VPSサーバーとは
  • 独自ドメイン・サーバーの選び方
最終更新日:
サイト引越し屋さん編集部

VPSサーバーとは?共用サーバーや専用サーバーとの違いも簡単に解説します

  • VPSサーバーとは何かよくわからない
  • VPSサーバーのメリットを知りたい
  • 共用サーバーや専用サーバーとの違いを知りたい

そんな方のために、今回の記事ではVPSサーバーと各種サーバーの違い、比較した情報を簡単に説明します。VPSサーバーから共用サーバーへの移転など、各種サーバー間の引越しに携わっている、サイト引越し屋さんがお答えします。

「あなたはVPSサーバーを使うべきなのか」判断の参考になれば嬉しいです。

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VPSサーバーとは

VPSサーバーとは (Virtual Private Server) の略であり、個別に分けられた仮想サーバーにより高い機能性を兼ね備えたサーバーです。

Webサイトの運営、データサーバー、プロキシサーバー、ゲームサーバーなどの構築ができます。

まずはVPSサーバーの主な特徴を見てみましょう。

VPSサーバーの特徴

VPSサーバーは近年注目されているサーバーです。コスパと機能性が高く評価されています。特徴をいくつか見てみましょう。

特徴1コストが安い

VPSサーバーはコスト面で優れています。専用サーバーなどと比べてレンタル料金が安い上に機能性も高いです。また、月額でレンタルする形なので、初期費用を安く抑え、必要な期間だけレンタルすることが可能です。

特徴2自由度が高い

VPSサーバーは仮想的にサーバーを個別に提供することができるサーバーです。そのため、他のサーバーよりも自由度が高く、よりOSやスペックなどを自分好みにカスタマイズすることができるとされています。

VPSサーバーは何ができるのか

次に、VPSサーバーで何ができるのかを解説します。

VPSサーバーは比較的に機能性が高いサーバーで、目的に応じてカスタマイズも可能です。

WordPressを運用できる

VPSサーバーでは、Wordpress(ワードプレス)の使用が可能です。

WordPressはCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の一つで、Webサイトやブログを作ることができます。

レンタルサーバー(エックスサーバーやmixhostなど)と同じく、VPSサーバーもWordpressのインストールができ、低コストでサイト運営をすることが可能です。

サーバーを構築できる【Web、バックアップ、ゲーム】

VPSサーバーを使えば、自分自身のサーバーを構築することができます。

構築できるサーバーは多岐にわたりますが、ゲームサーバー、メールサーバー、ファイルサーバー、バックアップサーバー、Webサーバーなどを作ることが可能です。

共用サーバーや専用サーバーとの違い

サーバーをレンタルするときに、共用サーバーや専用サーバーという言葉を聞いたことがあるかもしれません。

では、VPSサーバーは共用サーバーや専用サーバーとどのように違うのでしょうか。

比較して説明していきます。

比較①:各種サーバーのメリットやデメリット

各種サーバーには、それぞれ以下のような特徴があります。

専用サーバー VPSサーバー 共用サーバー
メリット
  • 一台を独占して利用できる
  • 設定の自由度が高い
  • 処理能力が高い
  • 容量が非常に多い
  • 安定したサイト運用が可能
  • 契約コストが安い
  • 個別のサーバーが使える
  • 共用サーバーではできないアプリ構築、OSの選択が可能
  • 処理力は比較的高い
  • 契約コストが一番安い
  • 専門知識がいらない
  • 気軽に始められる
デメリット
  • 初期費用が高い
  • 運用コストが比較的に高い
  • 使いこなすには専門知識が必要
  • 使いこなすには専門知識が必要とされる
  • アクセス制限が発生する可能性がある(共用なので他ユーザーの影響を受ける)
  • 他よりも機能が制限される
イメージ 一軒家

アパート

シェアハウス

シェアハウス

VPSサーバーは、専用サーバーと共用サーバーの中間のようなスペックだと言えますね。

基本的にサイト運営をこれから始める方は共用サーバーで十分そうです。

サーバーを選ぶ際の注意点

このように、サーバーには種類がありますので、選ぶ際には自分の用途に合ったものを選びましょう。

サーバーを選ぶ際のいくつかのポイントを簡単に紹介しておきます。

契約する際の参考にしてみてください。

注意点①:スペックが十分かどうか

専用サーバー、VPSサーバー、共用サーバーにおける大きな違いは処理能力や容量です。安定的なサイト運営を行うには、必要なスペックに見合うサーバーを契約する必要があります。

大規模なメディア運営をしていて、大容量ストレージや高い処理能力が必須の場合には専用サーバー。そこまで高い処理能力は求めていないが、柔軟性を持たせたい場合にはVPSサーバー。ブログやアフィリエイトサイトなどの小規模なサイト運営であれば、共用サーバーで十分です。

注意点②:設定の自由が必要かどうか

2つめの注意点として、これらのサーバーはすべて設定可能な範囲が異なります。

参考として比較すると、

  • 専用サーバー:システム・できることの自由度が非常に高い
  • VPSサーバー:自由度は比較的高いが制限が多少あり
  • 共用サーバー:自由度は低くカスタマイズ範囲が狭い

もしも、自由度の高いアプリやOSにカスタムしたい場合は共用サーバーではなく、専用サーバーやVPSサーバーの利用がおすすめ。VPSサーバーはコストを抑えることができ、ある程度の機能性とカスタムの自由さを兼ね揃えています。

その中でも、最近はConoHa VPSが人気です。

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まとめ

レンタルサーバーには、大きく分けると専用サーバー、共用サーバー、VPSサーバーの3種類があることがわかりました。

最後に、各種サーバーがどんな人に向いているのかまとめておきます。

  • 専用サーバー:大容量で処理能力が高いので、大量アクセスやサーバーをカスタイマイズが必要になる人に向いている(法人向け)
  • VPSサーバー:月額費用を抑えつつ、サーバーも自由にカスタマイズしたい人に向いている(個人/法人向け)
  • 共用サーバー:月額費用を抑えつつ、小規模サイトを運営したい人に向いている(個人/法人向け)

基本的に、ブログやアフィリエイトサイトなどを運営する人は、コストを抑えるためにも共用サーバーで十分だと思います。もし、今後専用サーバーやVPSサーバーのスペックが必要になった際に、移転を行えば問題ありません。

VPSサーバーは自由度も高く、コストも安いので必要に応じてVPSサーバーを検討してみてくださいね。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。

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