージを送信
- すぐにビデオ会議「Google Meet」の開始が可能
- タスクの割り当て
Gmail上からチャットを開始することもできるため、メールの内容に関してチャットで確認を取りたいときも、すぐに連絡ができます。
3.Google Meet:ビデオ会議を開催
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
ビデオ会議ツールのGoogle Meetには、下記の機能があります。
- リンクを共有するだけで会議へ招待
- Gmail、Googleカレンダーの予定、Google Chatからの参加
- Business Standardプラン以上でが録画が可能
なお、ビデオ会議は暗号化され、Googleの持つ堅牢なセキュリティ環境のもとでおこないます。外部へ通話の内容が漏れるリスクを抑え、安全に会議を実施できます。
「情報共有」面で出来ること10選
情報共有においても、下記のGoogle Workspaceのツールを使えば効率化が期待できます。
- Googleカレンダー:予定の共有や管理
- Googleドライブ:大容量のクラウドストレージ
- Googleドキュメント:共同編集できるドキュメント
- Googleスプレッドシート:共同編集できる表計算ソフト
- Googleスライド:共同編集できるプレゼンテーションソフト
- Googleフォーム:簡単に作成できるアンケートフォーム
- Google Keep:共有可能なクラウドメモ
- Googleサイト:Webサイトが簡単に作れるツール
- Jamboard:会議が捗る電子ホワイトボード
- Cloud Search:Google Workspace内の情報を検索
上記10個のツールをそれぞれ見ていきましょう。
1.Googleカレンダー:予定の共有や管理
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
予定管理ができるGoogleカレンダーの特徴は、次の通りです。
- 予定の共有
- Gmailから読み取った内容を自動でカレンダーに追加
- 会議のスケジュール設定と会議室の予約
予定を共有すれば、相手のスケジュールを把握したうえで、予定の日程調整ができます。
会議室の予約も可能なので、予定が決まり次第すぐに会議室を押さえることも可能です。
2.Googleドライブ:大容量のクラウドストレージ
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
Googleドライブは、オンライン上にファイルを保存できるクラウドストレージで、下記の機能があります。
- ファイルへのアクセス権限の管理が簡単
- 必要なファイルをAIが予測し、Googleドライブ内の「候補リスト」へ表示
- WordやExcelなどMicrosoft Officeのファイルも編集が可能
なお、有料版はプランに応じて、1人30GB以上を保存できます。
3.Googleドキュメント:共同編集できるドキュメント
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
Googleドキュメントは文書の作成ソフトで、下記の機能を備えています。
- 変更はすべて自動で保存
- リンクを送るだけで簡単に共有
- Googleドキュメントへのコメントや変更をGmailで通知
会議をしながら共同で議事録の作成も可能です。
4.Googleスプレッドシート:共同編集できる表計算ソフト
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
Microsoft OfficeであればExcelにあたるのが、Googleスプレッドシートです。スプレッドシートには、下記の機能があります。
- Microsoft のショートカットやファイルと互換性あり
- 400超の関数を搭載・カスタム関数の作成
- Googleフォームと連携して回答をスプレッドシートに反映
Googleドキュメントと同じく変更は自動で保存され、共同で編集することも可能です。
5.Googleスライド:共同編集できるプレゼンテーションソフト
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
Googleスライドは、PowerPointに該当するプレゼンテーションツールです。特徴は次のとおりです。
- テンプレートを使ったスライドの作成
- 共同で編集が可能
- 他の形式のプレゼンテーションをGoogleスライドへ変換
取引先でのプレゼンテーション資料をチームで同時に作成できるので、スピーディーな資料の作成が可能です。
6.Googleフォーム:簡単に作成できるアンケートフォーム
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
Googleフォームを使えば、アンケートの実施や意見の募集ができます。主な機能は下記のとおりです。
- 質問の並べ替えや質問形式の選択が簡単
- 自動で回答を集計し分析
- 回答時にGoogleアカウントは不要
社内アンケートや顧客アンケートを手軽に作成でき、集計作業が必要ないため、時短になります。
7.Google Keep:共有可能なクラウドメモ
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
手軽にメモをしておきたいときに便利なツールが、Google Keepです。下記の特徴があります。
- メモした内容をGoogleドキュメントにコピーできる
- ラベルを追加してカテゴリ別に分類
- リマインダーの設定
Google Keepも共同で編集が可能なため「チームでToDoリストを作成し、残りのタスクを共有する」といった使い方ができます。
8.Googleサイト:Webサイトが簡単に作れるツール
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
「Webサイトのように情報をまとめたい」という場合は、Googleサイトを使うのも1つの手です。Googleサイトは下記の特徴があります。
- プログラミングやWebデザインなどの専門スキルが不要
- クリック、ドラッグ&ドロップでサイトを編集
- 端末に適した形でサイトを表示
社外のユーザーもサイトを閲覧できますが、設定を変更してアクセスの制限もかけることも可能です。
9.Jamboard:会議が捗る電子ホワイトボード
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
Jamboardはホワイトボード端末で、手書き入力の他に次の機能を備えています。
- Google Meetを使ってJamboardを表示
- Googleドキュメントやスプレッドシートなどからデータの取り込みが可能
- Jamboard端末がなくてもJamboardアプリからアクセス可能
なお、Jamboard端末を利用するには、別途購入が必要です。「会議での生産性を上げたい」と考えている企業におすすめします。
10.Cloud Search:Google Workspace内の情報を検索
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
Cloud Searchは、Google Workspace内を横断的に検索できる機能です。データや資料を探す時間の短縮になり、必要な情報をすぐにチェックできます。
主な機能は次のとおりです。
- Gmail、Googleドライブ、Googleカレンダーなどから情報を検索
- アクセス権のある情報のみを検索結果に表示
- 社員の連絡先を探すことも可能
Business Standard以上のプランに限り利用できるので、プラン選びに注意しましょう。
「セキュリティ」面で出来ること3選
Google Workspaceのセキュリティ管理ツールには、次の3つがあります。
- 管理コンソール:Google Workspace全体を管理
- Valut:重要なデータを保護
- Google エンドポイント管理:組織内のデバイスを管理
それぞれ解説します。
1.管理コンソール:Google Workspace全体を管理
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
管理コンソールでは、下記のようにGoogle Workspace全体を管理します。
- 2段階認証の設定
- モバイル端末へのアプリ配布
- 端末の使用状況の確認
上記のようにセキュリティ面での管理の他、ユーザー追加といった変更も管理コンソールでおこないます。
2.Valut:重要なデータを保護
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
Business Plusプラン・Enterpriseプランで、データの保持をしてくれるのがValutです。Valutでは次のことができます。
- データの保持ルールを設定
- 停止中のアカウントから情報を取得
- 監査レポートでアクティビティを確認する
「重要なデータを退職者が所有していたけど、アカウントの停止で取り出せない」ということもなく、安心です。
3.Google エンドポイント管理:組織内のデバイスを管理
(画像引用:Google Workspace 公式サイト)
Googleエンドポイント管理で、社内のデバイスを下記のように管理できます。
- 盗難や紛失時にデータを消去
- 特定セッションへのアクセスを拒否
- 私用デバイスの仕事での利用
社内のデバイスから機密情報が流出することを防げるため、セキュリティに配慮したい企業に、特におすすめです。
Google Workpaceの料金
Google Workspaceの有料版は下記4つのプランがあります。
プラン | Business Starter | Business Standard | Business Plus | Enterprise |
---|---|---|---|---|
料金
(ユーザー1人あたり) |
680円 | 1,360円 | 2,040円 | 要問合せ |
ビデオ会議の人数 | 100人まで
(録画×) |
150人まで
(録画〇) |
500人まで
(録画〇) |
500人まで
(録画〇) |
ストレージ
(ユーザー1人あたり) |
30GB | 2TB | 5TB | 必要に応じて増加 |
ユーザー数の上限 | 300ユーザー | 300ユーザー | 300ユーザー | 上限なし |
会社の規模やGoogle Workspaceのスペックに応じてプランを選びましょう。
また、14日間の無料の試用期間があるため、購入前のお試しで使い心地をチェックしてみましょう。
まとめ
Google Workspaceは、コミュニケーション・情報共有・セキュリティ面で業務を効率化するクラウドツールが揃っています。
ツール同士で連携が取りやすい仕様になっているので、業務をスピーディーに進めたいのであれば、Google Workspaceの利用がおすすめです。
4つの料金プランがあるので、プランごとの違いを把握し、自社に合ったプランを選びましょう。
なお、下記の記事ではGoogle Workspaceにメールサーバーを移行する方法を解説しています。ぜひご一読ください。
もし、メールサーバーをGoogle Workspaceへ移行しようとお考えでしたら、サイト引越し屋さんがおすすめです。
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「近々メールサーバーを移転する予定がある。」
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そんなときはサイト引越し屋さんにお任せください。
1ドメイン3.3万円(税込)~にて承っております。
もちろん、Webサイトの引越し作業も代行可能です。
この記事を書いた人
サイト引越し屋さん編集部
日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。
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