• 常時SSL化
最終更新日:2024年1月29日

無料SSLを提供していないサーバーもある※サーバー選びでは要注意

契約するレンタルサーバーによって、SSL設定(SSL証明書)に関する制限は異なります。

SSL証明書には無料と有料があり、それぞれの違いはこちらのページで解説しております。

今回はSSL設定の視点からサーバーを選ぶポイントをご紹介します。

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無料SSLを提供していないサーバーがある

現在、多くのサーバーでは無料のSSL化が可能です。

ただ、サーバーによっては、SSL化する場合には有料の契約を結び年間で数万円払わなければいけないケースもあります。
つまり、サーバー側が提供するSSL証明書を購入しなければいけません。

無料SSL機能が導入されない理由としては、いくつか考えられます。

弊社で過去に対応したレンタルサーバーの中では、WebARENA SuiteXNTT Biz ホスティング メール&ウェブビジネスなどは有料SSL証明書しかないことが確認できています。

有料SSLが収益源となっている可能性

レンタルサーバーによっては、SSL証明書の販売が収益源となっていることが予想されます。

そのため、無料SSL機能を導入してしまうと収益の減少が懸念され、提供しない可能性も考えられます。

システム開発や運用にコストがかかる可能性

無料で利用できるSSL証明書として「Let’s Encrypt」が一般的です。

「Let’s Encrypt」が提供する証明書発行APIを用いた自動更新機能をサーバーに導入すると、証明書自体は無料で取得できる一方で、システムの開発や運用にコストがかかります。

多くのレンタルサーバーで増えている無料SSL機能は一般化されつつありますが、実際にはコスト面の制約から導入が難しいケースも考えられます。

証明書の種類(DV/OV/EV)に制限がある

一部のレンタルサーバーでは、プランによってDV(Domain Validation)証明書しか利用できない場合もあります。

それに対して、上位プランや法人向けプランでは、OV(Organaization Validation)組織検証やEV(Extended Validation)拡張検証の証明書が利用できることが多いです。

企業側は信頼性がより高いとされるEV証明書を好む傾向がありますが、機能面ではDV、OV、EVいずれも大きな差はありません。

サーバー選びではSSL機能も考慮する

レンタルサーバー選びでは、ディスク容量や転送量、処理速度などが主な比較ポイントですが、SSL機能も注目しておくべきです。

一般的な機能に大差がなくても、SSL機能に関しては各社で大きな違いがあるかもしれません。

  • 他社で購入したSSLサーバー証明書の持ち込みができない
  • ワイルドカード証明書やマルチドメイン証明書が利用できない
  • 無料SSLが提供されていない

など、レンタルサーバーのSSL機能については事前によく比較しておくことが重要です。

とくに無料SSLの提供有無については、大きくコストに関するところなので要注目です。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

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