プラグインと手動による常時SSL化の違い
  • 常時SSL化
最終更新日:2023年11月29日

「Really Simple SSL」プラグインと手動による常時SSL化の違い

WordPressを常時SSL化する際に、「Really Simple SSL」等のプラグインを用いて実装するか、それとも手動で実装するか迷ってはいませんか?

プラグインによる常時SSLは手軽ではあるものの、注意点やリスクも存在します。
本記事では、両者の違いやメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。

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プラグインによる常時SSL化

まずはプラグインによる常時SSL化について触れます。
有名な常時SSL化プラグインとしてReally Simple SSLがあります。

どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

プラグインによる常時SSL化によるメリット

Really Simple SSL等のプラグインを使用するメリットは、プラグインを導入して簡単な設定を済ませるだけで手軽かつ迅速にサイトをHTTPS化できることです。

特に技術的な知識がなくても実装可能なため、Webの技術がない方でも対応が可能です。

プラグインによる常時SSL化のデメリット

Really Simple SSL等のプラグインを使用するデメリットとしては、プラグインが増えることで動作が重くなったり、表示スピードが遅くなる可能性があります。

また、プラグインの更新が滞るとサーバー環境によっては正常に動作しなくなったり、1番問題なのはセキュリティ上のリスクです。

例えば、Really Simple SSLは2023年11月現在、設定内容によっては重大なセキュリティホール(セキュリティ上の欠陥)が見つかり、WordPress管理画面上でも一部のユーザーには重度の注意喚起が表示されています。
※今後プラグインのアップデートにより解消する可能性もあります。

手動での常時SSL化

対して、次は手動での常時SSL化について触れていきます。

手動での常時SSL化によるメリット

手動で常時SSL化するメリットは、一度実装してしまえば半永久的に反映され続けることです。
先ほどのプラグインによる実装のように、時間とともに急に動作しなくなったり、ハッキングの温床になる心配がありません。

また、サイトのパフォーマンスにおいて余分な負荷がかからないため、表示スピードも落とさずに済みます。
表示スピードは昨今のSEO環境において非常に重要な要素になっているため、注視しておきたいところです。

手動での常時SSL化によるデメリット

逆にデメリットとしては、技術的な知識が必要であることです。
設定ミスやドメイン書き換えで失敗すると、サイトが正常に表示されなかったり、動作不良を起こすリスクがあります。

また、手動での常時SSL化には時間と作業のコストがかかることも考慮する必要があります。

結論:手動で実装が推奨です。

以上、本日はプラグインによる常時SSL化と手動での常時SSL化を比較させていただきました。
いかがでしたでしょうか?

両者のメリット・デメリットを考慮すると、セキュリティと恒久性の観点から、手動での常時SSL化をお勧めします。
技術的なハードルはあるものの、一度実装すれば解決できることから、実施に見合った価値はあるかと思います。

本日の記事はここまでになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

サイト引越し屋さん編集部

日本で最も利用されているサーバー移転&保守代行サービス『サイト引越し屋さん』の中の人です。 サイト引越しに関わる技術情報をはじめ、WordPressやその他のWebサービスに関するノウハウを発信しています。 全日本SEO協会所属。日本ウェブ解析士協会(WACA)所属。

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