Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined
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サイト引越し屋さん編集部

Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function nocache_headers()の原因と解説策を解説

WordPressにおいて下記のエラーが発生して困ってはいませんか?

Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function nocache_headers()

本記事では、このエラーの発生原因や解決策について解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。

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Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function nocache_headers()とは

このエラーは、WordPressのPHPコード内で `nocache_headers()` という関数を呼び出そうとした際に、その関数が定義されていないために発生する致命的なエラーです。

具体的なエラー内容の解説
エラー文 エラーの意味
Fatal error 致命的なエラーが発生し、スクリプトの実行が停止されたことを示します。
Uncaught Error エラーがキャッチされず、そのまま発生したことを意味します。
Call to undefined function 指定された関数が見つからないために呼び出しに失敗していることを示しています。
nocache_headers() 問題となっている関数名です。

Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function nocache_headers()の発生原因

このエラーが発生する主な原因としては以下のようなものが考えられます。

  1. WordPressの初期化が適切に行われていない
  2. テーマやプラグインの不具合
  3. カスタムコードの誤り

1. WordPressの初期化が適切に行われていない

`nocache_headers()` 関数は、WordPressのコアファイルで定義されている関数です。この関数を呼び出すためには、WordPressの環境が適切にセットアップされている必要があります。

WordPressのロード順序やテーマ・プラグインのコード内で適切に `wp-load.php` ファイルがインクルードされていない場合、この関数が定義されないことがあります。

2. テーマやプラグインの不具合

テーマやプラグインのファイルで `nocache_headers()` 関数が適切なタイミングで呼び出されていない場合や、ファイルの順序や依存関係が原因でWordPressのコアが正しく読み込まれていない場合、このエラーが発生することがあります。

3. カスタムコードの誤り

手動でWordPressのPHPファイルにコードを追加する際に、WordPressの環境がまだ初期化されていないタイミングで `nocache_headers()` 関数を呼び出してしまうと、このエラーが発生します。

Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function nocache_headers()の解決方法

このエラーを解決するためには、以下のステップを順に確認していくと良いでしょう。

  1. テーマやプラグインの問題を確認する
  2. `wp-load.php` のインクルードを確認する
  3. 関数の呼び出しタイミングを確認する
  4. エラーログを確認する
  5. キャッシュのクリア

1. テーマやプラグインの問題を確認する

テーマをデフォルトのテーマ(例えば、Twenty Twenty-Oneなど)に切り替えてみて、エラーが解消されるか確認します。エラーが解消される場合は、使用しているテーマに問題がある可能性があります。

すべてのプラグインを一時的に無効化し、エラーが解消されるか確認します。エラーが解消された場合は、プラグインの中に問題がある可能性があります。

2. `wp-load.php` のインクルードを確認する

カスタムスクリプトやテーマ・プラグイン内で、WordPressの環境を正しく初期化するために `wp-load.php` が適切にインクルードされているか確認します。

通常、WordPressの関数を使用するためには、以下のように `wp-load.php` を読み込む必要があります。

require_once(ABSPATH . 'wp-load.php');

3. 関数の呼び出しタイミングを確認する

`nocache_headers()` 関数は、WordPressの初期化が完了している状態で呼び出される必要があります。

例えば、`init` や `wp_loaded` フック内でこの関数を使用するようにすると、エラーを防ぐことができます。

add_action('init', function() {
nocache_headers();
});

4. エラーログを確認する

サーバーのエラーログやデバッグモードを有効にして、エラーの発生箇所や他の関連するエラーを特定します。

WordPressのデバッグモードは、`wp-config.php` ファイルで以下のように設定します。

define('WP_DEBUG', true);
define('WP_DEBUG_LOG', true);
define('WP_DEBUG_DISPLAY', false);

これにより、エラーが `wp-content/debug.log` に記録され、詳細な情報が得られます。

5. キャッシュのクリア

サーバーやブラウザ、またはキャッシュプラグインのキャッシュをクリアして、問題がキャッシュに起因していないか確認します。

まとめ

Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function nocache_headers()エラーは、主にWordPressの初期化が適切に行われていない場合に発生します。

問題の特定には、テーマやプラグインの切り替え、カスタムコードの見直し、ログの確認などの手順を踏むことが有効です。これらの解決策を試みることで、エラーを解消し、WordPressサイトを正常に動作させることができるでしょう。

ぜひ本記事を参考に試してみてください。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

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