Mysqlインポートエラー
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サイト引越し屋さん編集部

phpMyAdminによるMysqlデータベースのインポートエラー主要原因5例

WordPressのサーバー移転作業をする際など、phpMyAdminを使ってMysqlデータベースを移転先にインポートしようとすると、エラーを起こしてインポートに失敗することがあります。

そういったケースに初めて出くわすと、ついつい焦ってしまうものです。ところが、エラーはいくつかの原因に大別することができ、適切に対処すれば解決できるものがほとんどです。

そこで本記事では、phpMyAdminを使ってMysqlデータベースにインポート出来ない5つの主要原因をご紹介するとともに、その解決策を解説したいと思います。

※当記事の内容は、動画でも解説を行っております※

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その1:余計な文字列が入っているケース

旧サーバーのデータベースからデータをエクスポートし新サーバーのデータベースにインポートする際、データの中身を触るなどして余計な文字列が混入してしまった場合、インポートでエラーを起こすことがあります。文字列の他にも、全角スペースなどがあります。

その他には、旧データベースからエクスポートする際に、自動で不要な構文(データベースに関する記述)が追加されるケースもあります。代表的なのは「CREATE DATABASE」です。

この構文は、「データベースがないなら新しく作りなさい」という指示を出すものです。なので、既にデータベースが存在しているところに上記の構文が混じったデータをインポートしようとすると、エラーを起こします。

その場合には、CREATE DATABASEに続く1文を削除してインポートし直しましょう。
データベース移行の正しい手順については、こちらをご覧ください。

その2:文字コードが識別できていないケース

古いバージョンのデータベース(Mysql)からデータをエクスポートする場合、データに使われている文字コードが古い可能性があります。その場合、移行先のデータベースと噛み合わずエラーを起こすことがあります。たとえば、以下のようなエラー文です。

Unknown character set: ‘utf8mb4’

この場合には、旧データベースの文字コードを新データベース側の文字コードに合わせるか、または、エクスポートしたデータを直接編集し文字コードを書き換えてあげる必要があります。

その3:データが大きすぎてアップロード上限にひっかかるケース

記事数が多いWordPressの引越しの際に起こりがちなのが、データのアップロード上限に引っかかるパターン。

この場合、サーバー側の設定でアップロード上限の設定を引き上げるか、ツールを使用してデータベースをインポートする方法が考えられます。

サーバーの設定に関しては、自由に設定できるサービスとそうでないサービスがあるので、無理そうなら早々にツールを使用することをお勧めします。

その4:データが大きすぎてタイムアウトを起こすケース

先ほどのケースに似たケースとして、1つのテーブルに入っているデータ量が大きすぎてタイムアウトを起こすパターンがあります。

データベースはデータの種類毎に分けられており、その1つ1つをテーブルと呼びます。仮に全体のデータ量がアップロード上限に引っかからずとも、1つのテーブルのインポート上限に引っかかるとエラーを起こします。

この場合には、先ほど同様にサーバーの設定を変更する必要があります。今度はアップロード上限ではなく、サーバーがタイムアウト判定をするまでの時間を長く設定してあげましょう。

そうすることでタイムアウトせずインポート可能になります。

その5:エクスポート時に必要な設定を忘れているケース

最後はエクスポート時の設定によるエラー例です。

旧データベースからデータをエクスポートする際に『DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT コマンドを追加する』という項目があるのですが、こちらをチェックしておかないとインポート時にエラーを起こすことがあります。

その場合には、旧データベースで上記項目にチェックを入れたうえでデータをエクスポートし直しましょう。データベース移行の正しい手順については、こちらをご覧ください。

以上、Mysqlデータベースのインポートエラー例5つでした。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

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